林原めぐみ
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キングレコード側も本人の意向を理解した上での円満な契約終了となった[29]

2019年7月ソニー・ミュージックから発売された『からくりサーカス』のサントラCDに収録の「しろがねの子守唄」は、キングレコード以外のレコード会社では28年ぶりに歌手名のクレジットが林原めぐみ名義となった。

2021年3月30日、誕生日に全曲音楽配信サブスク)が解禁された。
ラジオパーソナリティ

自身の冠番組として、『林原めぐみのHeartful Station』(以下『HS』。キー局:ラジオ関西で1991年10月5日から2015年3月28日まで放送)、および『林原めぐみのTokyo Boogie Night』(以下『TBN』。キー局:TBSラジオで1992年4月11日より放送中)のパーソナリティを長年務めている。

これら番組は、声優がパーソナリティであるアニラジとしては共に『mamiのRADIかるコミュニケーション』や『ノン子とのび太のアニメスクランブル』に次ぐ長寿番組であり、『HS』は2010年11月27日、『TBN』は2011年6月26日で共に放送通算1000回を達成した。アニラジはその性質として短期間で終了するものも少なくないため、声優が週1回放送の冠番組を2番組(加えて林原の場合、同時進行でもある)で放送1000回を超える例はこれまでに無く、林原が初の例である。各番組は100回放送ごとに記念として公開録音が実施され[注 11]、ハガキによる厳正な抽選の末にファンは参加費無料で招待される。また、各番組はキューシートは存在するものの、台本・編集なしに収録が行われている。

2001年3月、『TBN』は同時間帯聴取率1位継続という長年の功績を表彰され、TBSラジオよりゴールデンマイク賞を受賞[40]。その後も人気番組としての存在感を示しており、TBSラジオでは1990年代にはブームの影響もあって多数のアニラジが放送されていたものの、2011年現在では『TBN』が同局で放送されている唯一のアニラジとなっている。

『HS』『TBN』以外でも過去にいくつかの番組を担当し、レギュラー番組としては2番組を含めて週に最大4番組を担当していた時期があるほか、聴取率調査が近づくとその人気の高さから他局のラジオ番組へ頻繁にゲストとして呼ばれており、本人はかつてこれを「出稼ぎ」と称していた。番組枠としては、過去に『HS』がTBSラジオ『JUNK』の前身『UP'S?Ultra Performer'S radio?』でネットされていたり、単発放送ながらニッポン放送の『オールナイトニッポン』の枠でもパーソナリティを4度担当したことがある。1996年1月1日(25:00 - 29:00)には、『オールナイトニッポン ニューイヤースペシャル人気声優総登場スーパーアニメパラダイス』で4時間生放送の特別番組を担当(リンク先を参照)。その後、2000年7月12日・9月27日(共に27:00 - 28:30)の2度、自身の番組『大月PのめぐみとO・SUN・PO』の特別番組としてオールナイトニッポンRに出張した。

番組中では、リスナーの就職・進学・恋愛・学生生活などの相談に対して、真摯な姿勢ではっきりとアドバイスを言うことが多い。また、文字の書き方を通じて相手の喜怒哀楽の表情を読み取ることができるということから、電子メールの文章よりも手書きの文章を好むことを明言しており、「ハガキの温もりを大切にしたい」という考えを持っている[41]。このことから、電子メールが一般的に普及してからも『HS』や『TBN』では長らくハガキでのみ投稿可能であったものの、放送開始から15年ほど経過した2007年5月になって一部の、2012年1月からはほぼ全てのコーナーについて公式サイトからの電子メール投稿受付を開始した。

『TBN』の300回突破記念公開録音の中で、アンコールの際に突然ウエディングドレス姿で現れて誕生日に結婚したことを発表したり[注 7]、2004年1月10日放送分の『HS』では妊娠を発表するなど、ブログなどの代わりとして自身の生活に関する報告にラジオが使われており、ファンもそれを情報源としている。なお、産休中の『HS』はアシスタントの保志総一朗と臨時アシスタントが担当し、『TBN』は先輩である日のり子が務めた[注 12]
作詞家

出演アニメの主題歌・挿入歌の作詞を多く手がけており、後輩である堀江由衣保志総一朗のほか、たかはしごうがボーカルを務めるバンドのバナナギャングスに詞を提供したこともある。なお、作詞をする際の名義は「林原めぐみ」ではなく「MEGUMI」としている。

初の作詞は、アルバム『Perfume』(1992年)に収録されている「STRAY CAT」「Growing Up」の2曲であり、以降多数の楽曲の作詞を手がけている。また、作詞と比較すると稀ながら作曲も行うことがあり、アルバム『Ir?vat?』(1997年)に収録されている「Thirty」で初めて手がけて以降、以下の7曲を手がけている(「Thirty」「幸せは小さなつみかさね」「ふわり」「旋律」「Forty」「たこやきのうた」「ドーナツのうた」)。


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