同年8月24日の公式ブログにて、吉本興業への所属を正式に発表した。
2013年、日清食品 THE MANZAIで決勝大会に進出。
2023年、THE SECONDに出場。選考会を通過し、3月28日に開幕戦ノックアウトステージにて金属バットと対戦予定だったものの、体調不良により出場辞退となった[9]。当初は体調不良の内容は明かされていなかったが、3月29日、ハチミツが母をドナーとした腎移植手術を受けていたことが公表された。予定より退院が延びたことがTHE SECOND欠場の理由であった[10]。なお対戦相手だった金属バットはその後のノックアウトステージ16→8でタイムマシーン3号との対決に勝利し、決勝進出を果たした。
前述のとおり、幻に終わった金属バットとの対戦を実現させるべく2023年8月20日によみうりホールにて「金属バットVS東京ダイナマイト ワンマッチ興行」の開催が決定。チケットはすぐに完売し、立会人としてケンドーコバヤシの出演が決まるなど盛り上がりを見せていたが、8月15日に突然の公演延期を発表。その理由として、ハチミツが左大腿会陰部筋肉内膿瘍及び敗血症性ショックの治療のため入院中であることが公表された[10]。
当初の開催予定から2ヶ月後の10月20日、ルミネtheよしもとに場所を変えて「8・20金属バットVS東京ダイナマイト ワンマッチ興行」を無事開催。
2024年4月6日、ハチミツと松田はXの自らのアカウントで、同年3月24日時点をもって「漫才師としての活動」を休止したことを報告した[11]。 漫才・コント問わずネタ中に独特なツカミやボケを演じることが多く、以下はその代表的な例。
芸風
素人よりも玄人受けするその芸風を、大師匠のたけしからは「寿司職人が休日に食べに行くベテランの寿司職人が握る寿司」と例えられた。たけしからはオフィス北野を退社する際、「とにかく寄席に出ろ」「短いネタはやるな、雛壇はやるな」などのアドバイスを送られている[6]。
「同業者向けにネタを作っている」と公言しており、世間的な評価よりも芸人間での人気や評価が高いコンビでもある。「東京ダイナマイトのネタを袖で見ている芸人は売れる」というジンクスまであり、2007年にサンドウィッチマンが、2009年にパンクブーブーがM-1で優勝を成し遂げ実証することとなる(両者とも東京ダイナマイトの袖芸人)。
松田の同期にあたる佐藤哲夫(パンクブーブー)は、ルミネのスタッフに頼んで東京ダイナマイトのネタ部分だけを自分用にダビングしてもらっているらしい。
ハチミツは2010年2月10日のブログで「もしかしたら、パンクブーブーと一緒に俺のネタを袖で見ていたあべこうじもR-1獲るかもな」と記し、一月も経たないうちにその言葉は現実となった。
代表的なツカミ・ボケ
漫才の際、舞台へ登場直後に松田が刀を取り出しながら「刀持ってきたぞー!!」と叫び、ハチミツに窘められる。
M-1グランプリ2004の決勝ではこのツカミを披露した。だが松田は刀を抜こうとするも抜けず「二郎ちゃん、これ優勝したら抜けるかもしんねーぞ!」と叫んで、ハチミツから「とりあえずしまっとこうか」とツッコまれた。しかし結果は総合8位に終わり、敗者コメントではハチミツは悔し紛れからか刀をあっさりと抜いてしまっていた。その後、M-1グランプリリターンズ2004へ出演した際に冒頭でこのツカミを披露してハチミツは「俺、刀に嫌な思い出あるから」「滑った所までリターンズしなくていいから」と冷静にツッコんでいた。
以降、M-1では2005年から2008年まで毎年敗者復活戦に出場する度に必ずこのツカミをやっていた。しかし回を重ねる毎に松田はハチミツから「毎年コレで滑ってんだろ」「真剣勝負なのに模造刀持って来てんじゃねぇ」などと厳しくツッコまれ、早々に刀を取り上げられていた。なお、2008年度では2人とも刀を持って登場していた。2年振りに出場した2010年の敗者復活戦でもこのツカミを披露していた。
M-1グランプリ2009の決勝及び2015・2016年大会の敗者復活戦では刀を使わなかった。
ほとんどの漫才師は舞台に登場する際、冒頭で「どうも、○○です」と名乗ってから漫才に入るのが基本であるが、2人の場合はネタをある程度進行させてから、そのネタの途中で唐突に「どうも、東京ダイナマイトです」と自己紹介するという特殊な形式が多い。これは漫才・コント両方で行なっている。しかしM-1グランプリ2009の決勝ではこのツカミは行われず、冒頭でも自己紹介はされなかった。
漫才の冒頭で松田が川島明(麒麟)のものまね(「麒麟です」)をする。その際、ハチミツは「麒麟って言っちゃったよ!」「あなたが麒麟って言ってしまえば僕は否定する気持ちはありませんからね」などと返す。
松田がハチミツに何かを喋りかけながらセンターマイクに向かい、それにハチミツがツッコんでから漫才を始めるというツカミ。このツカミはM-1グランプリ2009決勝で行われ、審査員の松本人志(ダウンタウン)から賞賛された。後に同じく審査員であった渡辺正行も自身のブログでこのツカミを絶賛している[12]。
2人がそれぞれプライベートで離婚(後述)して以降は、冒頭でハチミツが松田に「君、バツイチらしいね」と語りかけて松田が「お前もバツイチだろ」とツッコみながらハチミツの頭を叩くというツカミが多い。THE MANZAI2013の決勝やM-1グランプリ2015・2016の敗者復活戦でもこのツカミを披露していた。2017年現在ではこのツカミをやってから漫才を行うことがほとんど。ハチミツと松田の役割が逆であるパターンもある。
結成当初は2人が客席に向かって満面の笑みをこぼして終わりというオチが多かった。2017年現在ではそのようなオチは減少傾向にある。
松田の良い声を活かした歌ネタ(例:歌詞の「涙」の部分を「味噌汁」に変換して幸せな歌にするネタ)。その際、松田は変わった仕草や癖のある歌い方をしながら披露するためハチミツからツッコまれる。
「シリビアの泉」(『トリビアの泉』(フジテレビ)のパロディ)。内容は松田が本家「トリビアの泉」風に「皆さんが知っている情報を改めてお届けする」というもの(例:「ソースや醤油などの袋に こちら側のどちらからも切れますと書いてあるが たまに切れない」「瀬川瑛子の髪型はかっこいい」など)。シリビアを聞いてハチミツは「知ってるよ」とツッコむ。
「(ガムを噛んでいるのをツッコまれて)ガムじゃねぇよ、ミノだよ」と返すボケが様々なネタに導入されている。また松田が『はじめてのおつかい』を「ガキの使い」と呼んでいるボケもよく見られる。