東京大学
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主に担当する教養学部では、各大学が1件ずつしか応募できない[8]特色ある大学教育支援プログラムに「教養教育と大学院先端研究との創造的連携の推進」で応募したことが、大学として教養教育を重視していることの現れであるとしている[9]。教養教育内容の詳細については「東京大学大学院総合文化研究科・教養学部#前期課程教育」を参照
受賞

2021年12月時点、東京大学が公式に認めたノーベル賞受賞者は13名[10][11]、東京大学に関連する受賞者は18名(英語版)で、そのうち12名が学位を授与されている(学士の学位を授与した卒業生は8名、博士の学位を授与した者は7名)[12][13][14]
大学評価

大学評価の世界的指標の一つである、クアクアレリ・シモンズによる「QS世界大学ランキング 2024」における総合評点の世界順位は、同点26位の香港大学に0.2ポイント後れを取って28位であった(国内大学中は第1位)。評価指標別では、Academic Reputation(学術関係者からの世評)で満点を達成した世界の8校のうちの一つであり、アジアでは唯一である。Employer Reputation(雇用者からの世評)では世界第9位等を獲得した(なお、国際化に関する留学生比率と外国人教員比率のスコアは依然として低い)[15][16]

タイムズ・ハイアー・エデュケーションによる『THE世界大学ランキング 2023-2024』(2023年度)では世界順位は29位、アジア第4位である[17][注釈 2]。また、タイムズ・ハイヤー・エデュケーションがベネッセと連携して日本の大学の評価を発表している『THE世界大学ランキング日本版2023』では、3位・4位の大阪大学東京工業大学の両大学に追い上げられながらも、辛うじて前回と同じ順位の総合第2位であった[18][19]

分野別ランキングはU.S. Newsにおいて、以下の通りであった[20]

物理学:6位

化学:28位

生物学:36位

数学:62位

材料工学:65位

農学:167位

化学工学:133位

電気工学:258位

入学試験
学部入学試験.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキブックスに東京大学の入試対策関連の解説書・教科書があります。

東京大学の学部入学試験は、高度経済成長期以降に激しくなった受験戦争の象徴として、日本社会に対して様々な社会的影響を与えてきた。2016年入試で初めて推薦入学制度を導入した。2023年の一般選抜[注釈 3] においては受験者8,487人中2,997人が合格(平均倍率2.83)、学校推薦型選抜[注釈 4] においては受験者179人中88人が合格(平均倍率2.03)、入学者数は特別選考を含めて3,126人であった[21]。詳細は「東京大学の入学試験」を参照
大学院入学試験

2023年の志願者数は8,725人、入学者数は4,530人であった[22]
沿革
略歴東京医学校本館(現:東京大学総合研究博物館小石川分館開成学校(1873年)東京帝国大学赤門
(1905年1月2日)

明治維新直後に政府は旧幕府直轄だった昌平坂学問所開成所、医学所を統合して大学校を建設した[23]。紆余曲折を経て1871年(明治4年)に大学本校(旧:昌平坂学問所)が廃止され、開成所は南校、医学所は東校に改称[23]。その後、東京開成学校東京医学校への改組を経て1877年(明治10年)4月12日に至って合同することになり、文部省所管の官立東京大学が創設された[24]。この4月12日は現在「東京大学記念日」となっており、この日に入学式が行われている。当初は4学部と予備門を持ち、生徒数1,600人ほどの専門教育・普通教育機関であった[24]


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