東海テレビ
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なお、石川テレビ(23.45%)・富山テレビ(21.0%)については、隣接区域への出資比率規制緩和(1/5 → 1/3)により解消されている[6]

従来親会社であった東海ラジオ放送株式会社は、2005年(平成17年)5月31日に株式の一部を中日新聞社に売却した。この結果、議決権が50%以下となったため、親会社ではなく関連会社となっている。
事業所

本社:
愛知県名古屋市東区東桜1丁目14番27号(461-8501)

三河支社(旧・豊橋支局):愛知県豊橋市駅前大通2番48号 名豊ビル新館4階

岡崎支社(旧・岡崎支局):愛知県岡崎市唐沢町11番5号

岐阜支社(旧・岐阜支局):岐阜県岐阜市柳ケ瀬通1番12号 岐阜中日ビル

三重支社(旧・三重支局):三重県津市中央町1番1号 三重会館

四日市支局:三重県四日市市安島1丁目2番24号 - 在名民放局で四日市に支局を設置する放送局は東海テレビのみである。なお、四日市市政記者クラブには三重支社として加盟している。

東京支社:東京都千代田区内幸町2丁目1番4号 日比谷中日ビル内 - 中日新聞東京本社東京新聞)、三重テレビ放送東京支社も入居。かつては東海ラジオ放送東京支社も入居していた(現在は港区赤坂の赤坂MYビルに移転)。またフジテレビ系列局が無い山梨県で重大事故が発生した場合にも対応。

大阪支社:大阪府大阪市北区梅田2丁目4番9号 ブリーゼタワー内 - フジテレビジョン関西支社、テレビ西日本大阪支社なども入居。

過去には一宮高山豊田静岡金沢にも支社・支局が設置されていた。

出典[1]

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[7][8][9][10]
2021年3月31日現在

資本金発行済株式総数株主数
10億円2百万株222

株主株式数比率
東海ラジオ放送99万5千株49.75%
愛知県15万株07.50%
名古屋鉄道12万5千755株06.28%
中日新聞社10万7千699株05.38%
フジ・メディア・ホールディングス06万6千666株03.33%
トヨタ自動車05万5千000株02.75%
三菱UFJ銀行03万7千500株01.87%

過去の資本構成1978年3月31日現在

資本金授権資本1株発行済株式総数
10億円16億円500円2百万株

株主株式数比率
東海ラジオ放送103万2千849株51.64%
愛知県15万株7.50%
名古屋鉄道10万2千415株5.12%
フジテレビジョン6万6千666株3.33%
中日新聞社6万株3.00%
トヨタ自動車5万5千株2.75%
東海銀行3万7千500株1.87%
松坂屋3万5千株1.75%
中部電力3万5千株1.75%
1992年3月31日現在

資本金授権資本1株発行済株式総数株主数
10億円16億円500円2百万株244

株主株式数比率
東海ラジオ放送103万2千849株51.64%
愛知県15万株7.50%
名古屋鉄道10万2千415株5.12%
中日新聞社6万8千225株3.41%
フジテレビジョン6万6千666株3.33%
トヨタ自動車5万5千株2.75%
東海銀行3万7千500株1.87%
2003年3月31日現在

資本金発行済株式総数株主数
10億円2百万株236

株主株式数比率
東海ラジオ放送103万2千849株51.64%
愛知県15万株7.50%
名古屋鉄道12万2千415株6.12%
中日新聞社6万8千850株3.44%
フジテレビジョン6万6千666株3.33%
トヨタ自動車5万5千株2.75%
UFJ銀行3万7千500株1.87%

特色
技術

2009年7月より昼帯のバラエティ番組の再放送または中日ドラゴンズ戦中継があった週の時差ネットに関しては、アナログ放送でも上下に黒帯を付加してのアスペクト比16:9のレターボックスでの放送になった。

フジテレビTBSテレビは古くから深夜アニメにも字幕放送を実施しているが、東海地区ではCBCテレビのみが字幕放送を行っていた。東海テレビはかつては自社制作番組の再放送のみを字幕放送の対象にしていたが、2007年10月より深夜帯に放送される番組に対し本格的に実施した。深夜アニメも例外ではなく、同時期より放送開始したフジテレビ制作の深夜アニメ全てに字幕放送を行っている。2015年7月改編より2020年1月改編まで、CBCテレビでは深夜アニメに限り字幕放送を行なっていなかった為、同局が唯一の実施局であった。
番組制作

2016年4月2日から「オトナの土ドラ」→「土ドラ」を全国ネットで放送している。かつては1964年から2016年3月まで昼の帯ドラマを制作しており[注 3]、特に『華の嵐』『真珠夫人』『牡丹と薔薇』『冬の輪舞』といった愛憎系作品は主婦層を中心に社会現象になるほどの話題に発展し、一部の作品はスペシャル版も放送された。

自社制作の生の情報番組も存在しており、月曜日 - 金曜日に『スイッチ!』を放送している。移動中継車いすゞ・フォワードマックス)

毎年3月に開催される『名古屋国際女子マラソン』→『名古屋ウィメンズマラソン』の中継も東海テレビを制作局として、全国で放送されている。

報道の分野で新たな番組制作を行っており、特に司法の分野では『重い扉』(名張毒ぶどう酒事件の真相に迫った内容)、日本のテレビ局で初めて裁判所内部と現職の裁判官に密着した『裁判長のお弁当』(第45回ギャラクシー賞テレビ部門大賞)、『黒と白』(自白の強要問題をテーマ)、『光と影?光市母子殺害事件 弁護団の300日』(取材当時世間の逆風にあった被告側の弁護団に密着。第46回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞)といった番組を制作・放送している。

吉本興業とのパイプが太いことでも知られ、『爆笑!駐在君が行く!』・『ぐっさん家?THE GOODSUN HOUSE?』・『西川きよしのご縁です!』といった吉本興業のタレントをメインに据えたバラエティ番組を企画・制作している。何れもこの地方のみのローカル番組としてスタートしたものであるが、その後は徐々にネット局を増やしており、特に『ぐっさん家』は多数のネット局を抱えている。同番組は2004年4月から2009年3月までBSフジを通じて全国で放送されていたなど、在名基幹局の中では一番多く、在阪準キー局に近い在名基幹局でもある。

三重県の独立局三重テレビと資本関係を結んでおり、三重テレビのプロ野球中日ドラゴンズ戦中継番組の制作を支援している(三重テレビナイターの項目を参照)。


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