東北地方太平洋沖地震
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

注釈^ 観測範囲内での最大。相馬を含め計8地点で観測機器が破損した為、後続のより大きな津波が到達した可能性がある。
^ 大阪府咲洲庁舎 スプリンクラーが破損してロビーが水浸し 天井ボードや壁面パネルなど10か所損傷など。
^ 発祥はさだかではないが、9.11からの連想であるともいわれ、9.11と繋げて考察されることもある[52]
^ この地震より前に震度7を観測した地震には兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)と新潟県中越地震がある。兵庫県南部地震では発生直後は最大震度が6とされ、震度7が発表されたのは発生から21日後だった(当時は現在と異なり、震度6までは地震計で計測し、震度7は被害状況を見て判断することになっていた)。新潟県中越地震では発生直後は最大震度が6強とされ、震度7が発表されたのは発生から7日後だった(このときは機械と通信回線の故障から地震計の記録が直ちに送られず、震度7の記録は後から回収された地震計の記録から求められた)。
^ 2016年4月16日に発生した熊本地震の本震で、熊本県益城町宮園で計測震度6.7を観測した(厳密には計測震度6.78と6.8に近い値となっている)
^ 気象庁の推計震度分布図によると、栗原市の他、いわき市にも、局地的に震度7相当の揺れがあったとみられている。
^ 気象庁の発表地点ではないが、芳賀町については、防災科学技術研究所の設ける観測点「KiK-net芳賀」で震度7相当の揺れ(計測震度6.51)を観測している - 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(M9.0)の強震動について (PDF) , (株)エイト日本技術開発。
^ 仙台管区気象台(河岸段丘)の震度:6弱、最大加速度(ガル):南北成分410、東西成分312、上下成分144、ベクトル合成535。K-NET仙台(沖積層)の震度:6強、最大加速度(ガル):南北成分1517、東西成分982、上下成分290、ベクトル合成1830。
^ 1996年以前と以降では震度観測点の密度が全く異なるので単純比較はできないが、本地震では関東地方において長い統計期間を有する気象官署である水戸地方気象台(水戸市金町)および気象庁地磁気観測所(石岡市柿岡)で震度6弱を観測している。
^ a b 地震波速度は岩盤の性質のみで決まり、揺れの強さや地震の規模には無関係。
^ M9.0という規模は連続して発生した3つの断層破壊(地震)を総合評価して計算されたものであるが、気象庁は最初に三陸沖で発生した断層破壊を単体でみてもM8.8という巨大地震(2つ目の断層破壊が発生したのは最初の断層破壊の約2分30秒後であるため、最初のものについては単独評価が可能)であるとしている。
^ こうした速報値、暫定値で数値が変わることを報道などで「修正」や「訂正」という表現がなされるが、速報性を重視して多少精度を犠牲にしたもので暫定的な値であることは織り込み済みのものである。通常のルーチン作業を経て決定された値で、何らかのミスなどで値が変更になったわけではないので誤解を招く表現である。震源要素(速報値、暫定値、確定値)の違いについて - 平成15年7月 地震・火山月報(防災編)
^ 巨大地震ではマグニチュードの増加に比例して長周期の地震動は大きくなるが、短周期の地震動は増加率が小さいため、地震波の大きさを重視した一般的なマグニチュードでは「頭打ち」が起こる。この影響を取り除くため、断層の動いた範囲(断層面積)・量(変位量)・ずれやすさ(剛性率)の積で表される地震モーメントMOを重視したのがモーメントマグニチュードである。地震動による被害のみを見る場合はMjの方が実態に近い一方、モーメントマグニチュードは津波の高さとの相関性が高い。明治三陸地震のような短周期成分が少ない、いわゆる津波地震の場合、Mjでは地震の規模を過小評価してしまう。( ⇒『地震の大きさをはかる -さまざまなマグニチュード-』 (PDF) 『なゐふる』55号 p.4、日本地震学会、2006年5月 参照)
^ 九州大学准教授の辻健らの研究グループは陸側のプレートで断層が生じ、プレートが伸びて海底が大きく動いたことが原因だとしている(「複数の断層、津波を増幅」日本経済新聞2013年2月23日朝刊42面)( ⇒Extension of continental crust by anelastic deformation during the 2011 Tohoku-oki earthquake: The role of extensional faulting in the generation of a great tsunamiEarth and Planetary Science Letters,Volume 364, 15 February 2013, Pages 44?58)
^ 海山と推定される地下の構造が宮城県沖の海底約150 km下に存在することについては、本地震の6年前にすでに報告されている。また、1994年に発生したインドネシアの地震は海山が原因とされており、本地震とも地殻変動が類似している。
^ 「房総沖」については、

相模トラフ全体を震源域とする北米プレートとフィリピン海プレートの境界での地震は「元禄型関東地震」として別に評価。

南関東陸域を震源域とする北米プレートとフィリピン海プレート、あるいはフィリピン海プレートと太平洋プレートの境界での地震は「南関東直下地震」として別に評価。

房総半島南東沖を震源域とするフィリピン海プレートと太平洋プレートの境界での地震は、記録に乏しく推定不可能なため評価対象外。

^ 宮城県沖地震は1930年代のように数年かけて3つのアスペリティが順に破壊し数回に分けて地震を起こすタイプと、昭和53年(1978年)のように一気にすべて破壊し1回の地震を起こすタイプがあるとされる
^ 1420年の常陸国の津波記録(都司嘉宣 『千年震災』 ダイヤモンド社、2011年 参照)、あるいは1454年の享徳地震が15世紀の津波堆積物に符合する( ⇒保立道久の研究雑記参照)との見方がある。
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:528 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef