東京警備指令_ザ・ガードマン
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最終回もオランダロケに参加できなかったため劇中に登場せず、国内で撮影されたガードマンたちが事件の解決を祝うラストシーンでようやく登場した。同様に最終回のエンディングも、オランダで撮影されたサンタクロースソリに乗って去って行くガードマンのカットだったため、全員がソリの上から手を振るシーンでは神山の姿が無く、キャスト紹介でのガードマンたちのアップショットでは、神山繁の映像のみ背景が異なっていた。

後期の脚本は大半が山浦弘靖によって執筆されている。

特に後期において山浦弘靖を筆頭に、スタッフの名前がその回によって旧字体になったり新字体になったりと、頻繁に変更した。

劇用車
東京パトロールのガードマン用のパトカー

初期はフォード・タウヌス P3が使用された。

後半では、当時のオペル輸入代理店だった東邦モーターズの協力もありオペル・レコルトCが使用された。

レコルトが破壊されるシーンでは同色に塗られた40型のクラウンなどに差し替えられる事が多かったが、第220話「宝石自動車ダイナミック襲撃」では、密輸されたダイヤモンドが紛れ込んでいたがゆえに、購入直後に密輸団に強奪された上分解されてしまったり、第319話「殴りこみホットパンツ大作戦」では、現金輸送中に襲撃されてガラスが割られ車体にもかなりのダメージが加えられることなどがあった。



山岳地帯を舞台にしたエピソード(例・第184話「悪党コンビの狂ったバカンス」、第348話「今晩ワ!私は死のセールスマン」)では、いすゞ・ユニキャブ三菱・ジープなどの四輪駆動車が使用された。

「現金輸送車危機一髪」など現金輸送車がタイトルに入る回を中心に、特注の現金輸送車が登場した。

小型トラックいすゞ・エルフィンに、装甲仕様のハイルーフバンボデーを架装したもの。フロントウインドシールド内側には、007のアストンマーティン・DB5並に、下からせり上がる防弾板を備える。国内では同種の輸送車は珍しく、ドラマが現実に先行した例といえる。最後の登場回(第230話「海底強盗団」)で犯人グループにより水没させられた上に爆破されてしまい役目を終えるが、後年の『西部警察』の特殊車両にもつながる、特徴的な劇用車である。

前述の映画化作品「ザ・ガードマン 東京忍者部隊」では、ガードマン用パトカーが40型コロナ・ハードトップ、金塊輸送車に40型マスターラインが使用されていた。この金塊輸送車のマスターラインも下からせり上がる防弾板を備えていた。ちなみに台詞上でその金塊輸送車を「8気筒エンジン搭載で、しかも前輪駆動車なので、悪路に強いです」と依頼主に紹介するシーンがあるが、マスターラインに前輪駆動はもちろん、8気筒エンジンを搭載するグレードは存在しない。


その他劇用車

オペル・レコルトが使用されていたこともあり、第312話では東邦モーターズのショールームや黄色い
オペル・GTも登場し、同車独特のヘッドライト点灯シーンも劇中で使われた。

その後のガードマン

サントリーが『ザ・ガードマン』本放送時のスポンサーであった事[注釈 3]が縁で、1989年に当時の出演者7人(宇津井・藤巻・川津・倉石・稲葉・中条・神山)が再び集結し、『サントリー・ウイスキーソーダ』のCMに出演した。使用した『ザ・ガードマン』のテーマ曲は、現代風にアレンジされたものとなった。決め台詞は「まじめに生きてた甲斐がある。」。ちなみにCMで7人が集結したバックに使われた建物はTBS緑山スタジオ神奈川県横浜市青葉区[注釈 4]の外観である。

『ザ・ガードマン』の企業モデルとなったセコムは、高倉隊長を演じた宇津井が死去した2014年3月14日の夜にフェイスブック公式ページ(セコムタウン)とオフィシャルツイッターにて追悼コメントを発表して故人を偲んだ[4][5]

放送リスト
1965年(昭和40年)

話放送日サブタイトル脚本監督ゲスト
第1話4月9日黒い猫
下飯坂菊馬村山三男芳村真理見明凡太朗伊沢一郎増田順司北原義郎村上不二夫小林昭二
第2話4月16日黒い微笑増村保造井上芳夫浜田寅彦富田仲次郎、服部マリ、中野誠也三田国夫
第3話4月23日黒いアスファルト安藤日出男村山三男中谷一郎磯村みどり三田村元沼田曜一佐竹明夫、若松和子、小山内淳
第4話4月30日赤いエレベーター松木ひろし富本壮吉ロミ・山田川合伸旺穂積隆信倉田マユミ江幡高志新田勝江


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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