東方花映塚+?+Phantasmagoria+of+Flower+View.
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真実のみを記事にし、裏の取れない情報は新聞記事にしないと発言している[7]が、ネタの自作自演や記事内容の捏造もある程度しているらしく[8][9]、同業者の姫海棠はたてからは「内容が出鱈目」と思われている[10]。天狗の新聞自体は主にその仲間が購読していて、『文花帖(書籍)』では八意永琳からその内輪振りを「学級新聞」と皮肉られている。作中でこの新聞を読んでいる場面が登場するのは、森近霖之助[11]と光の三妖精[12]である。『求聞史紀』では稗田阿求から辛辣な評価をされている一方、『香霖堂』単行本第17話では霖之助は「他の天狗の新聞よりは役に立つ」としている。『文花帖(書籍)』は彼女が書いた新聞という体裁を取っている。『文花帖(ゲーム)』は取材の様子という設定のもと、単独の自機として登場している。『花映塚』では花の異変を記事にしようと取材に出掛ける。『風神録』では、山の自警隊長である大天狗から侵入者との接触を命じられ、4面ボスとして登場する。その際は、マフラーのような和風模様が入ったシャツという服装で、『花映塚』や『文花帖(書籍)』のような丁寧な口調ではなく砕けた口調である。ZUNは天狗を「組織」のようなものとイメージしているため(山に住む妖怪は現実にある会社のような組織社会を築いているという設定)、会社員をイメージした服(シャツ)を着せた[13]。文のテーマ曲の「風神少女」(『花映塚』『文花帖(ゲーム)』で使用)は新聞記者としての、「妖怪の山」(『風神録』で使用)は天狗社会の一員としてのものである[14]
メディスン・メランコリー
鈴蘭が咲く「無名の丘」に捨てられた人形が、長年鈴蘭の毒を浴びるうちに妖怪化した存在。『求聞史紀』によれば、人間嫌いであり、それゆえ友好度は「悪」とされている。また、大きさは、やや大きめの腹話術の人形程度とされる。『花映塚』の時点では妖怪になってからまだ数年という新米だったらしく、行動や言動に幼さが残る。人間に操られる存在でしかない人形の地位向上のため「人形解放」を強く願うが、四季映姫から「貴方は少し視野が狭すぎる」と説教される。『花映塚』エンディングでは八意永琳と交友関係を持つようになるが、「人形解放」は諦めていないらしい。「毒を操る程度の能力」を持ち、ある種の植物毒を用いて人間を操ることもできる。『花映塚』付属の「キャラ設定.txt」では非生物(人形)であるメディスンには毒は全く効かないとされているが、『花映塚』ゲーム中では毒攻撃を受けた際に当たり判定がある。鈴蘭の花を「スーさん」と呼んでいる[※ 4]。小さな人型のものを連れている。
風見 幽香(かざみ ゆうか)
季節の花が大好きで、一年中どこかしら花が咲いているところへと移動している妖怪。その生活の邪魔をされると、相手が人間でも妖怪でも容赦なく無慈悲に攻撃してくる上に、元の性格が相手の神経を逆撫でするのが好きであるため、『求聞史紀』では人間との友好度は最悪とされている。長く生きているらしく
[15]、他の古参妖怪と同様、自主的に人間を襲うことは少ないとされる[16]。彼女は「花を操る程度の能力」を持つ。『求聞史紀』によれば、これは枯れた花を元に戻したり向日葵の向きを変えたりというもので、特に戦闘の役に立つような能力ではない。その代わり純粋に高い妖力と身体能力を持ち、傘や花を使って優雅に戦う。強大な力を持つ妖怪の常として、一般の人間や弱い妖怪には興味が無く、同じく強力な力を持った妖怪か特別な能力を持った人間しか相手にしない。ただし、力がある者同士が衝突すると双方無事では済まないため、長く生きる妖怪の知恵として勝負事はルールを決めて形式的に戦うことが多いという。『花映塚』では異変に驚くことなくそれを理解し、その上で楽しむこととした。
小野塚 小町(おのづか こまち)
閻魔である四季映姫の部下。死者の魂を彼岸へ運ぶ
三途の川の船頭で、「死神」という種族である。主に幻想郷の死者を担当している[17]。船に乗せた魂との会話が、仕事中の楽しみでもある[18]サボり癖があり、『花映塚』作中では映姫に見つかってはよく怒られている。サボっている間は幻想郷にいるらしく、その様子をよく目撃されている[17]。「死神の目」で相手の寿命を見ることができるようだ[19]が、役職が「お迎え」担当ではなく船頭であることもあり、自ら相手を殺して死に導くようなことはしないらしい[20][21]。彼女は「距離を操る程度の能力」を持ち、三途の川の長さや深さを、川を渡す死者の霊のに応じて自在に変えることができる。『緋想天』付属の「おまけ.txt」によれば、普通の道の長さなども変えることができる。『花映塚』では異常に集まった霊魂が幻想郷にあふれたが、相変わらずマイペースに仕事を進めていたため異変が長引き、そのため『花映塚』小町ルートの9面では映姫にクビにされかかっている。『緋想天』では幽霊が消えていることに頭を悩ませる一方で、異常気象が各人の気質の現れだと気付くと暇潰しに見て回っている。
四季映姫・ヤマザナドゥ(しき えいき ヤマザナドゥ)
地獄に住む死者を裁く
閻魔で、死神の小野塚小町の上司。本名は「四季・映姫」で、「ヤマザナドゥ」は主に担当部門を表す役職名とされるが、『花映塚』をはじめとする登場作品ではもっぱら「四季映姫・ヤマザナドゥ」という名称で登場している。「ヤマ」は閻魔、「ザナドゥ」は楽園を意味しているらしい。閻魔は一人ではなく、死者が生前に住んでいた地域ごとの担当者として多数居るのだが、彼女は幻想郷を担当している[22]。閻魔になる前は地蔵だった[23]。己の中に善悪の基準を持ち、迷うことが絶対に無いよう、自身の持つ「白黒はっきりつける程度の能力」も使って判決を下す。一度下された判決を覆すことは不可能である[24]。鈴仙・優曇華院・イナバによれば、彼女の持つ「波」は、他の生き物と位相がずれ干渉することがない特殊なものであるため、他人を裁くことが可能となっているとのこと[25]。彼女は閻魔の仕事の休暇に幻想郷を訪れ、説教をすることもある。幻想郷ではかなりの古株なのだが人妖問わず敬遠され、強い妖怪でも彼女の前では姿を隠すという[22]。『紫香花』では、八雲紫と西行寺幽々子が映姫らしき人物を苦手としており、その人物が現れそうになると退散する、という描写があった[※ 5]。『花映塚』でボスとして現れた際は無縁塚を訪れた人間・妖怪たちに「善行を積むこと」を説き、自機として操作する際には彼女たちが善行を積んでいるか見回っている。
既存の登場人物

ここでは、『花映塚』が初出ではない登場人物を解説する。

ルナサ・プリズムリバーとメルラン・プリズムリバーと2名にはストーリーモードが存在せず、プレイで実際に使用できるのはマッチモードのみとなっている。
博麗霊夢
博麗神社の巫女。いつも異変は勘で解決できるが、今回だけは勘も働いていなかった。
霧雨魔理沙
魔法使いの少女。幻想郷のどこに行っても異変が起きているため、片っ端から回ってみることにした。
十六夜咲夜
紅魔館のメイド。今回は異変ということで見に出てきただけで、さほど危険は感じていなかった。
魂魄妖夢
冥界にある白玉楼の庭師。幻想郷の異変を知り、様子を見に来た。
鈴仙・優曇華院・イナバ
月の兎。幻想郷に花が咲いてから永遠亭の兎が騒ぎ出したため、調査に出かけた。ついでに因幡てゐを連れ戻そうともしていた。
チルノ
湖を根城とする妖精。花の異変から周りが騒がしくなったため、自分も一緒に騒ぐことにした。
リリカ・プリズムリバー
騒霊アーティスト、プリズムリバー三姉妹の三女。花の異変はあまり眼中になく、幻想郷に音ネタ集めに出ていた。
メルラン・プリズムリバー
騒霊アーティスト、プリズムリバー三姉妹の次女。花の異変はまったく眼中にないが、実はリリカの身を案じてルナサと共にこっそりとリリカの後を追っていた。
ルナサ・プリズムリバー
騒霊アーティスト、プリズムリバー三姉妹の長女。花の異変はまったく眼中にないが、実はリリカの身を案じてメルランと共にこっそりとリリカの後を追っていた。
ミスティア・ローレライ
夜雀。もともとお祭り騒ぎが好きで、今回の花の異変は格好の遊び場であった。
因幡てゐ
永遠亭の妖怪兎で、地上の兎のリーダー。花の異変に大騒ぎの兎たちと一緒に、内緒で遊びに出た。

自機ではないが、一部ステージやエンディングなどに、以下の人物が登場する。

リリーホワイト

パチュリー・ノーレッジ

レミリア・スカーレット

西行寺幽々子

八意永琳

曲目リスト
花映塚 ? Higan Retour - タイトル

春色小径 ? Colorful Path - 博麗霊夢のテーマ

オリエンタルダークフライト - 霧雨魔理沙のテーマ

フラワリングナイト - 十六夜咲夜のテーマ

東方妖々夢 ? Ancient Temple - 魂魄妖夢のテーマ

狂気の瞳 ? Invisible Full Moon - 鈴仙・優曇華院・イナバのテーマ

おてんば恋娘の冒険 - チルノのテーマ

幽霊楽団 ? Phantom Ensemble - プリズムリバー三姉妹のテーマ

もう歌しか聞こえない ? Flower Mix - ミスティア・ローレライのテーマ


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