バルカン半島諸国や東南ヨーロッパと呼ばれる国々。
アルバニア
クロアチア
コソボ
セルビア
ブルガリア
ボスニア・ヘルツェゴビナ
北マケドニア
モルドバ
モンテネグロ
ルーマニア
アナトリア半島が国土の大半を占めるが、以下の国を含む場合もある。
トルコ
これらの国や地域の多くは東ローマ帝国やオスマン帝国の支配を受け、その影響(特にビザンティン文化)を受けている。また、東ローマ帝国やオスマン帝国と、神聖ローマ帝国、オーストリア帝国など西方の勢力との衝突点であり、宗教でも正教会、イスラム教とカトリックが混在している。19世紀から20世紀にかけて、多民族を包含する巨大な帝国が失われた後、民族混住の地であったこの地域はヨーロッパの火薬庫と呼ばれ、両世紀を通してバルカン戦争や両世界大戦、一連のユーゴスラビア紛争などの多くの争いを経験した。これらの国々はNATOや欧州連合の加盟国であるか加盟を目指す国々であり、また南東欧協力プロセスや中欧自由貿易協定を結び、新たな地域統合の道が模索されている。
冷戦時代冷戦期のヨーロッパ
多くはワルシャワ条約機構に加盟していた。冷戦期の東側諸国(Eastern Bloc)と「東ヨーロッパ(東欧)」(Eastern Europe / East Europe)表記を混同しないこと。
ワルシャワ条約機構加盟国
ソビエト連邦
チェコスロバキア社会主義共和国
ドイツ民主共和国
ルーマニア社会主義共和国
ハンガリー人民共和国
ブルガリア人民共和国
ポーランド人民共和国