東京国際アニメフェア
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東京国際アニメフェア2009 超!ステーション(2008年4月10日?2009年3月26日

カウントダウンto東京国際アニメフェア2009(2009年3月4日11日 23:30?24:30、18日 15:00?16:00[TAF2009 ビジネスデー])

東京国際アニメフェア2009 超!ステーションスペシャル(2009年3月20日21日[TAF2009 パブリックデー]) - TAF2009「文化放送ブース」からの公開生放送

TAF2010

東京国際アニメフェア2010 超!ステーション(2009年4月12日?2010年4月4日

東京国際アニメフェア2010 TAF☆TAHのLET'S TOUGH(2010年2月7日?3月21日・4月4日 日曜日 23:00?23:30)

東京国際アニメフェア2010 TAF☆TAHのLET'S TOUGH 生中継スペシャル(2010年3月25日26日 16:00?17:00[TAF2010 ビジネスデー]) - 「ステージII」から公開生放送


東京国際アニメフェア2010 超!Station スペシャル(2010年3月27日28日[TAF2010 パブリックデー]) - 文化放送のスタジオとTAF2010「文化放送ブース」を結んでの生放送

TAF2011

東京国際アニメフェア2011 超!ステーション(2010年4月11日?2011年3月27日)

TAF2012

東京国際アニメフェア2012 超!ステーション
(2011年4月3日?2012年4月8日)

東京国際アニメフェア2012 超!Station スペシャル(2012年3月24日・25日[TAF2012 パブリックデー]) - TAF2012「文化放送ブース」からの公開生放送

TAF2013

東京国際アニメフェア2013 超!ステーション
(2012年4月15日?9月30日)

2012年10月以降は単発特番となった。


公式テーマソング

開催年曲名歌手
2010年「
Happy place」[2]えりゆか[メンバー 1]
2011年(開催中止のため、製作せず)
2012年「タフな空へ!!!」[3]仁王[4]
2013年「姫(キミ)に届け」[5]アルスマグナ ⇒[6]

開催における出来事
TAF2011
分裂騒動

2010年石原慎太郎東京都知事(当時)が主導し、自民公明民主によって改正案が提出され可決された東京都青少年の健全な育成に関する条例に関連し、12月10日、日本の主要な漫画出版社秋田書店角川書店講談社集英社小学館少年画報社新潮社白泉社双葉社リイド社)で構成されるコミック10社会は、東京国際アニメフェア2011について協力・参加を拒否する旨の声明を発表した。声明では、東京国際アニメフェアの実行委員会委員長を務める石原都知事の言動について「漫画や漫画家に対する不誠実で無理解な発言を繰り返し」ているものと批判[5]、改正案についても「漫画家やアニメ制作者との話し合いがただの一度も行われないまま」作られているものであるとして「これまでの出版界と都当局との話し合いの歴史を踏みにじるものであり、規制の対象は依然あいまいで、むしろ拡大さえしている」と批判し[6]、「石原都知事および都当局の、漫画家・アニメ制作者たちに対する敬意に欠けた姿勢に強い不信感を抱かざるをえません」、「石原知事が実行委員長として開催しようとしているアニメのイベントに賛同し、行動をともにすることはとうていできない」とした[7][5][注 1]

各々の出版社が直接の出展を拒否することのみならず、コミック10社会の幹事を務める清水保雅(講談社取締役)によると「原作者の漫画家が希望すれば、出展するアニメ関連会社に協力しないよう要請する」とした[8]。集英社の鳥嶋和彦専務は、出展・参加・協力の拒否のみならず、週刊少年ジャンプなどの同社から刊行されている作品を原作とするアニメ作品の出展も認めない旨を表明し、新人の漫画家らに向けて「ぜひ石原慎太郎(都知事)をぶっ飛ばすような漫画を」と、同社の茨木政彦第3編集部長も「萎縮しないで好きなものを描いてほしい。面白ければジャンプは全部載せる」と、それぞれ述べた[9]

10周年ということで過去最高の約14万人の入場者を見込み、既に多額の予算を組んで準備の進められている東京国際アニメフェアは、ほとんどのアニメ原作者らを抱える主要な出版社の不参加で「イベント自体の成否を左右しかねない」と報じられ、都の担当者によると「不参加の影響は、ないとは言えない」という[6]朝日新聞も都と業界の対立に懸念を表明した[10]

菅直人首相(当時)は、12月13日総理官邸ブログの中で本件について「今、青少年健全育成に関連して『東京国際アニメフェア』の開催を心配する声が上がっている。青少年育成は重要な課題。同時に、日本のアニメを世界に発信することも重要。『国際アニメフェア』が東京で開催できない事態にならないよう、関係者で努力して欲しい」とコメントした[11]

石原都知事は、12月8日角川書店代表取締役社長・井上伸一郎(当時)による出展とりやめの表明に対しては、記者会見で「勝手に自分で決めたらいいじゃないか」と発言。コミック10社会による同旨の緊急声明や、漫画が原作のアニメーション作品の出展とりやめの働きかけの表明に関しては、条例が成立した12月15日、「これ(条例改正)を理由に来ないならどっかの会社がね来なきゃいいんだよ、アニメフェアに。来年、ほえ面かいて来るよ。ずっと来なくてもいいよ。来る連中だけでやります」と発言した[12][13]

こうした中、12月21日にはアニメーション制作会社の業界団体であり、アニメフェアの事務局を務める日本動画協会が条例改正に対して声明を発表、「規制の対象や要件は曖昧で、憲法で保障された表現の自由の精神に照らして大きな問題がある」と遺憾の意を表明、コミック10社会の抗議に対して賛同・支持するとしつつ、アニメフェアの開催については順当な開催を望むとし、事務局を受任し主催ではなくイベント実施を判断する立場にないとしながらも、「参加者の大幅な出展撤回は避けられず、これまでのクオリティを保つのは極めて困難で、実質的に実行不能な事態になる」と否定的な見解、懸念を表した[14][15]

12月28日、コミック10社会のうち角川書店と、アニプレックスアニメイトキングレコードジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンフロンティアワークスマーベラスエンターテイメントメディアファクトリーの計8社は、同イベントと同日に「アニメ コンテンツ エキスポ」を千葉県千葉市幕張メッセで開催すると表明した[16]

週プレNEWS』によれば、アニプレックスのプロデューサー・高橋祐馬はボイコットについて「条例の問題以前に、出版社と歩みを共にするという意識が強かった」と話している[17](詳細は「アニメ コンテンツ エキスポ」を参照)。


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