その他、創立以来日本全国各地に研究施設、実習施設、課外活動施設を設けている。 東京大学のスクールカラーは 淡青(ライトブルー)である。これは東京大学ボート部が1920年9月24日、京都大学と初めてボート競技を行った際、乗るボートをくじ引きで決めたところ、東京大学は淡青、京都大学は濃青、となったことに由来する[102]。 また、各学部ごとのカレッジカラーも存在する。 東京大学のシンボルマークは黄色と淡青の2枚の銀杏の葉を組み合わせたもので、国立大学法人化に際して制定された。商標としても登録(登録商標日本第4871651号)されている。このシンボルマークは「東大マーク」と呼称されるが、商標は図案のみの登録で「東大マーク」という名称は商標登録されていない。 なお、東京大学にはそれ以前から様々なところで使用されてきた銀杏のマークがあり、そちらは現在「東大マーク(旧)」と呼ばれている。2枚の銀杏の葉に「大學」の文字を重ねた図の「東大マーク(旧)」は、1948年に第二工学部教授(当時)の星野昌一が「銀杏バッジ」として制作したもので[103](ただし正式な校章ではない)、現行の「東大マーク」は、「東大マーク(旧)」の銀杏の葉の配置を引き継いでいる[104]。「東大マーク(旧)」についても商標登録(第4868079号、図案のみ)されている。 これらシンボルマークのほかに「東京大学」(第4845999号、第4868078号)、「東大」(第4846000号、第4853892号、第4872824号、第4872825号、第4872826号、第4872827号、第4878617号、第4901389号、第4903509号、第4903510号、第4903511号、第4928970号、第4928971号)、「UNIVERSITY OF TOKYO」(第4871650号)も国立大学法人東京大学によって商標登録されている。 「東大マーク」および「東大マーク(旧)」の図柄は公式サイト内の東大マーク・東京大学の歌
象徴
スクールカラー
法学部 - 緑色
医学部 - 赤色
工学部 - 白色
教育学部 - 橙色
理学部 - 樺色
農学部 - 紫色
経済学部 - 青色
教養学部文科 - 黒色
教養学部理科 - 黄色
薬学部 - 臙脂色
シンボルマーク東京大学のシンボルマーク
なお、駒場Iキャンパスでよく見られる3枚のカシワの葉を組み合わせたマークは、旧制第一高等学校のシンボルであり、現在は大学院総合文化研究科・教養学部のシンボルマークである。
2024年2月、学内広報誌を通じて2024年度(4月)から使用される新しいロゴマークが発表された[1]。従来のロゴの文字部分が、より多くの人に伝わることを意図して漢字の「東京大学」から英字の「UTokyo」の表記に変更され、また文字の色も厳格さと権威的な印象をはらむ黒色から、明るくオープンな印象を示すことができる淡青色に変更されることが公表された。