東海道
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^ 『帝王編年記』は上総国の成立を安閑天皇元年(534年)とする。
^ 茨城国のほか、筑波国新治国久自国仲国高国(多珂国)、道口岐閉国
^ 鐘江宏之が「七道制と日本の律令国家運営」『律令制諸国支配の成立と展開』(吉川弘文館、2023年)の中で、陸奥国から一時期分立していた石城国は成立時に常陸国菊多郡を編入していることや太平洋沿岸沿いにある地理的観点から、東海道に属していたとする説を唱えている。










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道(みち)としての東海道主要カテゴリ > 技術社会歴史 > 交通 > テーマ史技術史交通史 > 各国の交通史 > 日本の交通史 > 街道 > 東海道東海道の概略
律令時代
概説 

東海道は律令時代に設けられた五畿七道駅路の一つで[注釈 1][注釈 2]中路)、畿内から常陸国国府へ至る道である[2]。さらに常陸国(東海道)からは、陸奥国東山道)への連絡道が設けられ、より北へ向かうこともできる重要な交通路だった。

東海道は、当初は東山道に比べると必ずしも通行は容易ではなかった。これは、多数の大河川の下流(揖斐川長良川木曽川天竜川大井川安倍川富士川相模川多摩川利根川太日川など)および東京湾・香取海を渡る必要があったためである(馬で渡れない場合は概ね渡船に頼る必要があった)。771年までは相模国からは東京湾を渡って上総国へ向かった[注釈 3][注釈 4]


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