松戸競輪場
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1F,2F 一般席

3F 特別観覧席756席、一席1000円(全席にモニター付き、無料のドリンクサービスあり)

4F ロイヤルルーム60席、その内44席は座って投票シート、一席3000円(予想紙一紙サービス、無料ドリンクサービスあり)

第三スタンド

1センターに設置。全席有料席で場外発売時でも利用出来る。但し、後述のサービスは提供されない。

2F 特別観覧席400席、一席1000円(場外発売時500円)(全席モニター付き、無料ドリンクサービスあり)

4F ロイヤルルーム40席、一席2000円(場外発売時1500円)(予想紙一紙サービス、無料ドリンクサービスあり)

現在は全て閉鎖している。
バックスタンド

バックストレッチに設置、全席一般席。3Fは第三スタンドの特別観覧席が設置されるまで特別観覧席とされた(当時600円)。その名残として直接3Fへ繋がるエスカレーターが現存していたが、近年の入場者減少をうけて3Fそのものを閉鎖しエスカレーターは運休した(但し、2010年3月第63回日本選手権競輪開催期間中は臨時に開放された)。

2016年5月以降は、原則全て閉鎖している(但し、同年8月第59回オールスター競輪開催期間中は臨時に開放されている)。
第六スタンド

2センターに設置、全席一般席。スタンド内上部に順位・払戻表示板および大型映像機(共に当場のトータリゼータシステムを担当する富士通フロンテック製)がある。当地開催の「第54回日本選手権競輪」より、場外発売への対応から設置された(平成13年2月15日稼働)。画面サイズは463インチ[12]

2019年5月第73回日本選手権競輪が終了した後は、全て閉鎖している(その前から、スタンド上部は閉鎖されていた)。

この他、メインスタンド裏には発払い自動券売機が設置された冷暖房完備の休憩所や、選手会千葉支部のガイダンスコーナーも設けられている。
アクセス

常磐線JR東日本北松戸駅下車、徒歩2分。

TVCM

関東地方の競輪場には珍しい独自のCMがあり、同市に住む斎藤洋介が出演した。

撮影場所はJR松戸駅西口のアーケード。自転車に乗り出前中のそば屋の主人に扮した斉藤が前をダラダラと自転車を漕ぐ若者に対し「道を空けなさい」と注意するシーンで、打鐘全力走行の選手の映像に変わり涙ぐむ斉藤がアップで映り「これが自転車だ!」と台詞を言う(その時画面には「松戸競輪明日から開催」等と字幕スーパーとアナウンスが流れる)。現在はあまり放送されていないが、チバテレビテレビ東京日本テレビで流れていた。

その他建物が大きく清潔であることから競輪のCMの撮影にも良く利用されており、入り口の壁にその撮影風景の写真が掲出されている。
CMソング
「走れ!自転車」


作詞:
伊藤アキラ / 作曲:越部信義 / 歌:子門真人

レコード化はされなかったが、曲が完成した当時、関係者向けに宣伝用ソノシートが配布された。

フジテレビ系『オレたちひょうきん族』の「ひょうきんベストテン」にリクエストを呼びかけたところ、1983年7月9日放送分で4位にランクインし[13]“今週のスポットライト”として紹介。松戸競輪場で中野浩一わらべ(に扮した伊丹幸雄のぞみ役、渡辺めぐみかなえ役、太平シローたまえ役)と自転車競走をし、その間に同曲が競輪場関係者らによって歌われた(子門は出演していない)。1983年当時には存在したことから、この曲がリリースされたのは1970年代末だと思われる。

ラジオCMはニッポン放送文化放送TBSラジオでも流れており、BAYFMではPOWER BAY MORNING内、毎週火・木曜日のBAYFM AIR LINE UPDATESのスポンサーであり、午前8時14分頃(生放送のため数分の前後あり)にCMが流れる。提供読みのコピーは「燃える銀輪 松戸競輪」。CMでは終わりに「松戸け?いり?ん」と子門の台詞が挿入されている。1996年頃、同じ詞・曲で女性アイドルグループのParfaitの歌唱によるCMに変更されたが、ファンからの要望もあって再び子門の歌が使われるようになった(ただし、子門自身はその時点で芸能界を引退している)。

他場との関係

同じ千葉県にある千葉競輪場と近隣の取手競輪場との間では入場者の奪い合いにならない様に開催日を調整しており、以前は台風等で開催が順延する以外は松戸競輪場と2場が一緒に本場開催される事は無かった(現在は、一緒に開催される場合もある)。

これを利用して従業員の共有を行っており、松戸競輪場に勤めると自動的に取手、千葉のどちらかでも働く事ができ、ビッグレース開催時には千葉競輪場から応援を呼べる為、開催側従業員側双方にメリットがある。
場外車券売場

サテライト船橋千葉県船橋市

サテライト大和(宮城県黒川郡大和町)は松戸公産が施設所有していたが、2023年3月29日をもって営業を終了している[14]

歴代記念競輪優勝者

年優勝者登録地
2002年東出剛千葉
2003年鈴木誠
2005年武田豊樹茨城
2006年加倉正義福岡
2007年山田裕仁岐阜
2008年中村浩士千葉
2011年1月海老根恵太
2011年7月鈴木裕
2012年武田豊樹茨城
2013年浅井康太三重
2014年稲垣裕之京都
2017年諸橋愛新潟
2018年中川誠一郎熊本
2020年岩本俊介千葉
2021年[注 2]松浦悠士広島
2022年岩本俊介千葉
2023年深谷知広静岡
2024年

※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。


ナイターGIII(燦燦ムーンナイトカップ)

年優勝者登録地
2020山本伸一京都
2022脇本雄太福井

騒擾・暴動
1959年 松戸事件

1959年6月23日、第5レースの着順判定を巡って「八百長騒動」が発生した。観客による施設破壊などの事態を招いたばかりか、自転車協議会幹部個人の資格で[15]一部の観客に対し「車代」と称して1人あたり1000円を渡していたことが発覚した騒擾(暴動)事件である、『松戸事件』が発生した[16]

この事件後、下記の通り影響が出た。

千葉県は三ヶ月業務停止

千葉県自転車振興会は三ヶ月間松戸競輪での業務停止

1960年(昭和35年)に競輪の自粛開催を通告

一日の開催は午後のみ4時間

土日祭日開催とし平日開催の縮減

過度の観客誘致として宣伝マッチの廃止


1979年の暴動

1979年6月11日、第9レースで1位入線の選手が失格したことから、着順判定をめぐり場内に居た約18000人の観客が騒ぎ出した。このうち約500人が暴徒化、投石を繰り返すとともに施設などに放火して8人が逮捕。テレビ朝日のカメラマンがたまたま現地を取材をしていた[17]


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