さくらい ひろこ
桜井 浩子
『キネマ旬報』1963年7月上旬号(キネマ旬報社)より
本名古矢 浩子
生年月日 (1946-03-04) 1946年3月4日(78歳)
出生地 日本 東京都
職業女優、コーディネーター
ジャンル映画・テレビドラマ
活動期間1957年 -
活動内容1961年:『紅の海』
1966年:『ウルトラQ』
1966年:『ウルトラマン』
1971年:『曼陀羅』
主な作品
映画
『紅の海』
『社長外遊記』
『新宿そだち』
『曼陀羅』
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』テレビドラマ
『ウルトラQ』
『ウルトラマン』
『独身のスキャット』
『真・女神転生デビルサマナー』
『ウルトラマンマックス』
受賞
日本映画批評家大賞
ゴールデン・グローリー賞
2009年
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桜井浩子
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チャンネル
ROCOTALK
桜井 浩子(さくらい ひろこ[1]、1946年3月4日[2] - )は日本の女優。円谷プロダクション所属のコーディネーター、プロデューサーでもある。『ウルトラQ』の毎日新報・カメラマン・江戸川由利子役、『ウルトラマン』のフジ・アキコ隊員役で知られる[2]。
本名は古矢浩子。愛称はロコ。東京都出身[2]。
来歴『ウルトラマン』。左から二瓶正也、石井伊吉、小林昭二、桜井浩子、黒部進、津沢彰秀。
少女雑誌『なかよし』連載の小説「ひとみちゃん」が写真小説に変わるにあたってモデルを募集していたのに応募、抜擢されて1956年1月号よりヒロインを務めてメディアに初登場。作者の三谷晴美はのちの瀬戸内寂聴である。
児童劇団に所属した1957年(昭和32年)に子役として『船頭姉妹』『逢いたいなァあの人に』に出演する[2]。14歳のときにコンテスト「ジャクリーヌ・ササール(フランスの女優)に似ている人」に応募、当選確実になりながら年齢資格に満たず失格。そのときたまたま東宝のプロデューサーに認められて1961年、中学卒業と同時に東宝へ入社。オール東宝ニュータレント1期生となる[2]。同期に丸山謙一郎、藤山陽子がいる。同年『紅の海』(谷口千吉監督作品)で本格的にデビュー[2]。ついで『河のほとりで』(千葉泰樹監督作品)、『社長外遊記』、『続・社長外遊記』(いずれも松林宗恵監督作品)、『青べか物語』(川島雄三監督作品)などに出演。なかでも、『青べか物語』の左卜全の初恋の少女役が認められ、中川ゆき、南弘子と共に『スリー・チャッピーズ』として売り出される。この時代の作品は、ほかに『お姐ちゃん三代記』(筧正典監督作品)、『ああ爆弾』(1964・岡本喜八監督作品)などがある。
1966年1月スタートの『ウルトラQ』(TBS/円谷プロダクション。製作決定は1964年8月、クランクインは同年9月27日。桜井は当時18歳)に、カメラマン・江戸川由利子役で出演し注目を浴びる。同年7月からは後番組の『ウルトラマン』に科学特捜隊のフジ・アキコ隊員役で引き続き出演し、更に人気を確かなものにした。この2役により、テレビの特撮番組におけるヒロインの草分け的存在となった。
1967年『颱風とざくろ』を最後に東宝を退社しテレビドラマを中心に活動。