林原 めぐみ(はやしばら めぐみ、1967年〈昭和42年〉3月30日[1][10][11] - )は、日本の女性声優、歌手、ラジオパーソナリティ、作詞家(MEGUMI名義)、エッセイスト。東京都北区[3][6]出身、ウッドパークオフィス所属、愛称は「めぐさん」「閣下」「食料大臣」など。
デビュー以来長年にわたり、人気声優として多彩な分野で活躍しており、第3次声優ブームの源流かつ最も代表的な人物。特に歌手活動においては、声優がレコード会社と専属契約をする先駆けとなり、本格的かつ継続的な活動を初めて行ったことで“声優アーティスト”の礎を築いた[12]。
代表作は、『新世紀エヴァンゲリオン』(綾波レイ)、『ポケットモンスター』(ムサシ)、『らんま1/2』(早乙女らんま)、『スレイヤーズ』(リナ=インバース)、『名探偵コナン』(灰原哀 / 宮野志保)、『SHAMAN KING』(恐山アンナ)、『カウボーイビバップ』(フェイ・ヴァレンタイン)など[13][14]。 (※ #活動上の方針・#エピソード・#出演・#ディスコグラフィ・#著作物については、対応する各節を参照) 小さいころの夢はテレビアニメ『キャンディ?キャンディ』を観ては看護婦はいいなと思い、スチュワーデスの作品を観てはスチュワーデスはいいなと、思っていたという[4]。 小学生の時に映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』を鑑賞し[15]、キャラクターを演じる「声優」の存在を初めて意識した。以降、声優という職業に関心を持つようになっていった。また、同じくデビュー前である小学生の時には、『銀河鉄道999』関連のイベントに参加して、会場に不在だった池田昌子に代わってメーテル役に挑戦し野沢雅子から称賛されたことがある。後年同じ松本零士作品である『クイーン・エメラルダス』への出演が決まった際には、感動したと語っている[16]。 高校時代に進路を決める際に、過去に父親が病気で倒れたことや手に職をつけたいという考えから、当初は現実的な道として国家資格を取得して看護婦(現:看護師)になることを目指した[17]。
略歴
デビュー前