松本梨香
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神奈川県横浜市出身[7][8][9]代々木アニメーション学院声優タレント科特別講師[10]
略歴

小さい頃から、下町の雰囲気の中で育った[9]。兄が養護学校に通っており、「あんちゃんを守るために自分が盾になる!正義は勝つ!」という思いで、勝ち気な女子だったという[9]。父は大衆演劇座長で、劇団員など多数の人物が出入りする大家族のような環境で育つ[11]。父の「芸は身を助ける」という教えで、幼少期からピアノ日本舞踊三味線など習い事をしていたこともあり、芸事が身近にあったという[11]。父の舞台も何度も観に行き、舞台を観に来てくれた人物が帰り際に「楽しかったね。また来ようね」と言ってくれたという[11]。「お芝居ってなんて素晴らしいんだろう、自分もそんなふうに誰かを喜ばせる、幸せにすることができたらどんなにステキだろう。私も舞台役者になりたい」と自然に考えるようになったという[11]。10代の頃、日本舞踊の発表会の前日、「お客様の前に立つのがいちばん勉強になるから」と初舞台を踏む[9][11]。しかし兄の死や自分自身の病気によって舞台公演中にやむなく降板[9][11]。実際に命に関わる大病だったことから、再発が懸念されるとの理由で、舞台に立つことを禁じられる[9][11]

その中で、舞台で共演した名古屋章の勧めでアニメ『新・おそ松くん』のオーディションを受け、声優デビューを果たす[11]。その後、『絶対無敵ライジンオー』で初の主役を演じ、『ポケットモンスター』シリーズ主役のサトシ役を26年間に渡り担当し、世界的に知られるようになる[11]洋画吹き替えでは、サンドラ・ブロックドリュー・バリモアパトリシア・アークエットを多く担当。

歌手としてもJAM Projectに参加、ソロでは『仮面ライダー龍騎』の主題歌を担当したり、オリジナル曲を発売したりするなど、積極的に活動している。『めざせポケモンマスター』の収録されたシングルは、185万枚のセールスを記録した[12]Lapis Lazuliのメンバーと結成したバンド「TRiCYCLE」のヴォーカルも務める。

新・オズの魔法使い』をはじめとするミュージカル小劇場などの舞台にも出演している。

俳協演劇研究所[13]14期生[14]東京俳優生活協同組合を経て[5][6]2015年1月5日、自身のTwitterで20年間所属したサンミュージックプロダクションを離れてフリーとなったことを報告し[15]アミュレート公式サイトにて業務委託が発表された[16] 後、4月1日付けで正所属[17]となった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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