一般的にテレビ撮影中(本番中)は静音対策をしたカメラを用いるなどしなければならないが、ペーは本番中でもカメラ撮影をしている。『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』では、「報道カメラマン」(問題によっては「戦場カメラマン」)扱いである[注 6]。
1999年のビートたけしの母の葬儀に、ペー・パー子夫妻はピンクのスーツに黒いネクタイをつけて参列した。しかし夫妻が棺桶の遺体の写真を無断で何枚も撮影したせいで、たけしの兄らに激昂されて[8] 葬儀場から追い出されたことがある。
膨大な枚数の写真とネガを保管するため、自宅とは別にマンションを借りていたが、2005年からはデジタルカメラを取り入れた。しかし2006年10月25日の荒川の土手を散歩中に、画像約900枚が入った当時愛用のデジタルカメラ(ペンタックス optio S6)を紛失してしまった[注 7]。
2011年6月には、有名人の秘蔵ショットを被写体の誕生日順に収録した写真集『林家ペー、パー子の爆笑芸能写真館』(シンコーミュージック・エンタテイメント)を出版[3]。
2019年11月時点で夫婦が撮った有名人や仕事場での写真の累計枚数は5万枚を越えており、現像が追いついていない状態[10]。また気に入った写真は後日大きく引き伸ばして本人にプレゼントしたり、テレホンカードにして周囲に配りもした。 桃色(ピンク)をこよなく愛し、派手なピンクの衣装で有名だが、私服でもピンク系統の服が多いと月曜から夜ふかしで語っている。 若手時代のペーはいつも地味な服装で過ごしていた[11]が、結婚後パー子のピンク色のセーターを何気なく借りて外出した。すると仕事関係者から「今度2人でピンク色の衣装で舞台に出てみれば?」と言われ、それをきかっけに夫婦は仕事時にピンク色の服を着始めた[12]。 ただしピンク色の衣装にまだまだ抵抗があったペーは、内心迷いながらピンクを着てそれ以降仕事に臨んだ。しかしその後出会ったテリー伊藤から、「テレビはビジュアルが命だから、派手なピンク色の方がいい」と後押しされたことで吹っ切れ[12]、積極的にピンク色を着るようになった[11]。 「芸人に年齢なし」という信念から、生年をあまり公表したがらず誕生月日のみ言う場合[3]や「年齢非公表」とする場合がある[4][13]。 マネージャーはいるが、スケジュール管理は夫婦で行っている[14]。 身長157cm[15]の小柄な体型で、パー子とは背格好が似ている[5]。 髪型のアフロヘアーは、妻のパー子が郷ひろみ(一時期は髪型をアフロヘアーにしていた)のファンであるため行っている。ペーがアフロにした当時、郷の母親が原宿の美容院を開いており、ペーもそこで長年パーマをかけてもらっていた[11]。 テリー伊藤の助言以降、仕事が増えたことから「テリーさんは、僕ら夫婦にとって恩人」と評している[12]。 夫婦の目標は、きんさんぎんさんのように元気に100歳以上長生きすること[16]。 メジャーリーグの選手であるイチローのファンとしても知られる[注 8]。2006年、2009年に東京ドームで行われたワールド・ベースボール・クラシックの東京ラウンドをエキサイトシートで観戦していたが、応援している模様をテレビで映し出された。 大ファンのイチローにあやかり、「幸イチロー(こういちろー)」と名づけた愛犬(雄の柴犬)を飼っていた[17]。2人は幸イチローを自分たちの息子のように可愛がり、特にパー子が溺愛していた。幸イチローがボールを投げても取らないなど言うことを聞かなかったことから、言うことを聞くようにと「どうぶつ奇想天外!」(TBS系列)でドッグトレーナーに指導してもらったことがある。その後幸イチローは2010年に亡くなった[17]。 愛車はトヨタ・カローラが好きで、前述の郷がイメージキャラクターだった5代目モデル(80系、1983年発売)からモデルチェンジの度に乗り換えていた。「車のことを英語で『カローラ』って言うと信じてたぐらい」とのこと。一度『所印の車はえらい』という番組でフォルクスワーゲンを購入するが、『天才!たけしの元気が出るテレビ』のクイズ(正解したらポルシェに交換してもらえるという企画)で不正解となり潰されてしまった。 一番長く乗ったのは7代目のカローラレビン(110系、1995年発売)で約15年乗って走行距離は約12万Kmまで走ったが、2014年7月に北赤羽駅前の交差点でペーが運転するレビンがオートバイと接触し、はずみで電柱に激突する事故を起こしている(オートバイの男性は軽傷で、ペーは無事だった)。この事故以降、車の運転はしていないという。 好角家としても知られ、両国国技館にパー子と共にプライベートで訪れている様子が大相撲中継でも映し出されている(プライベートであるため、当然映るだけ)。しかし、プライベートであっても、いつものピンクの派手な衣装にカメラ片手というスタイルは変わらない。また、撮影するところも放送されている。応援している力士は遠藤聖大[18]。遠藤の出身地の石川県穴水町に、初代林家三平の妻である海老名香葉子が1945年の終戦前後に疎開していたことなど、穴水町と林家一門に交流があることによる[19]。 投稿マニアでもあるペーには、『土曜一番!花やしき』という土曜朝の情報番組に毎週素人のふりをして川柳コーナーにFAXを送り続けていたが、同番組の構成作家をしていた親交のある小泉せつ子に見破られ、翌週番組に引きずり出されていたというエピソードもある。その時まで使っていたペンネームは「PP砲」だった。 「どうでもいいくだらない話」が好きなことから、自身の「余談ですが…」という雑学や特技の誕生日覚えに繋がった[3]。 大の麺類好きだが、健康志向のパー子の指示でラーメンを食べる回数をかなりセーブしている[10]。嫌いな食べ物は、納豆ととろろ芋[注 9]。ビール好きで、強い酒は苦手[注 10]。
ピンク色の衣装
人物像
考え方など
趣味など
出演
テレビ番組
元祖どっきりカメラ(日本テレビ) - 出世作。セミレギュラー出演し、毎回同じように騙されていたため、番組構成上の『やらせ』の存在を視聴者に認識させた。
総天然色バラエティー 北野テレビ(TBS)
たけしの頭の良くなるテレビ(TBS)
天才・たけしの元気が出るテレビ(日本テレビ)
ビートたけしのお笑いウルトラクイズ(日本テレビ)
北野ファンクラブ(フジテレビ)
たまにはキンゴロー(フジテレビ)
夜鳴き弁天(フジテレビ)
ピロピロ(フジテレビ)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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