東北地方
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日照時間降水日数日隔差平均気温最高気温最低気温
札幌630 cm101 cm97.2 時間17.9 日6.8℃-4.1℃-0.9℃-7.7℃
深浦385 cm44 cm31.3 時間18.1 日4.7℃-0.4℃2.0℃-2.7℃
秋田409 cm41 cm44.6 時間20.6 日5.4℃0.0℃2.7℃-2.7℃
酒田375 cm37 cm39.9 時間22.7 日5.4℃1.5℃4.1℃-1.3℃
青森774 cm114 cm56.7 時間22.1 日5.8℃-1.4℃1.5℃-4.3℃
新庄878 cm126 cm43.1 時間23.8 日5.8℃-1.2℃1.4℃-4.4℃
山形491 cm50 cm89.6 時間15.2 日6.6℃-0.5℃3.0℃-3.6℃
若松537 cm58 cm80.9 時間14.8 日6.4℃-0.7℃2.6℃-3.8℃
むつ564 cm70 cm77.0 時間17.7 日6.8℃-1.6℃1.4℃-5.4℃
盛岡351 cm36 cm124.0 時間9.7 日7.6℃-2.1℃1.7℃-5.9℃
福島235 cm26 cm136.6 時間7.9 日7.5℃1.4℃5.4℃-2.1℃
白河173 cm21 cm160.9 時間4.8 日8.6℃0.2℃4.6℃-4.0℃
八戸318 cm33 cm134.5 時間6.9 日7.0℃-1.2℃2.5℃-4.5℃
宮古186 cm32 cm163.6 時間4.6 日8.8℃0.2℃4.8℃-4.0℃
大船渡77 cm13 cm148.6 時間5.2 日7.3℃0.7℃4.4℃-2.9℃
石巻56 cm17 cm167.6 時間4.3 日7.2℃0.5℃4.4℃-2.8℃
仙台90 cm17 cm151.3 時間5.5 日7.2℃1.5℃5.2℃-2.0℃
小名浜14 cm6 cm189.6 時間4.1 日9.1℃3.6℃8.2℃-0.9℃
東京13 cm7 cm180.5 時間4.6 日7.8℃5.8℃9.8℃2.1℃

日本海沿岸、那須火山帯山麓と西側、那須火山帯山麓を除く東側、太平洋沿岸 の4グループに色分けしてある。※降雪量累計:気象庁の統計データ でいう「降雪の深さ合計」のこと。日ごとの降雪量を、シーズン全体で合計した量(平年値)※最深積雪:一度に降る最も多い積雪量(平年値)※降水日数:1mm以上の降水が観測される日数(平年値)※日隔差:1月の平均最高気温と平均最低気温の差。1日の寒暖の差(平年値)

主な都市の夏 (8月 の平年値)

都市平均気温最高気温最低気温日隔差日照時間降水量
札幌22.0 ℃26.1 ℃18.5 ℃7.6 ℃173.5 時間137.3 mm
深浦23.1 ℃26.8 ℃19.9 ℃6.9 ℃185.9 時間157.4 mm
秋田24.5 ℃28.8 ℃20.9 ℃7.9 ℃200.4 時間181.9 mm
酒田24.9 ℃29.1 ℃21.0 ℃8.1 ℃211.6 時間175.8 mm
青森23.0 ℃27.6 ℃19.3 ℃8.3 ℃190.8 時間129.3 mm
新庄23.9 ℃28.9 ℃19.8 ℃9.1 ℃177.5 時間174.5 mm
山形24.6 ℃30.2 ℃20.3 ℃9.9 ℃184.7 時間148.8 mm
若松24.8 ℃30.4 ℃20.3 ℃10.1 ℃199.5 時間131.0 mm
むつ21.7 ℃25.7 ℃18.2 ℃7.5 ℃152.8 時間140.4 mm
盛岡23.2 ℃28.1 ℃19.2 ℃8.9 ℃158.8 時間177.8 mm
福島25.2 ℃30.2 ℃21.5 ℃8.7 ℃159.7 時間144.3 mm
白河23.3 ℃28.1 ℃19.7 ℃8.4 ℃154.0 時間228.2 mm
八戸22.3 ℃26.5 ℃19.1 ℃7.4 ℃173.3 時間139.8 mm
宮古22.2 ℃26.4 ℃19.1 ℃7.3 ℃165.2 時間180.8 mm
大船渡23.0 ℃26.9 ℃19.8 ℃7.1 ℃161.5 時間198.6 mm
石巻23.5 ℃26.9 ℃20.8 ℃6.1 ℃178.1 時間127.0 mm
仙台24.1 ℃27.9 ℃21.2 ℃6.7 ℃155.4 時間174.2 mm
小名浜23.9 ℃27.3 ℃18.5 ℃8.8 ℃193.9 時間141.7 mm
東京27.1 ℃30.8 ℃24.2 ℃6.6 ℃177.5 時間155.1 mm

日本海沿岸、那須火山帯山麓と西側、那須火山帯山麓を除く東側、太平洋沿岸 の4グループに色分けしてある。※日隔差:8月の平均最高気温と平均最低気温の差。1日の暑涼の差(平年値)
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出典検索?: "東北地方" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2011年10月)

東北地方内の区分

古代の東北地方において、(1)多賀城が設置されて早くから畿内に本拠地を置く政権の勢力が及んだ南東北、畿内政権の影響力が弱く、俘囚奥州藤原氏の本拠となっていた北東北、といった古代からの南北区分と;(2)陸奥国の「内陸国」「政治勢力の地盤」、出羽国の「沿岸国」「経済勢力の地盤」の境界であった奥羽山脈による東西区分が、意味を変えながらも現代の東北地方内の区分と似た状況になっている。

ただし、文化的には戦国時代の大名の支配圏や、江戸時代による区分の方が影響を残しており、また、新幹線・高速道路・空港から遠い三陸沿岸や下北半島も、少なくとも意識の上では他の都市圏から独立した独自の地域圏を形成している。
太平洋側と日本海側

東北地方は「太平洋側」と「日本海側」の2つに区分されることがある。両者の境界は、那須火山帯上にある恐山?奥羽山脈の線、または中央分水嶺[7]による竜飛岬津軽半島)?奥羽山脈とする線などがある。

この分類は、気候 による区分でよく用いられ、日本海側は脊梁山脈である奥羽山脈の西側にあるため、特に日本海側盆地(国道121号国道13号国道105号沿線)は冬の降雪量が多く、日本海沿岸(国道7号沿線)は風が強い地域である。一方、太平洋側は奥羽山脈の東側にあり、太平洋側盆地(国道4号沿線)は内陸性気候であるが降雪量は奥羽山脈西側ほど多くなく、太平洋沿岸(国道6号国道45号沿線)は冬でも晴れが多くて雪がめったに降らない。夏の気候では、日本海沿岸はフェーン現象のために晴天で気温が上昇し易いが、太平洋沿岸はやませの影響で気温が低い年がある。

また、海流の面で、太平洋側は親潮黒潮、日本海側は対馬海流(とリマン海流)の影響を受けるため、海運 の面でも「太平洋側」と「日本海側」に区分する。前近代においては、太平洋岸は波が荒く、航海が危険であるため、日本海側と比較して海運は活発ではなかった。現在は、動力を積んだ大型船の時代であり、また、太平洋ベルトに近い利点から、太平洋側の海運が活発である。
陸奥国と出羽国

「内陸国」と「沿岸国」

陸奥国国府仙台平野多賀城に置かれ、出羽国の国府が庄内平野酒田に置かれた事で解るように、陸奥は「内陸国」の、出羽は「沿岸国」の傾向が見られる。

陸奥国(盆地、太平洋沿岸)は、沿岸平野がいわき市周辺(特徴的海岸:四倉)、相馬市周辺(特徴的海岸:松川浦)、仙台平野(特徴的海岸:松島)、八戸市周辺(特徴的海岸:蕪島)と乏しく、波も荒く海流も強いため、陸上交通による関東地方との関わりが深い「内陸国」であった(→みちのく)。

一方、出羽国(日本海沿岸)は、沿岸に庄内平野秋田平野能代平野津軽平野と、内陸部につながる沿岸平野がほぼ均等な間隔で存在し、北前船に代表されるように、古代から明治時代まで、海運による近畿地方との関わりが深い「沿岸国」であった(→越後国の先にある地域)。

江戸時代には、おおむね日本海沿岸の地域は銀遣い、太平洋沿岸の地域は金遣いであり、その境界線はおおよそ下北半島の東岸であった。

分割

戊辰戦争終結の直後、明治元年旧暦12月7日1869年1月19日)に、陸奥国は分割され、陸奥国 (1869-)陸中国陸前国岩代国磐城国が設置され、同じく出羽国も羽前国羽後国に分割された。


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