境内東側にある山門は荘厳かつ巨大なもので、2010年度の東京都選定歴史的建造物に指定されている[2]。1940年(昭和15年)に建立、設計者は著名な建築家・建築史家の伊東忠太である。のちに黒澤明監督の映画『羅生門』に登場する門のモデルになったといわれる[3][4]。映画に登場する羅生門は二階建てだが、二階部分を取り除けば屋根の形状から石段の様子まで、東郷寺山門と瓜二つである。府中崖線の段丘(ハケ)を利用して造成されており、手前に急勾配の階段がある。山門の由来は門脇の石碑に記されている[5]。門前の枝垂桜
門前に府中市の名木100選にも選ばれた大木のほか数本の枝垂桜(しだれざくら)がある。日蓮宗の総本山である身延山久遠寺から苗を移植したもので、春には満開の花を咲かせる[6]。木によって開花の時期に若干ずれがあるが、ソメイヨシノより早く、3月下旬にはほぼ満開となる。府中市東部では、都営多磨霊園(1,600本)および同南参道と並んで代表的な桜の名所となっている。テレビ等で何度も紹介されたため有名になり見物客が年々増加、開花の季節になるとネット上に多くの画像がアップロードされる。桜のほか階段上の境内には梅の木などが植えられ、季節ごとの花を咲かせている[7]。
歴代住職
酒井日愼
南部日実
表
話
編
歴
仏教
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中道
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苦
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十大弟子(舎利弗/目連/大迦葉/須菩提/富楼那/迦旃延/阿那律/優波離/羅?羅/阿難)
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渇愛
煩悩
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三業
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諸法無我
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三十七道品
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密教
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修験道
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