梁朝偉
[Wikipedia|▼Menu]

トニー・レオン

本名梁朝偉
梁朝?
別名義偉仔(ワイジャイ)
阿偉(アーワイ)
生年月日 (1962-06-27) 1962年6月27日(61歳)
出生地 イギリス領香港
身長171 cm[1]
血液型A型
職業俳優歌手
活動期間1982年 -
配偶者カリーナ・ラウ2008年 - )
主な作品
悲情城市
欲望の翼
ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌
恋する惑星
楽園の瑕
シクロ
ブエノスアイレス
花様年華
HERO
インファナル・アフェア』シリーズ
2046
ラスト、コーション
レッドクリフ』シリーズ
グランド・マスター
シャン・チー/テン・リングスの伝説

 受賞
カンヌ国際映画祭
男優賞
2000年花様年華
ヴェネツィア国際映画祭
栄誉金獅子賞
2023年
その他の賞
香港電影金像奨
最優秀助演男優賞
1987年『野獣たちの掟』
1989年『風にバラは散った』
最優秀主演男優賞
1994年『恋する惑星
1997年『ブエノスアイレス
2000年『花様年華』
2002年『インファナル・アフェア
2004年『2046金馬奨
最優秀主演男優賞
1994年『恋する惑星』
2002年『インファナル・アフェア』
2007年『ラスト、コーションアジア・フィルム・アワード
主演男優賞
2022年『風再起時』

テンプレートを表示

梁朝偉
トニー・レオン
各種表記
繁体字:梁朝偉
簡体字:梁朝?
?音:Loeng4 Ciu4wai5
和名表記:トニー・レオン
発音転記:リョン・チウワイ
英語名:Tony Leung Chiu-wai
テンプレートを表示

梁 朝偉(トニー・レオン、Tony Leung、広東語: リョン・チウワイ、北京語: リャン・チャオウイ、1962年6月27日 - )は、香港俳優歌手愛称に偉仔(ワイジャイ)、阿偉(アーワイ)がある。血液型A型。身長171cm[1]。母語の広東語の他、北京語英語を操る。
プロフィール
テレビスターになるまで

10歳で両親が離婚、母子家庭に育つ。英語教育を施す私立幼稚園から中高一貫教育の地利亞修女紀念学校に進学、飛び級で卒業した後、進学を断念して数々の仕事を経験。同い年のチャウ・シンチー(周星馳)に誘われ、香港最大手のテレビ局・無綫電視(TVB)の俳優養成所を受験して合格。養成所時代から容貌と演技力を買われ、児童向け番組の司会を経て、金庸の人気武侠小説を原作とした時代劇『鹿鼎記』や警察官の青春を描いた『新紮師兄』(新米警官)などのヒットドラマに出演。お茶の間のアイドルとして人気を集め、一年先輩のアンディ・ラウ(劉徳華)と並んでテレビスターとして一世を風靡した。
映画界へ進出

1983年頃より映画界に転身。映画俳優としてのブレイクスルーとなった作品は、1992年ジョン・ウー(呉宇森)監督作でチョウ・ユンファ(周潤發)と共演した『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』であると一般にいわれている。

台湾のホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の映画『悲情城市』(1989年)では、二・二八事件によって家族が崩壊してゆくありさまとインテリ青年らの逮捕・投獄・処刑を目撃し時代の荒波に身をさらしてゆく聾唖の主人公(当初は科白のある役だったが、台湾語(?語)ができないため、話せないという設定に変更された)を演じ、この作品がヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞、またレオン自身も俳優として国際的な注目を集めた。2000年に『花様年華』で香港人として初めてカンヌ国際映画祭男優賞を受賞、国際的にも高い評価を獲得するに至っている。
国際派スターへの成長香港星光大道,梁朝偉手印

スタンリー・クワン(關錦鵬)監督の紹介で知り合ったウォン・カーウァイ(王家衛)監督にたびたび起用され、同監督の作品では、『欲望の翼』(1990年)、台湾映画賞の金馬奨で主演男優賞を受賞した『恋する惑星』(1994年)、『ブエノスアイレス』(1997年)などがあり、これらの作品は女性を中心として日本でも注目を集め、国際的に高い評価を得ている。2004年には五年越しでようやく完成したカーウァイ監督作品『2046』(2004年)に実質主演。木村拓哉や、コン・リー(鞏俐)、フェイ・ウォン(王菲)、チャン・ツィイー(章子怡)らとの共演が注目された。

近年のヒット作にはチャン・イーモウ(張藝謀)監督の『HERO』(2002年)、アンドリュー・ラウ(劉偉強)監督の『インファナル・アフェア』(2002年)、金城武と共演の『傷だらけの男たち』などがある。2006年出演したアン・リー(李安)監督の『ラスト、コーション』は、2007年ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞。2008年にはジョン・ウー(呉宇森)監督の『レッドクリフ』に出演。2部構成のうち第1部が7月10日に中国で公開(日本公開は11月1日)され、第2部は2009年1月8日に公開された(日本公開は2009年4月10日)。

ほかの出演作では、『ワイルド・ブリット』のジョン・ウー(呉宇森)監督、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞と国際評論家賞を受賞した『シクロ』のベトナムフランストラン・アン・ユン(Tran Anh Hung)監督らからも高く評価され、香港だけでなく中国の名作、話題作、大作に出演。香港、台湾、中国、ベトナム、韓国、そして日本など、東アジアで厚いファン層から人気を集めている。また中国語圏では80年代と90年代の二度に渡り、歌手としても活躍したことがある。

2008年7月21日、ブータン王国で長年のパートナーであるカリーナ・ラウ(劉嘉玲)と結婚式を挙げた。

2015年6月、フランスレジオンドヌール勲章オフィシエを受章[2]

2021年、デスティン・ダニエル・クレットン監督の『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でハリウッドデビュー。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:57 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef