新地方自治法附則第2条ただし書の規定によりなおその効力を有することとされる旧東京都制(昭和18年法律第89号)第191条の規定は、法律又はこれに基づく政令により市が処理することとされている事務で新地方自治法第281条第2項の規定により特別区が処理することとされているものに関しては、その適用はないものとする。 「東京都制」構想そのものは、明治時代より存在しており、1896年には東京府を廃止して東京15区を「東京都」として独立させて政府の支配を強化し、他の地域を武蔵県として再編成させる「東京都制案」及び「武蔵県設置法案」が1896年1月8日に提出されたが、帝国議会(第9議会)や東京市民の反感を買って2月1日に撤回[3]となり、野村靖内務大臣は責任を取って辞任している。
備考
脚注[脚注の使い方]^ 古井喜実「東京都制について(一)」『国家学会雑誌』第57巻第9号21頁
^ 参照: ⇒払拭されない「大東京市の残像」って何だろう?(特別区協議会HP・飯田橋博士の特別区基礎講座)
^ 国立国会図書館 日本法令索引 会議録一覧 東京都制案
関連項目
日本の首都
湯沢三千男
東京
大阪都構想
外部リンク
東京都制 - 国立国会図書館 日本法令索引