2008年にはOVA作品『絶対衝激 ?PLATONIC HEART?』のDVD発売元となっている。
特撮
神州天馬侠(1967年6月18日-12月31日)
ダイハツ工業一社放映枠で放映された児童向け時代劇、大ワシなどに特撮が使われた。
魔女はホットなお年頃(1970年10月31日 - 1971年3月27日)
和製「奥様は魔女」を志向した、魔法少女もの。
参上! 天空剣士(1990年4月1日 - 9月30日・(実製作は京都映画)
超能力で浪人が変身する、特撮時代劇。
魔弾戦記リュウケンドー(2006年1月8日 - 12月31日)
松竹初のTV特撮変身ヒーローもの。
トミカヒーロー レスキューフォース(2008年4月5日 - 2009年3月28日)
松竹の特撮ヒーロー2作目にして初めての巨大ロボット(レスキューマックス)が登場。
松竹がこの分野に本格的に参入したのは上掲の通り、つい近年のことである。しかしながら、1960年代に黒い編笠などのヒーローものに連なる30分ドラマを制作し、その中で散発的に特撮を使った作品を製作しており、また劇場用映画として1967年に宇宙大怪獣ギララ、1968年に吸血鬼ゴケミドロ、吸血髑髏船、昆虫大戦争を僅か4本ながら製作している(この「ギララ」は「男はつらいよ 寅次郎真実一路」にも冒頭の寅次郎の夢シーンで登場する)。尚、ゴケミドロの企画及び特撮にピープロダクションが参加しているが、同社は同時期の神州天馬侠と風でも特撮を担当している。
アニメーションへの参入は更に古く、1933年に「力と女の世の中」を松竹蒲田撮影所が製作するが経済的事情により、わずか3作品で終わる(いずれも現存せず)。1941年には、当時の漫画映画ブームに着目して松竹動画研究所を設立、「フクちゃんの奇襲」(原作・横山隆一)など戦時下にも拘わらず終戦までに6作品を製作発表している。この松竹動画研究所は日本アニメーション界の草分け的存在であり、日本のアニメーション史に名を残す傑作『くもとちゅうりっぷ』や『桃太郎 海の神兵』など、叙情的なアニメ作品を戦時中に世に送り出したことで知られる。セル画の全編使用などアニメーションの製作技法を確立し、クオリティの高さに手塚治虫が感涙した逸話もある。これらの経緯から日本のアニメーションに、直接的にも間接的にも多大な影響を与えている。 多くの歌舞伎俳優と専属契約を結んでおり、歌舞伎の制作ならびに興行をほぼ独占している。昭和以降、歌舞伎俳優の集約が進み歌舞伎興行を事実上、独占することとなった。国立劇場での歌舞伎公演も、松竹の協力なしには成り立たない。歌舞伎座・南座・大阪松竹座など傘下の劇場で定期公演を行うほか、『松竹大歌舞伎』として全国巡業を実施し、国立劇場公演にも協力している。 歌舞伎に関する商標も多く取得している[17]。 1922年(大正11年)、大阪松竹座開場にあたり松竹楽劇部(後、大阪松竹歌劇団)を創設。1928年(昭和3年)に東京松竹楽劇部(後、松竹歌劇団)が創設された。東西それぞれでレビューを上演し、少女歌劇文化の隆盛に貢献した。1957年(昭和32年)に大阪松竹歌劇団が松竹から独立し、OSK日本歌劇団と改称して今日に至る。松竹歌劇団は東京を中心に活動を続けたが衰退し、1990年にレビューを終了し1996年に解散した。2004年以降、OSKが松竹傘下の劇場で定期公演を行うようになったが、いまも直接の関係はない。 下記劇場は年数回松竹の興行が行われる。 ※劇場ではないが、徳島県鳴門市の大塚国際美術館・システィーナにおいて、2009年から年1回『システィーナ歌舞伎』と題する興行が行われている。
テレビ番組
カンブリア宮殿 エンタメを極めて120年 ピンチに攻める!松竹(2022年7月28日、テレビ東京)[16]
演劇・諸芸南座(京都四条川端南東角)歌舞伎座大阪松竹座(大阪道頓堀)新橋演舞場
歌舞伎
歌舞伎の内容については、歌舞伎を参照。
なお、演目については歌舞伎の演目一覧を参照。
歌舞伎公演を映像作品化する事業については、シネマ歌舞伎を参照。
新派
劇団新派を参照。
松竹新喜劇
松竹新喜劇を参照。
歌劇
東京の国際劇場を拠点に興行されていたレビューについては松竹歌劇団の項を参照のこと。
大阪の大阪松竹座・大阪劇場(大劇)・松映(戦前のみ)を拠点としていたレビューについては、OSK日本歌劇団の項を参照のこと。
人形浄瑠璃
1909年(明治42年)から1963年(昭和38年)まで、人形浄瑠璃(文楽)の制作ならびに興行を独占していた。文楽の項を参照のこと。
演芸
東京においては、浅草公園六区と新宿角筈で軽演劇と色物中心の演芸を興行していた。浅草松竹演芸場・新宿松竹文化演芸場の項を参照のこと(正しくは、新宿は子会社である松竹第一興行の手によるもの)。
大阪と神戸では、漫才・上方落語・浪曲・奇術・音楽ショーなどの寄席興行を行っていた。松竹芸能の項を参照のこと。
劇場
歌舞伎座
新橋演舞場
大阪松竹座
京都四條南座
サンシャイン劇場(松竹系)
日生劇場
三越劇場
御園座
中日劇場
旧金毘羅大芝居(金丸座)
博多座
浅草公会堂 - 「新春浅草歌舞伎」ほかが行われる。