東急世田谷線
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駅一覧

全駅
東京都世田谷区内に所在。

駅番号は、2012年2月上旬から順次導入[1]

三軒茶屋駅、上町駅(三軒茶屋方面)、下高井戸駅には駅事務所が併設されているほか、改札機が設置されている。

駅売店(toks)は三軒茶屋駅にのみ設置されている。

駅番号駅名駅間キロ累計キロ接続路線
SG01三軒茶屋駅-0.0東急電鉄: 田園都市線 (DT03)
SG02西太子堂駅0.30.3 
SG03若林駅0.60.9 
SG04松陰神社前駅0.51.4 
SG05世田谷駅0.51.9 
SG06上町駅0.32.2 
SG07宮の坂駅0.52.7 
SG08山下駅0.73.4小田急電鉄 小田原線豪徳寺駅:OH10)
SG09松原駅0.84.2 
SG10下高井戸駅0.85.0京王電鉄 京王線 (KO07)

廃止駅

豪徳寺前駅(上町駅 - (旧)宮ノ坂駅間、
1945年7月15日廃止)

(旧)宮ノ坂駅((現)宮の坂駅 - 山下駅間、1945年7月15日廃止)

六所神社前駅(山下駅 - 松原駅間、1949年9月1日廃止)

七軒町駅(松原駅 - 下高井戸駅間、1949年9月1日廃止)

豪徳寺前駅は(旧)宮ノ坂駅との間に開業した現在の宮の坂駅に統合された。六所神社前駅は七軒町駅との間に移設され、松原駅と改称した。
使用車両引退時のデハ80形

現在世田谷線用の車両として300系が10編成あり、全列車がこれの2両編成で運行されている。

以前は、木の床など昔ながらの路面電車の構造をした車両で運行されていたが、前述の通り、2001年にすべて300系に置き換えられた。その際、台車などの旧車両の一部の部品を300系に流用している。また、江ノ島電鉄に譲渡されていた旧車両が宮の坂駅前に静態保存されている。

300系が導入される前の運賃箱は現金をそのまま入れるだけの小型のもので、釣銭が必要な場合は両端の乗車口にいる運転士や車掌に現金を渡して釣銭を受け取っていたが、300系導入時に路線バスと同じタイプのものに変更されている。

車体の色は玉電カラーの×クリームをはじめ、赤系、青系、黄系などカラフルで、10編成全てで異なっている(「東急300系電車#各編成の写真」参照)。また、車体にラッピング(広告等)を施して走ることも多い。

最初に導入された1編成については、1999年の導入当初から2005年まで、漫画『サザエさん』の登場人物がマナー標語とともに描かれていた(ヘッドマーク部分にサザエさんの顔)。

2000年代前半には、商品広告を全面にラッピングした車両が多数走っていた(例:キリンビバレッジ「生茶」、伊藤園「お?いお茶」、コカコーラ「Qoo」、サクマ「いちごみるく」など)。

その他、沿線イベントの告知や、クリスマス時期などの企画ものラッピングの例が過去にある。

前述の専用ICカード「せたまる」の広告が長らく車両に掲出されていたが、2012年のせたまる販売・使用終了とともに広告掲出も終了した。PASMOラッピング車両もあった。

東急グループ各社の車体広告車も走っており、関連会社の東急セキュリティ(「子供見守りサービス」及び「高齢者見守りサービス」)の広告(1編成分)[54]や、東急パワーサプライの東急でんき供給開始記念の広告(1編成分)[55]もあった。

その他、一般企業が掲出した車体広告車も走っている。例として、2016年には住友不動産(304F、307F)[56]、2019年度にはオオゼキ松原店開店(305F)のラッピング車両が走っていた[57]

2017年に玉川電気鉄道が開業して110周年を迎えたことを記念して、沿線にある豪徳寺招き猫発祥の地と伝わることにちなみ、同年9月25日から「玉電110周年幸福の招き猫」のラッピング電車を2018年9月末まで運行した[58][59]。三軒茶屋駅 - 下高井戸駅間が「世田谷線」として運行を開始して50周年を迎えた2019年には、記念企画の一環として、同年5月12日から再び「幸福の招き猫電車」が運行されている[60]


同左、車内の招き猫型つり革(三軒茶屋駅 2017年9月25日撮影)

脚注[脚注の使い方]
注釈^ a b 軌道信号機が転てつ器のある箇所に建植されているほか、運転間隔を確保するため建植されている箇所がある。
^ そもそも走行区域である世田谷区自体JR線が一切通っていない区である。玉川線所属時代を含むと渋谷駅で接続していた。
^ ただし、終端駅の三軒茶屋駅と下高井戸駅は1線である。
^ 玉川線廃止後は東急バス大橋営業所に転用されたが2002年に廃止され、跡地には2010年より首都高速大橋ジャンクションが供用されている。
^ 数回の移管を経て、2000年より雪が谷検車区上町班となっている。
^ 従前は世田谷通りに接する位置にあり、その場所に三茶パティオ〈地下広場〉が建設された。キャロットタワーも参照。

出典^ a b 『東急線全駅で駅ナンバリングを導入します』(PDF)(プレスリリース)東京急行電鉄、2012年1月26日。 ⇒オリジナルの2012年11月19日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20121119140826/http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/pdf/120126-1.pdf。2023年5月24日閲覧。 
^ a b 各路線情報 > 世田谷線 東急電鉄(2023年5月21日閲覧)
^ 世田谷線の運転士および案内係69人全員が「サービス介助士」の資格を取得しました (PDF) (2005年5月12日時点のアーカイブ) - 東京急行電鉄、2005年3月17日
^ “運賃について(制度など)”. 東急電鉄. 2019年10月4日閲覧。
^ “世田谷線散策きっぷ”. 東急電鉄. 2019年10月4日閲覧。
^ 世田谷線・こどもの国線からおトクなきっぷをお求めのお客さまへ 東急電鉄
^ “世田谷線 バス利用特典サービス(バス特)終了のお知らせ”. 東急電鉄 (2021年4月1日). 2021年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月12日閲覧。
^ 2023年3月18日(土) 東急線 運賃改定のご案内 - 東急電鉄(2023年2月17日)2023年4月30日閲覧
^ “早朝・夜間時間帯における世田谷線乗車方法の変更について”. 東急電鉄. 2021年1月3日閲覧。
^ 上川あや世田谷区議による東急電鉄発表の案内
^ 東京都統計年鑑(平成2年)227ページ


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