家族は夫と長女。夫を「相方」、長女を「ジュニア」と称している[注 17][67]。中学時代はバドミントン部[68]、高校時代は放送部・英語部・生物部・演劇の自主サークルなど複数の部に掛け持ちで所属[69]。正看護婦免許(現:看護師免許)と普通自動車運転免許(現:中型自動車運転免許8t限定)を所持している[5]。 同業の平松晶子とは親友。日のり子を姉的存在として慕っている。愛河里花子・岩田光央夫妻が長野県で行っている田植えには毎年のように手伝いに行くほか、帰省にもしばしば同行するなど家族ぐるみで付き合いが深い。 「頭が上がらない声優仲間」としては、ラジオのトークで天野由梨・佐々木望・川村万梨阿・松井菜桜子・渡辺久美子・岡本麻弥の名前を挙げていた。この内、天野由梨はアーツビジョンの養成所での同期(1期)である。また、自分のペースに巻き込めない声優に草尾毅がいる。『ポケットモンスター』で共演しているコジロウ役の三木眞一郎とは古馴染みである。また元事務所の同僚で、『エヴァンゲリオン』で長年共演し、偶然近い時期に女子を出産することになった三石琴乃とも旧知の間柄である。 檜山修之、森川智之の2人は過去に頻繁に林原のラジオに出演しており、『HS』などのコーナージングルに使用するショートコントで協力している一方、林原は2人が行っているイベント「おまえらのためだろ!」に1999年に行われた第10弾から現在まで毎回声のみの演出協力をしている。 同業以外では小説家の池上永一などと交流があるほか[70]、お笑いタレントの藤井隆とはラジオ番組で競演して以来の関係で恩人として慕われている。また、加藤夏希・栗山千明・紺野あさ美(元テレビ東京アナウンサー)・声優の能登有沙・中西優香(SKE48)などの歌手やモデル、畑健二郎[71]などの漫画家が林原のファンであることを度々公言している。
交友・対人関係
エピソード
映画『マルドゥック・スクランブル』ではキャスト選考に際し、林原は自身の都合としてオファーを2度断っている。ゴンゾによるOVA製作時は育児のため負担をかけられないという理由だった(1度目)。このとき、「今一度出演検討を」という再オファーがなされた後、仕事を引き受けている[72]が、このOVA製作は頓挫したために当時の公開は実現しなかった。製作中止をFAX1枚で知った林原は、早川書房へ原作者の冲方丁宛てに、その心の内を記した手紙を林原本人とわかる業界用のサンプルCDを添えて送っている。また、劇場版製作によるキャスト選考時には「5年前に私だったから、スターチャイルドであるから、といって今私である必要はない。遠慮や気遣いは作品の方向性を見誤らせる」という理由だった(2度目)。しかし、この際にも前回と同様に再オファーがあり、最終的に仕事を引き受けることとなった[72]。アフレコ作業に際して、主人公ルーン・バロットは火傷により声帯(肉声)を失っているという設定であったためにスタッフは試行錯誤を繰り返し、林原は通常のマイクとは別に首と喉に骨伝導用マイクも装着。合計3つのマイクを用いるという一風変わったアフレコを行うこととなった[73][74]。
声優としての仕事の一環として海外にも何度か足を運んでおり、1993年(6月25日 - 27日)と1995年(7月7日 - 9日)にはアメリカのカリフォルニア州で行われたアニメアメリカ