1月、岩隈がMLB・シアトル・マリナーズにFA移籍した。
チームスローガンは「Smart & Spirit 2012 ともに、前へ。」。
3月30日、球団初の本拠地開幕戦となるロッテ戦が行われたが3対5で敗れている[48]。交流戦は10勝14敗で9位。一方、6月24日にDeNAから内村賢介とのトレードで藤田一也を獲得。オールスター直前までの前半戦を40勝38敗3分の3位として、球団初のAクラス、勝率5割以上で折り返すが、後半戦に入り8連敗を記録するなど、順位を下げた。9月を勝ち越して終盤までソフトバンク、ロッテとクライマックスシリーズ進出争いを展開するが、10月4日の139試合目の対西武戦(Kスタ宮城)で引き分け[49]、 楽天のBクラスが確定した。最終戦のロッテ戦(Kスタ宮城)に勝利[50] し、67勝67敗10分で首位の日本ハムと7.5ゲーム、3位のソフトバンクと1ゲーム差の4位に終わるが、3年ぶりにシーズン5割以上の成績を残した。
8月1日付で三木谷元球団会長が球団オーナーに復帰し、球団社長には証券会社勤務だった立花陽三が就任した[51]。
シーズンオフにはMLB・ダイヤモンドバックスからFAとなった斎藤隆を獲得し[52]、岩村が戦力外通告を受けた[53]。また、現役メジャーリーガーのアンドリュー・ジョーンズとケーシー・マギーを獲得したことが発表された。野村名誉監督も、任期満了で同職を退任している[54]。
2013年
東北楽天ゴールデンイーグルス2013年パ・リーグ初優勝時の西武ドームスコアボード(9月26日)
チームスローガンは「Smart & Spirit 2013 HEAT!」[55]。
開幕投手と見られた田中がWBCでの疲れから辞退したことで[56]、開幕戦のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)は則本昂大が新人投手としてはパ・リーグ史上55年ぶりの開幕投手となるが1対7で敗れている[57]。4月27日の西武戦(西武ドーム)に9対2で勝利し、球団通算500勝を達成するが、序盤から5割前後の成績で4月を9勝13敗と負け越し[58]、5月3日には借金が4になるが[14]、その後は勝ち星を伸ばし、交流戦はソフトバンクと優勝を争ったものの[59]、0.5ゲーム差の2位に終わった。7月4日に首位のロッテに勝利し、6月以降では球団初の同率首位に並ぶと[60] 7月6日に単独首位に浮上[61]、前半戦をそのまま首位で折り返し[62]、以降は首位を明け渡すことはなく[16]。