東日本大震災
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被災自治体名 - 陸前高田(22745,岩手県)、栄村(22885, 長野県下水内郡[注 22])、津南町(22914, 新潟県中魚沼郡[注 22]

その他、以下の震災関連で命名された小惑星がある。

東北(23649)、東日本(29157)、大震災(31152)

題材とした作品

この震災は被害・被災の規模が極めて大きく、社会全体に広範な影響をもたらしたことから、東日本大震災に関連して数多くの作品・表現が発表された。その内容は災害ドキュメンタリールポルタージュ、体験記といったノンフィクション作品をはじめ、鎮魂の思いを込めたもの、東日本大震災からの復興をテーマにしたもの、被災体験やボランティア体験を契機とした創作作品など多岐にわたる。

以下に東日本大震災に直接関連するものを挙げる。一般的な概念としての「絆」や「復興」を扱ったものは、ここでは取り上げない。
研究書・学術論文・評論

地震、津波そのものの理科学的考察が主であるものは含まない。(理科学的考察は「東北地方太平洋沖地震」へ)

齊藤誠著『震災復興の政治経済学』日本評論社16-25兆円という政府発表の被害額見積もりが過大であったとし、それに基づく復興予算が経済に及ぼす影響を検証している[457]

澤田康幸編『巨大災害・リスクと経済』日本経済新聞出版社。

エマニュエル・トッド著、石崎晴巳編訳『トッド 自身を語る』藤原書店「東日本大震災は日本の一部だけを襲い、その背後に日本の巨大な工業力がある」と指摘[457]

畑村洋太郎『未曾有と想定外 東日本大震災に学ぶ』講談社現代新書、2011年。

森一郎『死を超えるもの: 3・11以後の哲学の可能性』東京大学出版会、2013年。

リチャード・J・サミュエルズ著,プレシ南日子他訳『3.11 震災は日本を変えたのか』英治出版、2016年3月。

国土交通省 東北地方整備局『東日本大震災の実体験に基づく 災害初動期指揮心得』2015年2月

文学
ノンフィクション、ルポ、写真集ほか

五木寛之『下山の思想』幻冬舎新書、2011年。

谷口雅彦 写真集『沈黙と饒舌と 原発のある町』白夜書房 編集:末井昭 2012年。

高山文彦『大津波を生きる』2012年[458]

高嶋博視『武人の本懐 FROM THE SEA 東日本大震災における海上自衛隊の活動記録』講談社、2014年。

草谷桂子『3・11を心に刻む ブックガイド』子どもの未来社、2013年[459]

蟹江杏、佐藤史生『ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。』徳間書店、2011年。

小野智美編『女川一中生の句 あの日から』羽鳥書店、2013年。

麻生幾『前へ! ―東日本大震災と闘った無名戦士たちの記録―』新潮社、2011年。自衛隊、東北地方整備局(くしの歯作戦)、DMATなどの苦労と活躍を描いたノンフィクション。

菱田雄介[注 23]飯沢耕太郎『アフターマス 震災後の写真』NTT出版、2011年。原作『hope/TOHOKU』は震災11日後に被災地で撮影された。

安田菜津紀渋谷敦志佐藤慧『ファインダー越しの3.11』原書房、2011年12月。現地写真集。

岩手日報社『特別報道写真集 平成の三陸大津波 2011.3.11 東日本大震災 岩手の記録 [Kindle版]』岩手日報社、2014年。

佐々涼子『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている ―再生・日本製紙石巻工場―』早川書房、2014年。

外岡秀俊『3・11複合被災』岩波書店、2012年。

河北新報社河北新報のいちばん長い日文藝春秋、2011年。なお震災1年後にテレビドラマ化されている。

森健編『つなみ 被災地の子どもたちの作文集』文藝春秋、2012年。第43回大宅壮一ノンフィクション賞。80人の作文を載せたMOOK(18万部)と115人の『完全版』がある。

文藝春秋『つなみ 5年後の子どもたちの作文集』文藝春秋2016年4月臨時増刊号

谷口雅彦 写真集「津波を乗り越えた町々 東日本大震災十年の足跡」双葉社 2021年

フィクション

福井晴敏『震災後』小学館、2011年。


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