情報漏洩・通信不能の防止のため、空調設備の整った通信設備専用の施錠された部屋に設置することが望ましい。また、定額制の保守契約を結ぶことが一般的である。製造停止から年月の経ったものは、保守不能の場合がある。工事の際は、電気通信設備工事担任者の監督が必要である。 構内交換機の歴史年方式メーカ制御方式外線電話回線内線電話回線内線端末備考 典拠管理データベース: 国立図書館
構内交換機の歴史
アナログISDN光IP電話有線無線有線無線
パルストーン標準電話機専用ボタン電話機IP電話機PHS DECT無線IP電話機
1902年手動交換機日本電信電話公社交換手○---共電式-○----加入電話と私設電話との接続が可能となる
1940年代ステップバイステップ交換機 ○---アナログ・パルス-○----内線相互通話のダイヤル自動化・外線との相互接続は交換手
1950年代クロスバー交換機クロスバースイッチ○○---○----内線からの外線発信が自動化。外線から内線への通話は中継台経由または、着信を局線表示板に表示し特番で応答する方式。
1960年代事業所集団電話○○--アナログ・パルス・トーン-○----外線から内線への直接着信も可能となった
1970年代後半電子交換機NTT蓄積プログラム方式○○---○----代表ダイヤルインサービス対応
1980年代後半デジタル交換機蓄積プログラム・時分割スイッチ交換方式○○○外付けアダプタデジタルバス配線マルチゾーンコードレス電話○マイクロプロセッサ内蔵-○-ビジネスフォンとは、回線数・設置場所・保守対応のみの差
2000年代○○○デジタルスター配線○-○-小規模のものは、端末を共通化した同一メーカーのビジネスフォンに置き換えられるようになった。
2010年代IP-PBXSIP・IPルーティング○○○直接収容IP回線による遠隔地の端末の直接接続も可能○-○○○ソフトフォン・スマートフォンアプリケーションによる内線接続も可能
脚注[脚注の使い方]^ ⇒PBX(構内交換機)業界 WebBCN
関連項目
内線電話 : 機能など
ビジネスフォン : 機能が制限された小規模の装置
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