東京駅
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備考^ 1914年12月20日開業。開業日から1915年3月31日までの計102日間を集計したデータ。
^ a b 東京都統計年鑑に掲載されている乗車人員は、在来線のみ。
^ 1956年7月20日開業。開業日から1957年3月31日までの計255日間を集計したデータ。

駅周辺

丸の内や大手町など当駅周辺は日本最大のビジネス街、中心業務地区(CBD)を形成している。日本屈指の大企業や主要新聞社の本社、メガバンクの本店などが集積している。昼間はサラリーマンで人通りが多いが、夜間は少ないため昼夜間人口比率が非常に高い。東京ステーションシティなどの駅ナカ商業施設は充実しているが、基本的にオフィス街であるため、新宿渋谷池袋銀座などの大規模繁華街に比べると商業施設やアパレル店、飲食店などは少ない。東京駅には地下鉄は東京メトロ丸ノ内線1路線のみであるが、当駅の北西には地下鉄5路線が乗り入れる大手町駅も至近距離に位置しており、利便性が高い。JRの駅を中心とする以下の地下鉄各駅は概ね半径1キロメートル範囲内にあるので、状況によっては徒歩での移動の方が早く到達する場合もある。日本橋や銀座・有楽町(日比谷)などの街も徒歩圏内にある。

八重洲口を中心に複数の高速バスターミナルが点在しており、東京では新宿駅バスタ新宿に次ぐ高速バスの拠点地域となっている。これらのバスのりばは将来的にバスターミナル東京八重洲へ集約される計画がある。

大手町駅(東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線半蔵門線都営地下鉄三田線(行幸地下通路で連絡))

日本橋駅東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線

三越前駅(東京メトロ半蔵門線(銀座線のりばへは遠い))

二重橋前駅(東京メトロ千代田線(行幸地下通路で連絡))

日比谷駅東京メトロ日比谷線・千代田線、都営地下鉄三田線(行幸地下通路で二重橋前駅経由で連絡))

有楽町駅(JR山手線・京浜東北線、東京メトロ有楽町線(京葉線東京駅と山手線・京浜東北線有楽町駅は制度上の乗り換えが可能))

銀座一丁目駅(東京メトロ有楽町線(八重洲南口から南進))

京橋駅(東京メトロ銀座線(八重洲地下南出入口から国道1号方向へ直進))

宝町駅(都営地下鉄浅草線(京橋駅と同様))

東京駅改札外の地下街(上記の「再開発事業」参照)は、大手町や銀座などに繋がっており、地上に出ず行き来できる。日経MJ紙によると総延長は約20キロメートルで、1000軒を超える店舗があり、年間売上高は総計1000億円規模と推計されている[新聞 14]
丸の内口行幸通り沿いに立ち並ぶ高層ビル群

東京駅の表玄関である。駅西側の丸の内地区には、丸の内北口(旧称・降車口)、丸の内中央口(同・中央口)、丸の内南口(同・乗車口)がある。これらに面して、歩行者エリアや植栽などの景観を整備する「丸の内駅前広場」建設をJR東日本と東京都が2014年から進めており[報道 29]、2017年12月7日に全面供用開始[報道 30]された。丸の内側は日本を代表する歴史的なビジネス街である。三菱財閥が丸の内を開発してきた歴史を持ち、現在でも主要な三菱グループ企業の本社ビルが多数立地している。2000年代には丸の内ビルディング(丸ビル)、新丸の内ビルディング(新丸ビル)などの複合商業施設のオープンが相次ぎ、観光スポットともなっている。

駅南口に向き合う東京中央郵便局は、日本を代表する郵便局。再開発で一時移転しており、元の敷地に建てられたJPタワー低層階に、旧郵便局の外観を再現する形で再開している。鉄道郵便輸送が日本の郵便を支えていた時代には当駅と同局の間に建設された地下通路を使って多くの郵便物が輸送された。この扱いは1978年に終了したが、その後も駅構内部分の地下通路は車椅子利用者などのために利用されている。

かつては日本国有鉄道本社ビル(1997年までは東日本旅客鉄道株式会社本社ビル)もあり、全国に鉄道網を張り巡らせた国鉄(建造当時は鉄道省)のシンボルとなっていた。国鉄分割民営化に伴う長期債務返済のために売却された後、交通公社ビルヂング等の敷地と合わせて一体的に整備され、オフィスビルおよび複合商業施設の丸の内オアゾが開業している[40]

丸の内中央口から皇居に向かって行幸通りと行幸地下通路が伸びていて、丸の内中央口からも皇居が見える。

クリスマスから元日までのシーズンには「東京ミレナリオ」のイルミネーションが有楽町駅方面まで点灯されていたが、丸の内口工事のため2005年末の点灯をもって終了し、現在はこれに類似したイベント「東京ミチテラス」が開催されている。また、クリスマスシーズンには丸の内仲通りでは大手町から有楽町方面にかけてシャンパンゴールドのライトアップが開催される。

京葉地下丸の内口からJR有楽町駅、千代田線二重橋前駅、有楽町線有楽町駅(東京国際フォーラム経由)、都営三田線・日比谷線日比谷駅(東京国際フォーラム・地下鉄有楽町駅経由)は比較的近接しており、大手町から丸の内を経て有楽町に至る一帯は「大丸有」と総称されることもある。
八重洲口八重洲口周辺詳細は「八重洲」を参照

総合商社など主要企業が軒を連ねる京橋・日本橋の玄関口で、外堀通りに面する八重洲口から一直線に伸びる八重洲通りは1964年のオリンピックを機とする建設ラッシュにより有数のオフィス街が形成されている[41]。東京駅東側に隣接するエリアの住所は千代田区丸の内であるが、一般的に東京駅八重洲口・日本橋口に隣接するエリア全体を「八重洲」と呼ぶことが多い。2007年11月の大丸東京店の全面リニューアル[報道 16]、2008年3月の東京キャラクターストリート開業[報道 62] などにより商業スポットとしても注目されるようになった。

駅に隣接して東京キャラクターストリートや東京ラーメンストリートなどの区画を有する東京駅一番街、キッチンストリートなどの区画を有する「グラングルメ」(北口)、大丸東京店(北口、グラントウキョウノースタワー内)などの駅ナカまたは駅直結の商業施設がある。その外側に、グラントウキョウの2棟のタワーの間にペデストリアンデッキや商業施設などの機能を持つ「グランルーフ」と駅前広場がある[報道 26]。八重洲口エリアは地下街が発達しており、駅に隣接する商業施設の地下部分から外堀通り・八重洲通りの地下に八重洲地下街が広がっている。

八重洲口には、南口の駅前広場内に併設されたJRバスのハイウェイバスのりばをはじめとして、周辺に複数の高速バスの発着拠点が存在する(「東京駅のバス乗り場」を参照)。八重洲南口には、東京ステーションインターナショナルクリニックもおり、トラベル外来、ワクチンセンター、クイック検診などを行っている。[42]
日本橋口詳細は「日本橋 (東京都中央区)」を参照

JRの駅の北側にあり、丸の内中央ビルの1階部分がゲートになっている。永代通りに面している。正面ロータリーは長距離路線バスの降車場となっており、その先、永代通りの地下は東京メトロ東西線の大手町駅となっている。日本橋口には東京ステーションシティの開発第1弾としてサピアタワー(地上35階・地下4階)が2007年3月8日に竣工した[報道 12]

日本銀行本店

高島屋日本橋店

三越日本橋本店

三井本館

丸の内トラストタワー


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