2003年10月2日、ハッサン・マフスームがパキスタン領内のアフガニスタン国境近くでアルカーイダ掃討作戦中のパキスタン軍によって殺害された[24]。
2005年7月、トルコでの集会で北京オリンピックと上海国際博覧会の阻止を表明。同年9月、天山獅子隊が戦闘宣言を発する。
2007年1月5日、中国公安当局がETIMの訓練キャンプを攻撃。18名を殺害し17名を拘束と発表(同月8日)。
2008年7月21日に雲南省昆明市内で複数のバスを爆破し、乗客2人が死亡した「テロ事件」(昆明バス爆破事件)の実行犯であるTIPと名乗る組織はETIMと同一の組織であると見られており[25][26]、日本の外務省もETIMの別名であるとしている。
2011年7月30日から31日にかけてカシュガル市で発生した連続殺傷事件(2011年カシュガル連続殺傷事件
(中国語版、英語版))について、中国治安当局は犯人グループをETIMのキャンプで訓練を受けたイスラム教過激派集団であると断定しており、同年8月末頃にTIPを名乗る組織も自ら犯行声明を出している[27]。2012年8月24日、指導者のアブドゥッシャクール・アッ=トゥルキスターニー(英語版)がCIAの無人機にパキスタンで殺害された[28]。
2013年10月28日に天安門前に自動車が侵入し、群集を巻き込んだ後炎上して、男性観光客1人を含む5人が死亡、日本人を含む38人が重軽傷を負う事件が発生した[29]。中国当局は車内で死亡した3人のほか容疑者のウイグル族5人を拘束した[30]。中国当局は、ETIMがこの事件を「聖戦」と評価し、今後も新たな標的として、人民大会堂を含む中国国内の複数の地点で襲撃活動を行うとする声明を出した事や、過去の類似の事件への同組織の関与から、この事件がETIMの指示があったと判断し、摘発を強化すると発表した[31][32]。詳細は「天安門広場自動車突入事件」を参照
2014年1月、グアンタナモ統合タスクフォース(英語版)(JTF-GTMO)がETIMに訓練されていたと主張してグアンタナモ湾収容キャンプに収容されてきた22人のウイグル人の最後の1人が「敵性戦闘員」指定を解除され、スロバキアに移送された[33][34][35]。
2014年7月に中国最大の清真寺(モスク)であるエイティガール寺院で起きたイマームのジュメ・タヒール(英語版)師殺害事件を支持した[36]。