東北楽天ゴールデンイーグルス
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しかし9月は8勝14敗と失速し、終盤までクライマックスシリーズ進出争いには加わったものの10月13日に進出の可能性がなくなり[14]、最終的に66勝71敗7分、首位のソフトバンクと23.5ゲーム差、3位の西武と3ゲーム差の5位となった。統一球の影響もあり、本塁打は球団最少の53本で7月から8月にかけ、17試合連続で無本塁打の球団ワースト記録となった。ヤフードーム(11試合)と札幌ドーム(8試合)においては、それぞれ本拠地球場となってからはパ・リーグ球団初の本塁打0に終わっている。田中が最多勝、最優秀防御率、最多完封の三冠王とベストナイン及びゴールデングラブ賞の投手部門を獲得した。この年は山ア武司が戦力外通告を受け、退団した[47](中日に復帰)。
2012年

1月、岩隈がMLBシアトル・マリナーズにFA移籍した。

チームスローガンは「Smart & Spirit 2012 ともに、前へ。」。

3月30日、球団初の本拠地開幕戦となるロッテ戦が行われたが3対5で敗れている[48]。交流戦は10勝14敗で9位。一方、6月24日にDeNAから内村賢介とのトレードで藤田一也を獲得。オールスター直前までの前半戦を40勝38敗3分の3位として、球団初のAクラス、勝率5割以上で折り返すが、後半戦に入り8連敗を記録するなど、順位を下げた。9月を勝ち越して終盤までソフトバンク、ロッテとクライマックスシリーズ進出争いを展開するが、10月4日の139試合目の対西武戦(Kスタ宮城)で引き分け[49]、 楽天のBクラスが確定した。最終戦のロッテ戦(Kスタ宮城)に勝利[50] し、67勝67敗10分で首位の日本ハムと7.5ゲーム、3位のソフトバンクと1ゲーム差の4位に終わるが、3年ぶりにシーズン5割以上の成績を残した。

8月1日付で三木谷元球団会長が球団オーナーに復帰し、球団社長には証券会社勤務だった立花陽三が就任した[51]

シーズンオフにはMLB・ダイヤモンドバックスからFAとなった斎藤隆を獲得し[52]、岩村が戦力外通告を受けた[53]。また、現役メジャーリーガーのアンドリュー・ジョーンズケーシー・マギーを獲得したことが発表された。野村名誉監督も、任期満了で同職を退任している[54]
2013年
東北楽天ゴールデンイーグルス2013年パ・リーグ初優勝時の西武ドームスコアボード(9月26日)

チームスローガンは「Smart & Spirit 2013 HEAT!」[55]

開幕投手と見られた田中がWBCでの疲れから辞退したことで[56]、開幕戦のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)は則本昂大が新人投手としてはパ・リーグ史上55年ぶりの開幕投手となるが1対7で敗れている[57]。4月27日の西武戦(西武ドーム)に9対2で勝利し、球団通算500勝を達成するが、序盤から5割前後の成績で4月を9勝13敗と負け越し[58]、5月3日には借金が4になるが[14]、その後は勝ち星を伸ばし、交流戦はソフトバンクと優勝を争ったものの[59]、0.5ゲーム差の2位に終わった。7月4日に首位のロッテに勝利し、6月以降では球団初の同率首位に並ぶと[60] 7月6日に単独首位に浮上[61]、前半戦をそのまま首位で折り返し[62]、以降は首位を明け渡すことはなく[16]


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