大学時代に加入したシェイクスピア研究会で、『真夏の夜の夢』のボトム役を演じたことで、芝居に開眼する[8]。当初は演出志望であり、シェイクスピア翻訳者の福田恆存が主宰する劇団雲で研究生をしていた事がある[9]。
評伝に、草生亜紀子『逃げても、逃げてもシェイクスピア 翻訳家・松岡和子の仕事』(新潮社、2024年4月)がある。
著書
『ドラマ仕掛けの空間』(創樹社) 1986年
『すべての季節のシェイクスピア』(筑摩書房) 1993年、ちくま文庫 2022年
『シェイクスピア「もの」語り』(新潮選書) 2004年
新版『「もの」で読む入門シェイクスピア』(ちくま文庫) 2012年
『深読みシェイクスピア』(新潮選書) 2011年、新潮文庫 2016年
共著
『東京芝居 小劇場お楽しみガイド』(川本三郎、TBSブリタニカ) 1987年
『快読シェイクスピア』(河合隼雄対談、新潮社) 1999年、新潮文庫 2001年、決定版 2018年。ちくま文庫 2011年
『絵本シェイクスピア劇場』(安野光雅画、講談社) 1998年
翻訳
『余白のあるカンヴァス』(リラン、朝日新聞社) 1976年
『背く女 女の生き方を変える本』(マリリン・フレンチ