東方花映塚+〜+Phantasmagoria+of+Flower+View.
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アイテム

アイテムは、リリーホワイトや「相手の幻影」を倒すことで出現し、取得することで効果が発生する。
点アイテム
スペルポイントが上昇する。
弾アイテム
爆風では消去不可能な弾を相手に送る。
EXアイテム
大量のEXアタックを相手に送る。
Gアイテム
チャージゲージが最大になる。
あらすじ

幻想郷中で、全ての花が通常の開花の季節とは関係なく突然咲き始め、妖精たちが騒ぎ出し、さらに幽霊が大量出現した。博麗霊夢ら少女たちは、ある者は異変解決のため、ある者はただ単に異変に乗じて騒ぐために、それぞれが動き出した。

少女たちがたどり着いた先にいた閻魔の四季映姫は、次のように説明する。

60年に1度の間隔で外の世界で発生する幽霊の増加で、三途の川の案内人である死神の仕事の許容量を超える数の幽霊が幻想郷に出現したため、溢れかえった幽霊が花に憑依し、花が咲き乱れる現象が発生した。また妖精は自然そのものであるため、不自然な花に大騒ぎしていた。この異変は幻想郷の住人が人為的に発生させたものではないため、放置しておいても死神が順当に幽霊を彼岸へと運んでいき、次第に季節に関係なく咲いている花が減って、いずれは解決する。

この後、少女たちは映姫からそれぞれの理由で説教をされるのだが、それとは関係なく、映姫の言ったとおり花と幽霊は徐々に減っていった。
登場人物「東方Projectの登場人物」および「幻想郷」も参照

特筆がない限り、いずれも自機である。
新規の登場人物

ここでは、『花映塚』が初出の登場人物を解説する。厳密には射命丸文は『文花帖(書籍)』(2005年8月11日発売)、風見幽香は『東方幻想郷』が初出であるが、ここで解説する。
射命丸 文(しゃめいまる あや)
妖怪の山に住む鴉天狗ブン屋(新聞記者)を営んでいる。1000年ほど前から幻想郷に住んでおり、その力は「最高クラス」とされている。天狗に変じる前はであった。『文花帖(書籍)』や『求聞史紀』では背中に黒いが生えている挿絵が一部見受けられるが、『花映塚』や『文花帖(ゲーム)』では翼が生えておらず、『文花帖(書籍)』でも漫画「風の号外」など、翼が生えていない描写も見られる。生真面目で融通がきかない性格。幻想郷の天狗の例に漏れず、強い者の前では礼儀正しく、弱いとみなした者には強気に出る。しかし取材相手には、常に礼儀正しい。『緋想天』付属の「おまけ.txt」によると、彼女は頭脳明晰で非好戦的。思考能力は非常に高く、人の何倍ものスピードで考えを巡らせるが、唯一鬼の萃香にはいつも振り回されている。「文々。新聞」(ぶんぶんまるしんぶん)という名の新聞を執筆し発行している。真実のみを記事にし、裏の取れない情報は新聞記事にしないと発言している[7]が、ネタの自作自演や記事内容の捏造もある程度しているらしく[8][9]、同業者の姫海棠はたてからは「内容が出鱈目」と思われている[10]。天狗の新聞自体は主にその仲間が購読していて、『文花帖(書籍)』では八意永琳からその内輪振りを「学級新聞」と皮肉られている。作中でこの新聞を読んでいる場面が登場するのは、森近霖之助[11]と光の三妖精[12]である。『求聞史紀』では稗田阿求から辛辣な評価をされている一方、『香霖堂』単行本第17話では霖之助は「他の天狗の新聞よりは役に立つ」としている。『文花帖(書籍)』は彼女が書いた新聞という体裁を取っている。『文花帖(ゲーム)』は取材の様子という設定のもと、単独の自機として登場している。『花映塚』では花の異変を記事にしようと取材に出掛ける。『風神録』では、山の自警隊長である大天狗から侵入者との接触を命じられ、4面ボスとして登場する。その際は、マフラーのような和風模様が入ったシャツという服装で、『花映塚』や『文花帖(書籍)』のような丁寧な口調ではなく砕けた口調である。ZUNは天狗を「組織」のようなものとイメージしているため(山に住む妖怪は現実にある会社のような組織社会を築いているという設定)、会社員をイメージした服(シャツ)を着せた[13]。文のテーマ曲の「風神少女」(『花映塚』『文花帖(ゲーム)』で使用)は新聞記者としての、「妖怪の山」(『風神録』で使用)は天狗社会の一員としてのものである[14]
メディスン・メランコリー
鈴蘭が咲く「無名の丘」に捨てられた人形が、長年鈴蘭の毒を浴びるうちに妖怪化した存在。『求聞史紀』によれば、人間嫌いであり、それゆえ友好度は「悪」とされている。また、大きさは、やや大きめの腹話術の人形程度とされる。『花映塚』の時点では妖怪になってからまだ数年という新米だったらしく、行動や言動に幼さが残る。人間に操られる存在でしかない人形の地位向上のため「人形解放」を強く願うが、四季映姫から「貴方は少し視野が狭すぎる」と説教される。『花映塚』エンディングでは八意永琳と交友関係を持つようになるが、「人形解放」は諦めていないらしい。「毒を操る程度の能力」を持ち、ある種の植物毒を用いて人間を操ることもできる。『花映塚』付属の「キャラ設定.txt」では非生物(人形)であるメディスンには毒は全く効かないとされているが、『花映塚』ゲーム中では毒攻撃を受けた際に当たり判定がある。鈴蘭の花を「スーさん」と呼んでいる[※ 4]。小さな人型のものを連れている。
風見 幽香(かざみ ゆうか)
季節の花が大好きで、一年中どこかしら花が咲いているところへと移動している妖怪。その生活の邪魔をされると、相手が人間でも妖怪でも容赦なく無慈悲に攻撃してくる上に、元の性格が相手の神経を逆撫でするのが好きであるため、『求聞史紀』では人間との友好度は最悪とされている。長く生きているらしく
[15]、他の古参妖怪と同様、自主的に人間を襲うことは少ないとされる[16]。彼女は「花を操る程度の能力」を持つ。『求聞史紀』によれば、これは枯れた花を元に戻したり向日葵の向きを変えたりというもので、特に戦闘の役に立つような能力ではない。その代わり純粋に高い妖力と身体能力を持ち、傘や花を使って優雅に戦う。強大な力を持つ妖怪の常として、一般の人間や弱い妖怪には興味が無く、同じく強力な力を持った妖怪か特別な能力を持った人間しか相手にしない。ただし、力がある者同士が衝突すると双方無事では済まないため、長く生きる妖怪の知恵として勝負事はルールを決めて形式的に戦うことが多いという。『花映塚』では異変に驚くことなくそれを理解し、その上で楽しむこととした。
小野塚 小町(おのづか こまち)
閻魔である四季映姫の部下。死者の魂を彼岸へ運ぶ
三途の川の船頭で、「死神」という種族である。主に幻想郷の死者を担当している[17]


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