東亜国内航空
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また、2028年度からはエアバスの単通路機であるエアバスA321neoの受領も開始する[8]
B777-200

ボーイング777導入に際しては、1990年に国内幹線向けにボーイング747-400の導入を決定、9機を発注したものの、財政難から1993年3月に導入延期を決め、機体のコストや運航上の経済性を重視しボーイング777へ発注を切り替えた、という経緯がある[9]。なお、ボーイング747を発注したがキャンセルとなった理由は、航空憲法と称された45/47体制が廃止されて日本エアシステムに国際線の定期便運航が許可された時期が、丁度バブル経済の時期と重なっていた為、国際線用機材としてこの機材が計画されたが、湾岸戦争やバブル経済の崩壊に加え、成田空港の発着枠をめぐる問題などにより、導入が困難とされた為である。

日本国内航空・東亜国内航空・日本エアシステムが発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は89で[10]、航空機の形式名は727-89、777-289の2機種のみとなる。

DC-9導入以前に日本国内航空はフランスシュド・カラベルの導入を検討しており、調査団の派遣日程まで決められていたが突然中止になったという[11]
乗員訓練に使用されたビーチクラフトB200
日本航空との経営統合以後会社名と機体記号を消され、アメリカへのフェリーを待つエアバスA300型機(羽田空港、2006年5月)日本航空の「太陽のアーク」塗装になった元日本エアシステムのマクドネル・ダグラスMD-81型機日本航空の「太陽のアーク」塗装になった元日本エアシステムのエアバスA300-600R

2013年3月にMD90型機が引退するにあたっては、JALパックが引退記念ツアーを企画、日本エアシステム時代の制服を着用した搭乗員が機内サービスを行うなどのイベントが行われた[12]。また引退フライトにおいては、搭乗証明書等に「JAS」のロゴが公式に記載されるなど日本航空側の配慮が見られた[13]

MD-90やA300-600Rが全機退役した後もボーイング777(JA8977?JA8979・JA007D?JA010D)については運航が継続され、2019年時点の日本航空においては旧日本エアシステムから継承された最後の機材であった。久々のJALのエアバス機となるA350-900の導入によって、段階的に退役が開始されていた。しかし、その最中、搭載しているエンジン、プラット・アンド・ホイットニーPW4000型の事故によって、同型エンジンを搭載したボーイング777が世界的に運航停止となった。運航停止措置の解除が見通せないこと、さらに同時期に流行した新型コロナウイルスの影響も重なり、ボーイング777-200についても、元々より日本航空が運航していた機体を含め2021年4月に全機退役となり、同時に旧日本エアシステム機の歴史に幕が下ろされた。

日本エアシステム→日本航空ジャパン(1988年?2006年)

エアバスA300-B4-2C

エアバスA300-B2K-3C

エアバスA300-600R

ボーイング777-200

マクドネル・ダグラスDC-9-40

マクドネル・ダグラスDC-10-30 (ER)

マクドネル・ダグラスMD-90-30

マクドネル・ダグラスMD-81 (DC-9 Super80)TDA時代に導入した「DC-9 Super80」とJAS時代の「MD-81」はコックピット仕様に差異があるため、運航面では別機種扱いとされていた。

マクドネル・ダグラスMD-87

日本航空機製造YS-11

ビーチクラフト B200スーパーキングエア

ヒューズ369HS

アエロスパシアルAS350B

契約のみ未導入

ボーイング747-400 - 当初は国内線仕様の747-400Dを発注したが、国際線への導入も検討していた。栃木県東武ワールドスクウェアに模型が展示されている[14]

ボーイング777-300 - 当初は日本エアシステム機として発注されたが、新生JALの「太陽のアーク」塗装で引き渡され、型式番号末尾のカスタマーコードも機体引渡し時点ではJASの89ではなくJALの46となっているためこの項にて記す。

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ボーイングB777

MD90ならびにB777

左よりMD90、MD87、MD81(大阪国際空港、2002年)


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