栄_(名古屋市)
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第二次世界大戦末期には、2年に満たない期間だけではあるが、現在の中区の北半分に栄区が設置されたことがある[WEB 16]。戦後、復興計画として久屋大通錦通の大通りを整備し、その後、そこに公園・地下鉄・地下街といった公共施設を整備することにより、栄地区は名古屋の商業の中心地として大きく発展してきた。

近年は栄公園の整備などが行われたが、名駅地区の発展が目覚しく、栄地区は名古屋の中心地としての地位はいまだ揺るがないものの、今後の活性化策が模索されている。
町名の由来

地区内の旧町名のうち、比較的知名度の高い栄町からとって「栄」とした[3]。栄町の由来は、明暦年間(1655?1658年)頃から栄村(さこむら、のちの中村区栄生町)の住民が店を出して商売をするようになったことによるという[4]
沿革
栄町

1878年(明治11年)12月28日 - 広小路片町の改称により、
名古屋区栄町が成立[1]

1889年(明治22年)10月1日 - 名古屋市成立により、同市栄町となる[1]

1908年(明治41年)4月1日 - 中区成立により、同区栄町となる[1]

1944年(昭和19年)2月11日 - 栄区成立により、同区栄町となる[1]

1945年(昭和20年)11月3日 - 栄区廃止により、中区栄町となる[1]

1966年(昭和41年)3月30日 - 一部が中区栄二丁目・栄三丁目[1]および二丁目[5]にそれぞれ編入される。

1969年(昭和44年)10月21日 - 一部が栄三丁目に編入される[1]

1976年(昭和51年)1月18日 - 残部が栄三丁目・錦三丁目にそれぞれ編入され消滅[1]

栄一丁目?栄五丁目

1966年(昭和41年)3月30日 - 住居表示実施に伴い、以下の通り中区栄一?三丁目が成立[1]

一丁目 - 中区横三ツ蔵町木挽町竪三ツ蔵町天王崎町常盤町中ノ町西洲崎町東角町東洲崎町広小路通南園町南伏見町役割町の各一部

二丁目 - 中区入江町南桑名町南長島町八百屋町の全域および栄町・白川町末広町鉄砲町・東角町・富岡町日出町・広小路通・南伏見町・御幸本町通・横三ツ蔵町の各一部

三丁目 - 中区住吉町南伊勢町南呉服町の全域および大坂町・栄町・末広町・鉄砲町・富沢町針屋町南大津通南鍛冶屋町南久屋町・御幸本町通・門前町矢場町の各一部


1969年(昭和44年)10月21日 - 以下の通り、栄四?五丁目が成立[1]

四丁目 - 中区七曲町全域および西新町池田町・大坂町・新栄町西瓦町南新町・南久屋町・南武平町宮出町の各一部

五丁目 - 中区松島町全域および池田町・月見町東陽町西川端町・西瓦町・東川端町松元町丸田町南瓦町・南久屋町・南武平町の各一部


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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