特記なき場合『日本官僚制総合事典 : 1868-2000』による[19]。
氏名在任期間
小林光次
氏名在任期間
土田正顕2001年11月1日 - 2004年1月
鶴島琢夫
当社は上記、株式売買や相場報道といった東証の事業にかかるシステム開発・運用のほか、グループ会社の事業にかかるシステム開発・運用も行っている。 株券等売買システム(以前は株式売買システム、CB売買システムに分かれていた)、相場報道システム、広域ネットワークインフラなど、複数のシステムを保有。売買システムは富士通が開発と保守を担っている。(過去存在した、先物オプション(デリバティブ)売買システムは、東証が市場開設していた市場デリバティブ取引について大阪取引所に一本化されたため現在東証では保有していない) 1982年1月23日、市場第二部の33銘柄に対して日立[20] のコンピューターの売買システムを導入[12]。1985年に立会場銘柄を除く全銘柄に拡大[12]。取引の少ない銘柄から順次コンピューター対応を進めていった。 1994年?2009年までは日立や富士通のメインフレームが使われていた[21]。1999年4月30日に立会場が閉場し、取引は全てシステム化された[22]。 2005年に相次いで発生したシステム障害により揺らいだ信頼を回復するため、次世代システムを2008年に完成させる予定であった。ところが、ライブドア・ショックで取引数がシステムの能力を超え兼ねない事態となって取引停止に追い込まれたこともあり、計画を前倒しさせることとなった。この新システムは地方証券取引所にも開放し、全国の取引所のシステム統一を目指す。障害時のバックアップを強化し、処理スピードの高速化により急増する取引にも対応できるようにする。 2010年1月4日に新たな株式売買システムサーバ「arrowhead(アローヘッド)」が稼動した。基幹IAサーバは富士通「FUJITSU Server PRIMEQUEST」、Red Hat Enterprise LinuxベースのOS[23]、ミドルウエアは新開発のオンメモリデータベース「FUJITSU Software Primesoft Server」。売買注文1件あたり2?3秒から5ミリ秒程度に短縮され[24]、2010年1月の実績処理速度は平均2ミリ秒[25]、2015年のリニューアル前の段階で1ミリ秒[16]。人間の目視や反応時間を超える高速取引は、機関投資家やデイトレーダーの行動に影響も懸念される[26]。 2015年9月24日に arrowhead がリニューアルし、注文応答時間は0.5ミリ秒 (ms)[16] になった。サーバー間は InfiniBand で接続し、FUJITSU Software Primesoft Server にてメモリ上のデータの同期を行っている。データベースはソリッドステートドライブ上に構築した、FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for HA Database になった。オペレーティングシステムは Red Hat Enterprise Linux と Microsoft Windows Server。 2019年11月5日に arrowhead がバージョンアップし、注文応答時間は0.2ミリ秒、情報配信時間は0.5ミリ秒になった。FUJITSU Server PRIMERGY RX2540 M4 の400台構成[27]。 東証が開発・維持保守を担うarrowheadについては、東証の立会売買において使用されるだけでなく、2019年現在、下記金融商品取引所でも使用されている。 1日当りの最大処理能力はシステムのリニューアルの度に以下のように増やしているが、能力限度が近い場合は取引が停止される。 2010年1月より arrowhead ともに、arrowhead との通信時間を短くするべくコロケーションサービスを提供し[33][34]、これにより高頻度取引(高速取引)に対応した。
東京証券取引所事業のシステム
株券等売買システム(現在のarrowhead)
1982年 - 2009年
arrowhead
システム提供先
名古屋証券取引所[28]
札幌証券取引所[29]
福岡証券取引所[30]
注文件数の最大処理能力
1982年1月23日 - 注文受付件数が10万件[20]
2006年1月30日 - 注文受付件数が1200万件、約定件数が500万件[31]
2006年11月6日 - 注文受付件数が1400万件、約定件数が840万件[32]
2010年1月4日 - 注文件数1億3700万件[16]
2015年9月24日 - 注文件数2億7000万件[16]
コロケーションサービス
Size:130 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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