松本人志
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とにかく1回聞かないと落ち着かない」と語り[37]、『ワイドナショー』で桂歌丸の訃報を扱った際も、「いつも寝る前に落語を聞いて寝るのが日課。枝雀さんだったり、志の輔さんだったり。この日は歌丸さんの落語を聞いて寝ました。非常にきれいな丁寧な落語をされますよね」と語った[38]

お題に対しての答えをフリップに書く「フリップ大喜利」や「写真で一言」を普及させた第一人者とされている。松本以前の古典大喜利はあいうえお作文なぞかけが主流であった。「フリップ大喜利」の発端は1993年に放送開始した『ダウンタウン汁』のコーナー「お笑い頭脳バトル」である。フリップで回答するため、絵を描いてその説明によって笑わせる場合もある。2009年に芸人がフリップ大喜利で競う『IPPONグランプリ』を放送開始、前述のように松本は同番組でチェアマンを務めている。「写真で一言」は1996年から放送開始された『一人ごっつ』が原点とされている。松本は団体芸の『笑点』に対し「発想力のスポーツ」としての新たな大喜利スタイルを開拓し[39]、大喜利の競技化が進んだとされる。

数々の言い回しを世に広めた人物であり、よく使われる「サムい」や「スベる」などはダウンタウンによってポピュラーな言葉となったとされる[40]

かつては「この禁煙ブームはなんとか阻止しなければならない。ヘビースモーカーのオレにとって、タバコを吸えないのは、百害あって一利なしなのだ」と綴るほどの愛煙家だったが[41]、世間の嫌煙禁煙の煽りを受けて2004年4月頃[42]からタバコをきっぱり辞め、禁煙に成功している[43][44]

趣味はテレビゲームで、筋トレを始めたのも『バイオハザードシリーズ』の登場人物がムキムキだったのを見て「信じてもらえないかもしれないですけど、『バイオハザード』とかやってた時に、登場人物とかムキムキじゃないですか。あれに僕はいやになってきたんです。こんなガリガリの華奢な俺がね、米兵みたいなやつに助けてもらっているというかね。(プレーヤーとして)憑依してやってる場合やないなと思って。で、俺は本当、筋トレしようと思って。これマジなの」と述べている[45]

交友関係

同年代で仲の良い芸人は内村光良ウッチャンナンチャン)、ヒロミなど。プライベートで食事や旅行に行くエピソードで名の挙がる芸人は今田耕司、板尾創路(130R)、木村祐一東野幸治三又又三月亭方正千原ジュニア千原兄弟)、宮川大輔星田英利アキ水玉れっぷう隊)、陣内智則有田哲平くりぃむしちゅー)、後藤輝基フットボールアワー)、河本準一次長課長)など。芸人以外で交友があるのは中居正広古舘伊知郎甲本ヒロト辰吉丈一郎東国原英夫高橋ジョージさだまさしインタビューマン山下おにぎりなど。
騒動
女性に対する性的行為強要疑惑

2023年12月27日発売の週刊文春において、松本が複数の女性に対して性的行為を強要したとする記事が掲載された[46][47]。同日、吉本興業は「当該事実は一切ない」と否定し、松本の名誉を毀損するものとして「社として法的措置を検討する」と発表した[46][48][49]。翌28日、松本は自身のXに「いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ?」と投稿し[50][51]、2024年1月5日には、女性からの「お礼LINE」の画像を引用して「とうとう出たね」とコメントした[52][53][54]。報道後、松本が出演する番組の複数のスポンサー企業が社名表示(提供クレジット)を取りやめた[55][56][57]

2024年1月8日、松本は性加害疑惑に関する報道を事実無根とし、裁判に注力することを理由に芸能活動を当面休止することを発表した[4][58]。活動休止を受け、コンビで務める大阪・関西万博アンバサダーの活動も休止となった[59][60]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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