東急トランセ
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8月23日 - トランセカードを廃止。代替として磁気式「代官山循環線専用バスカード」を発行。

8月24日 - PASMOを導入、Suicaも利用可能となる。


2008年(平成20年)

11月 - 日野・リエッセ(SI7816)1台を増車。予備車として残っていたローザ(SI7816)を代替。


2015年(平成27年)

4月1日 - 運賃制度リニューアル[8][9]

磁気式「代官山循環線専用バスカード」販売終了(3月31日)[10]

「複数人数割引」「日曜祝祭日割引」を廃止(3月31日)。

東急バス一日乗車券が利用可能となる。

代官山循環線専用回数券を発売。


9月30日 - 磁気式「代官山循環線専用バスカード」利用終了[10]


2017年(平成29年)

11月 - 3代目車両として、日野・ポンチョ(SI6701 - 6702)を導入。


2018年(平成30年)

3月 - 日野・ポンチョ(SI6703 - 6704)を導入、リエッセ(SI7811 - 7814)を代替。

9月 - 日野・ポンチョ(SI6805)を導入、リエッセ(SI7815)を代替。


2019年(令和元年)

10月1日 - 消費税率10%へ増税に伴い運賃改定、大人160円に値上げ。専用回数券の券種を変更。


運賃・乗車券類
運賃・割引制度

運賃は、大人160円(IC運賃157円)、小児80円(IC運賃79円)。運行開始以来、大人150円、小児80円であったが、2019年10月1日消費税率10%への増税に伴い、東急バスの一般路線・高速路線とともに運賃改定された[11]

PASMOSuica、東急バスIC一日乗車券も利用できる[12]。ただしバス利用特典サービスは適用されない[12]。各種障害者手帳提示により障害者割引も適用される[13]

2015年4月1日、代官山循環線の運賃制度がリニューアルされた[8][9]。これにより、東急バスIC一日乗車券(大人510円・小児260円)の利用が可能になった[8][9]。また、従来は代官山循環線独自の割引制度として「複数人数割引」「日曜祝祭日割引」が存在したが、リニューアルに伴い同年3月31日をもってこれらの割引制度は廃止された[8][9]。「複数人数割引」では、大人運賃は2人目以降100円となり、「日曜祝祭日割引」では日曜祝日に限り大人100円、小児50円となった(小児運賃割引はのち廃止)。割引運賃が適用される日曜・祝日には、車両前面と前扉付近にマグネットステッカーが貼付されていた。
専用回数券

2015年4月1日の運賃制度リニューアルに伴い、紙式の代官山循環線専用回数券が発売された。販売金額は1,000円で、運賃改定前は大人用150円券×7枚綴り、小児用80円券×13枚綴り+10円券×1枚綴りであった[8][9]。当初の販売場所は、東急バス下馬営業所、東急バス渋谷案内所(渋谷駅西口)のみで、バス車内での販売はなかった[8][9]が、その後はバス車内でも販売されている[12]

2019年10月1日の運賃改定により、販売金額は1,000円のまま、券種が大人用160円券×7枚綴り、小児用80円券×14枚綴りに変更された[12]。運賃値上げに対応し回数券の割引率がアップされている。
トランセカード

代官山循環線専用のバスカードとして、運行開始時から独自の非接触式ICカードトランセカード」を採用していた。この「トランセカード」は、日本初のFeliCa搭載交通系ICカードである点が特筆される[14]。詳細は「トランセカード」を参照

2007年8月24日からはPASMOを導入し、専用「トランセカード」は前日の8月23日をもって利用終了した。PASMO導入と同時に首都圏ICカード相互利用サービスによりSuicaも利用可能となった。なお、バス共通カードはPASMOへの移行時も利用できなかった。

廃止されたトランセカードの代替として、磁気式の「代官山循環線専用バスカード」を発行していたが、2015年4月1日の運賃制度リニューアルに伴い、同年3月31日付で販売終了、同年9月30日で利用終了した[10]
車両

代官山地区の狭隘な道路環境に合わせ、小型バスを使用している。1998年には、後部に車椅子用のリフトを備えたマイクロバス三菱・ローザが5台導入された[15]

その後に乗客が増加し、乗降口が1扉で乗降に時間がかかること、多客時には積み残しも発生したことから、8年後の2006年7月28日より、新たに2扉で乗降が便利な小型バスの日野・リエッセ(ステップリフトバス)を5台導入し、乗降口を前扉と中扉に分割した。中扉のステップ内蔵リフトで車椅子での乗降も可能である。リエッセへの置き換えにより、それまで使用されていたローザは予備車となり、2007年3月頃まで数回使用されたのち教習車に格下げされた。2008年にはさらに1台リエッセを導入し、ローザは全車除籍されている。

なお、初代車両のローザは地方事業者へ移籍したものもあり、元東急グループ函館バスへ移籍した車両(3532号車)は、塗色をそのままに車体の文字だけ変えており、2009年北海道函館市が試験運行した西部地区コミュニティバス「おでかけバス」の車両として使用された[16][17]

2017年より、3代目車両として日野・ポンチョ(2ドアロングボディ)が導入された。2020年10月現在、2006年に5台導入されたリエッセはポンチョに代替され、2008年式のリエッセが1台予備車として残っている。ポンチョはノンステップバスのためリフトは装備せず、車椅子の乗降時はスロープ板を使用する。

専用塗装は、代官山の街の景観に似合うシックなワインレッドを基調に、車体の裾に紺色をあしらい、ローザには金色で「TOKYU TRANSSES」の手書き風ロゴ、リエッセには白抜きのトランセロゴと、水色のラインに「DAIKANYAMA LOOP LINE」のロゴが入る。ポンチョにもリエッセとほぼ同様のカラーリングが引き継がれている。バス停留所やシートモケットには専用車両を擬人化したキャラクターが描かれている。

社番(車両番号)は、東急バス下馬営業所を表す「SI」に続き7800番台の番号を用い、SI7801から導入順に連番。ローザは7801 - 7806(7804は欠番)、リエッセは7811 - 7816となっている。ポンチョ導入後は社番の付番が変更され、2017年式の車両は6701 - 6704、2018年式の車両は6801となっている。

なお、2代目車両のリエッセは除籍後に地方のバス事業者へ移籍し、塗色をほぼそのままに車体の文字だけ変えて使用されている。2018年4月に元東急グループの草軽交通へ2台移籍し、軽井沢駅南口と旧軽井沢銀座を結ぶ「旧軽井沢銀座シャトルバス」で使用されている(同路線では元東急コーチ車の三菱ふそう・エアロミディMKもほぼ塗装を変えずに使用されている)。

また、同2018年10月には沿岸バスへ1台移籍し、同社の本社所在地である北海道羽幌町コミュニティバス羽幌町内循環バスほっと号」で11月より使用が開始された。こちらも塗色はほぼ変えず寒冷地仕様に改造の上、同社のオリジナルキャラクター「萌えっ子」のラッピングを施されている[18]


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