夫婦でピンク色の衣装を着始めた1970年代の頃、パー子は七三分けの髪型だったペーに「地味な髪型だと衣装のピンクに負けちゃう」と助言した。パー子の提案により、ペーの髪型をアフロヘアに変えることが決まった[9]。
この時アフロヘアを提案したのは以前からパー子が郷ひろみの大ファンで、1970年代当時彼がアフロヘアだったことから[9]。また、夫婦の趣味である有名人や仕事中の写真撮影は、パー子が郷ひろみとのツーショット写真をお願いしたことから始まった[13]。
ペーがアフロヘアに変える頃郷の母親が原宿の美容院を開いていたため、ペーもそこで長年パーマをかけてもらっていた[9]。その後郷の母親の店は閉店したこともあり[注釈 1]、現在(2022年)はパー子がぺーの髪をカーラーで巻いてアフロにしている[9]。 「嫌なこと・苦手なことはできるだけ避けて、のんびり気ままに生きたい」との考えを持っている[14]。また、夫婦共通のモットーとして「何事においても無理をしないこと。芸能界に細く長くいられるよう仕事もマイペースで」という考えを持っている[15]。 基本的に自宅で過ごすことが大好きなため[15]、仕事がない日はほとんど家から出ない[10]。家好きが講じて1990年頃前から「夫婦としては、日帰りの仕事しか引き受けない」ということをポリシーにしている[注釈 2]。 健康志向なため、パー子はスクワットと筋トレを毎日欠かさず行い、体も柔らかい[注釈 3]。 後述の通りパー子は外食NGなため、基本的に自宅で自炊したものを食べている[2]。日々の食事では夫婦の健康を考えてできるだけ添加物の少ない食材を購入し、魚・野菜・豆腐などを用いた和食中心のバランスの良い食事を作るよう心がけている[10][2]。パー子は肉類をあまり食べず、酒に至っては全く飲まない[10][注釈 4]。また、ペーが少しでも健康に悪そうな食べ方をするのを見るたびに、よく注意している[2]。 「ハッハー」などの甲高い笑い声と「ヤーダ」という口癖が特徴[13]で、共演者からは「鳥がいる」と例えられる(声を出しすぎたせいで耳が悪くなった)。ぺーからは、「彼女の芸は天性の愛嬌と独特の笑い声だと思う」と評されている[4]。 生年月日に関して、夫婦共に誕生月日のみ言う場合や[13]「年齢非公表」とする場合がある[4][16]。 パー子は、小さい頃から日本舞踊や三味線を習っていた[6]。 先述の通り意図せず突然三平の弟子になったパー子は、「流されるまま芸人になりましたが、未だに(2022年)“面白いこと”って何なのか分からないし、特に芸をしようとは思わないんです」[4]ぺーからは「本人は『芸がない』って言ってるけど実際には三味線も弾けるし、歌も踊りもできる。ただ本人にやる気がないだけ」と評されている[4]。 先述の通り郷ひろみの大ファンに加えて、ペーとともにイチローの大ファンで、夫婦で郷ひろみのファンクラブとイチローのファンクラブに入っている[10]。 極度の人見知りな性格で、初めて入る店では他人の目が気になって食べるのに苦労するため、外食をNGにしている[注釈 5]。ペーからは、「お嬢さん気質で世間知らずで天真爛漫」と評されている[4]。
人物
考え方
その他
音楽
ただ抱きしめるだけの愛で悲しませないつもりなんて(1993年) - 電波子とのユニット。パーコパコ名義。
海老名の穴(所ジョージのアルバム・「僕の犬」(1996年)収録) - 間奏で夫の林家ペーがセリフで参加。その声に合いの手のように得意の甲高い笑い声をあげている。
主な出演
テレビ出演
やじうま寄席(日本テレビ)
刑事ガンさんシリーズ6(1995年、TBS)
明日があるさ 第4話(2001年、日本テレビ)
ラブ・ジャッジ2(2004年、TBS) - 林家パー子(本人役)
最強のオヤコ(2016年、毎日放送制作・TBS) - EDの客 役
勇者ヨシヒコと導かれし七人 第4話(2016年10月28日、テレビ東京) - 兄様の後を追うヒサが変身したキャラ 役
脳にスマホが埋められた!(2017年) ‐ 林家パー子(本人役)
家政夫のミタゾノ(2018年) ‐ 林家パー子(本人役)
最後のオンナ(2020年)
映画
かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦?ファイナル(2021年8月20日、東宝) - 林家パー子(本人役)
CM
ディスカウントストア・ロヂャース ※林家ペーと共演[17]
リクルート「ゼクシィ ※林家ペーと共演
キリン「ぽっぽ茶」 ※林家ペーと共演
ダイハツ・タントカスタム(2012年 - )
ナンバーズ ※林家ペーと共演
モンデリーズ・ジャパン「クロレッツ ピンクグレープフルーツミント」(2017年) ※ Web CM、林家ペーも出演[18]
ナレーション
映画『世界の果てまでヒャッハー!』予告編(2016年) ※林家ペーと共演[19]。
出版書籍
林家ペー、パー子の爆笑芸能写真館 シンコーミュージック・エンタテイメント
アプリ
iPhoneアプリ『毎日ニュースペー☆パー365』毎日新聞社、フィーチャーフォンアプリ『林家ペー・パー子の芸能人激写マスター』エクシング
脚注[脚注の使い方]
注釈^ パー子によると「最近は数十個も小さいロッドを巻いてアフロにしてくれる美容院がなかなか見つからない」との理由により。
^ 具体的には地方営業で夜遅くなってもホテルなどには泊まらず、最終の飛行機や新幹線でギリギリ帰ってこられる仕事しか引き受けない[15]。
^ 現在(2020年)も頭の高さまで片脚を上げることができる[15]。
^ 健康を考えて自制しているのか、元々酒に弱い体質なのかは不明。
^ ぺーは、漫談家として単独の仕事もあることから時々外食している[2]。