東京都シンボル旗
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制定前後の新聞報道では1943年(昭和18年)制定の「亀の子マーク」と通称される東京都紋章(都章)[7]を廃止して新たな都章を制定するかのような記述も見られた[8]。実際には都旗および都章を定めた告示はシンボルマーク・シンボル旗の制定後も廃止されておらず、いずれも都章・都旗に代わるものではない。

東京都のシンボルマーク制定後は福島県新潟県岐阜県佐賀県・鹿児島県など他の県でも正規の県章と併用するシンボルマークを別に制定する事例が増加しており、特に鹿児島県は東京都と同様のシンボルマーク旗を1994年(平成6年)に制定して以降は一部でデザインに批判のあった1967年(昭和42年)制定の県旗をほとんど使用しなくなっている。
使用例

東京都庁舎の本庁舎正面の窓にデザインされている他、東京都交通局の地下鉄やバス車両、清掃車東京都水道局の浄水場などで使用されている。東京都道ガードレールにも類似したデザインのものが使われている。(緑、白、茶、黄緑の4色。国道130号など一部の国道を含む)

また、日本郵便発行の『郵便番号簿』[9]全国知事会のウェブサイトでは都章でなくシンボルマークを掲載しており[10]東京都知事が交付する表彰状でも都章ではなくシンボルマークが配されている(鹿児島県も同様)。

2010年(平成22年)に廃止された東京都発行の収入証紙には、都章でなくシンボルマークが描かれていた。

東京都庁舎正面

都営地下鉄先頭車両

都営バス車両

東京都収入証紙(2010年廃止)

脚注[脚注の使い方]^ a b“東京都が大邱百貨店のシンボルマーク盗用?”. 中央日報. (2007年11月16日). ⇒http://japanese.joins.com/article/913/92913.html 2014年4月14日閲覧。 
^ “東京都のシンボルマークはイチョウではなかった(exciteコネタ・2006年11月27日)”. 2007年2月19日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2008年9月29日閲覧。
^ 『日本のロゴ 2―企業・美術館・博物館・老舗…シンボルマークとしての由来と変遷』(成美堂出版2008年)、124ページ。 ISBN 978-4-415-30264-5
^ 東京都弘済会『週刊とちょう』1988年12月3日付。
^ a b市章・シンボルマークと市の花・木・鳥
^高輪地区地域情報紙 あなたの街 第4号、5ページ
^ 都章のデザインは1889年明治22年)に東京市紋章として制定されたものを継承している。
^ 読売新聞東京本社版1989年2月8日付23面、朝日新聞東京本社版1989年6月2日付夕刊など。
^ 郵便番号簿PDF
^東京都のシンボル

外部リンク

都の紋章・花・木・鳥・歌
(東京都)


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