1996年から1998年まで放送された『ゲゲゲの鬼太郎(第4作)』にて、鬼太郎を演じた[14]。同作品のテレビアニメにおいては3代目の鬼太郎[15]。役が決まったのはオーディションで、マネージャーが「松岡洋子だけはどうしてもやらせてくれ」と千方に言っていた[16]。それ以前は作品の名前は知っていたが見たことはなかったといい、収録に入る前は前の声優に引っ張られるのも嫌で自分なりの鬼太郎をやりたかったため過去作品はチラッと見るだけだったという[16]。2008年12月20日に公開された『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』の同時公開の『ゲゲゲまつりだ!!五大鬼太郎』でも第4作の鬼太郎を演じ、過去に鬼太郎を演じた野沢雅子(第1作・第2作)と戸田恵子(第3作)、公開当時放送されていた第5作で鬼太郎を演じた高山みなみと共演し、「『歴代の役者が集まってできたらいいな』とつねづね思っていたので話がきたときには鳥肌が立ち、一緒にやれてうれしかった」と語っている[17]。 声優としては、アニメ、外画吹き替えを中心に活躍している[18]。 演じる役柄は元気な少年、内向的な嫌味な少年など色々なタイプを演じ分けている[12]。1981年時点では声の仕事に関しては、男の子役ばかりで、女の子役はほとんど演じてくれなかった[2]。一度、オーディションで何人か一緒に受けており、「つぎ、女の子の声やってみようか。」、「私も当然受けられる」と思い、やりかけていたところ、「あ、きみはいい、やらなくていい」と言われてしまったという[2]。もっとも、男の子のキャラクターのほうが、松岡自身もスッと入っていけて演じやすいという[2]。男の子として育ったことから、子供の頃から、女の子ばかり数人グループ作っており、ああいう感じ、絶対、生理的にダメだったことから男の子の心理のほうがよくわかっていたという[2][10]。1981年時点では色っぽさにも挑戦しており、子供の頃から少し髪のばすと、すぐ切られていたが、はじめて、ここまでのばしていたという[2]。1981年時点では東京都新宿区下落合の俳協のレッスン場で、レオタード姿で、ジャズダンスを激しく情熱的におどったり、ゆかた姿でしなやかに色っぽく日本舞踊をおどっていたという[10]。 家族に妹がいる[2]。 太字はメインキャラクター。
人物・特色
出演
テレビアニメ
1974年
昆虫物語 新みなしごハッチ(デン太)
新造人間キャシャーン
1975年
アンデス少年ペペロの冒険(アステコの弟)
1977年
あしたへアタック!(福原)
一発貫太くん(相手チームA、部員A)
ポールのミラクル大作戦(子供)
ヤッターマン(男の子A)
若草のシャルロット(ジム)
1978年
一球さん(文六)
おれは鉄兵(小畑[19])
ペリーヌ物語(子供 他)
星の王子さま プチ・プランス(ジョゼッペ、ピート)
無敵鋼人ダイターン3(1978年 - 1979年、ソルジャーA、女騎士A)
1979年
機動戦士ガンダム(タチ、ジル・ラトキエ、子供A)
ザ☆ウルトラマン(少年たち)
ゼンダマン(アンドレア)
まんが猿飛佐助(1979年 - 1980年、佐助)
1980年
こぐまのミーシャ(ゴリ)
スーキャット(ミミ)
鉄腕アトム(第2作)(大目玉男、少年C)
ドラえもん(テレビ朝日版第1期)(1980年 - 1991年、ジャック 他)
トム・ソーヤーの冒険(チャーリー、町の人)
1981年
愛の学校クオレ物語(アントニオ)
怪物くん
新・ど根性ガエル
戦国魔神ゴーショーグン(真田ケン太[20])
太陽の牙ダグラム(事務員)
ダッシュ勝平(1981年 - 1982年、女子マネージャー、藤堂、涙川)
まいっちんぐマチコ先生(ゲン吉〈初代〉)
まんが 水戸黄門(1981年 - 1982年、捨丸)
名犬ジョリィ(マリア)
ヤットデタマン(ワットソン、カッパの子供、牛若丸)
1982年
愛の戦士レインボーマン
おちゃめ神物語コロコロポロン(タンタロス)
科学救助隊テクノボイジャー(ダニー、タケシ)
逆転イッパツマン(孝)
ゲームセンターあらし(客A、子供D、侍女、少年A)
忍者マン一平(亀の丞[21])
パタリロ!(季春英)
野生のさけび
1984年
OKAWARI-BOY スターザンS(ペンタ、旅人E,T)
1988年
シティーハンター2(圭子)