東京大学病院
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公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院[3]

このほか、各種法令による指定・認定病院であるとともに、各学会の認定施設でもある。

認定専門医人数

(下表の出典[4]

資格名人数資格名人数
整形外科専門医25.8人脳神経外科専門医16.9人
皮膚科専門医5.4人リハビリテーション科専門医3.0人
麻酔科専門医17.0人老年病専門医6.0人
放射線科専門医15.0人心臓血管外科専門医9.0人
眼科専門医10.5人呼吸器外科専門医4.8人
産婦人科専門医31.2人消化器内視鏡専門医23.6人
耳鼻咽喉科専門医15.7人小児外科専門医2.2人
泌尿器科専門医9.4人神経内科専門医13.4人
形成外科専門医2.2人リウマチ専門医15.0人
病理専門医3.0人乳腺専門医1.0人
総合内科専門医46.7人臨床遺伝専門医3.4人
外科専門医62.2人漢方専門医1.0人
糖尿病専門医11.4人気管支鏡専門医2.0人
肝臓専門医20.2人アレルギー専門医4.0人
感染症専門医3.0人気管食道科専門医3.0人
救急科専門医6.0人大腸肛門病専門医3.0人
血液専門医6.0人婦人科腫瘍専門医2.0人
循環器専門医31.4人ペインクリニック専門医2.0人
呼吸器専門医12.6人脳血管内治療専門医2.0人
消化器病専門医41.8人周産期(新生児)専門医3.2人
腎臓専門医12.9人生殖医療専門医4.0人
小児科専門医23.8人小児神経専門医1.1人
内分泌代謝科専門医3.2人心療内科専門医1.0人
消化器外科専門医15.0人一般病院連携精神医学専門医1.0人
超音波専門医2.0人精神科専門医14.2人
透析専門医8.8人

アクセス

上野駅御茶ノ水駅などから都営バスで「東大病院」バス停下車。
都営バス巣鴨営業所#学01・学07系統」も参照
周辺

上野恩賜公園[5]

台東区立忍岡小学校[5]

健康と医学の博物館[5]

分院

東京大学医学部附属病院分院(とうきょうだいがくいがくぶふぞくびょういんぶんいん)は、東京都文京区にかつてあった大学病院である。小石川分院とも呼ばれるが、所在地は小石川植物園などとは隔たった目白台である。

医術開業試験の試験場として設立された通称「永楽病院」が前身である。当時は患者を無料で診療していたが、医術開業試験の廃止に伴い東京帝国大学へ移された後に順次有料化された。1952年(昭和27年)に胃カメラが開発された地である。

1897年7月 - 内務省医術開業試験場として設立(東京市麹町区永楽町一丁目2番地)

1903年3月 - 医術開業試験の移管に伴い文部省へ移管

1908年6月 - 現在地(小石川区雑司が谷120番地、現 文京区目白台3-28-6)に移転

1917年8月 - 東京帝国大学へ移管、医科大学附属医院分院となる

2001年4月-9月 - 医学部附属病院へ段階的に統合(病院としては6月22日に閉院)

閉院後の建物は、本郷キャンパスの改新築に伴って諸部局が一時待避するなどした。その後建物は解体され、外国人研究者・留学生向けの宿舎や工学系研究科の研究室などが入る施設が新たに建設された。
不祥事・医療ミス・医療事故・事件等

1970年6月4日 - 新病棟(1968年完成)への移転阻止を訴え病院を占拠していた青年医師、看護婦、全共闘会議の学生63人が、突入した機動隊により不退去罪の疑いで逮捕[6]

2017年1月31日(発表日) - 2015年、入院患者の就学前男児に看護師が薬を誤投与する医療事故があったと発表。男児は翌日に死亡。薬の取り違えが原因で「男児の死亡に何らかの影響を与えた可能性がある」としている。病院によると、薬の誤投与は、多臓器障害のため重篤だった男児に対し、に内服薬を注入する処置をした際に発生した。看護師は内服薬を準備後、電話対応などのため作業をいったん中断。再開する際、近くにあった別の患者の内服薬と取り違えていた。看護師は名前など投与時の最終確認をせず、薬の取り違えに気付かなかった。別の患者は男児よりも体格が大きく、男児にとっては薬の量が多すぎたという。遺族の弁護士によると、抗てんかん薬など13種類の薬剤が誤投与され、十数分後に男児の容体が悪化した。病院は事故調査委員会を設置し、調査したが死亡に影響を与えた可能性があるとする一方で「どの程度影響したかは判断できない」としている。病院は再発防止策として、内服薬をバーコードで管理し、投与前のチェックで誤投与を防ぐシステムの導入を進める[7]

2019年1月24日(報道日) - 2018年9月、男性患者(40代)が拡張型心筋症により僧帽弁閉鎖不全症を起こしていた。病院は「マイトラクリップ」という医療機器で心臓の弁の機能を補うカテーテル治療をしようとした。だが、心臓の壁にカテーテルがうまく刺さらずに中止した。男性はその後容体が悪化、10月に死亡した。12月、病院は第三者機関の日本医療安全調査機構東京都に事案を報告。都は医療法に基づく立ち入り調査をし、安全性が確認できるまで、この治療を中止するよう指導した[8]

脚注[脚注の使い方]
出典^ a b 臨床研究中核病院について 厚生労働省
^ 参議院 厚生労働委員会 中継 参議院 厚生労働委員会 2018年12月6日 2018年12月9日閲覧
^ “ ⇒病院評価結果の情報提供”. 公益財団法人日本医療機能評価機構. 2020年8月22日閲覧。


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