村上誠一郎
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

その為、アベノミクスについては、2017年のアンケートでは「どちらとも言えない」と回答[28]

その他

安倍内閣による
森友学園問題加計学園問題への対応について、2017年のアンケートで「評価しない」と回答[15]。2022年には毎日新聞の取材に「森友・加計・桜を見る会は国民の不信を完全には払拭できていないのではないか。森友問題では近畿財務局の職員が自死に追い込まれた。これらの政治的、道義的責任は安倍氏の功績とは別次元の話です」と話しており、加計問題の焦点となった岡山理科大学獣医学部が自身の選挙区内の今治市に開設されたことから、疑惑が解明されていないことに、忸怩たる思いがあるという[29]

森友学園への国有地売却をめぐる公文書改竄問題で、2021年5月6日、国は「赤木ファイル」の存在を初めて認めた[30]。しかし5月13日、菅義偉首相はファイルの存在を踏まえた再調査を行わない考えを報道各社に書面で示した[31]9月の自民党総裁選挙で総裁に選出された岸田文雄も10月11日、衆議院本会議の代表質問で再調査の実施を否定した[32]。国の対応をどう考えるかとの同年の毎日新聞社のアンケートに対し「さらに調査や説明をすべき」と回答[17]

「治安を守るためにプライバシーや個人の権利が制約されるのは当然だ」との問題提起に対し、2017年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[15]

首相の靖国神社参拝について、2017年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[15]

中選挙区復活を主張している。その際、連記式にすべきとしている[33]

2002年(平成14年)、城山三郎個人情報保護法案に反対し、「法案が通ったら私は『言論の死』の碑を建てる。そこに法案に賛成した議員全員の名前を記すつもりだ」と批判した。村上は自民党PRチームの会合で、「法案内容を言うのでなく、こうした発言自体が言論統制じゃないか。城山さんは多分ボケているから(反対論を)言ったんだと思う。抗議すべきだ」と城山を非難した[34]。なお、個人情報保護法は2003年(平成15年)に可決している。

永住外国人への地方選挙権付与に反対しており、2000年(平成12年)11月、「外国人参政権の慎重な取り扱いを要求する超党派の国会議員の会」を結成し会長に就任。なお前年の1999年(平成11年)、外国人参政権を党を挙げて推進する公明党与党に加わっている。

2010年(平成22年)1月20日、「外国人参政権の慎重な取り扱いを要求する国会議員の会」の会合で、民主党や公明党などが成立を目指す外国人参政権について「党を挙げて命がけで対応しなければならない」と訴えた[35]。また、この会合で同会は外国人参政権に反対する方針で一致し[36]、民主党政権が永住外国人に地方参政権を付与する法案を提出した場合、成立阻止に全力を挙げることで一致した[37]

女性宮家に反対していた[22]。2017年の第48回衆議院選、2021年の第49回衆議院選での毎日新聞の候補者アンケートでは賛成に転じている[38][17]

菅義偉内閣による日本学術会議会員の任命問題については、言語道断として、「学問への畏敬の念、リスペクトがあまりになさ過ぎる」、「説明が必要」としている[39]

元内閣総理大臣の安倍晋三の国葬に反対した。毎日新聞のインタビューに「非業の死を遂げた方を弔うのは自分としても感情的には理解できる」としながらも、「判断の明確な基準が必要です。例えば佐藤栄作さんや中曽根さん、おじいさまの岸信介さんも国葬ではなかった。なぜ安倍さんだけ国葬なのかというと、なかなか説明が難しい」「時の政権の恣意的なやり方だとの批判を免れない。もう少し腰を据えて幅広く考えるべきだったのではないか」と話している[29]。当選同期で元内閣総理大臣の鳩山由紀夫はtwitterで村上から電話があったと明かし、「安倍元総理の国葬はおかしいと思うが永田町では面と向かっておかしいと言う議員がいないと。それでキャンペーンを張ろうと思うが名前を貸してくれと(伝えられた)。もちろん喜んでと答えた」と投稿した[40]。2022年9月20日には、国葬への欠席を表明し、安倍の政権運営についても「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊して、旧統一教会に選挙まで手伝わせた。私から言わせれば国賊だ」と語った[41][42]。翌21日には「責任は重いと言いたかった。国賊という言葉を使ったかは覚えていない」と釈明した[43]

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)については、「私は応援してもらっていません。統一教会系からの選挙応援や秘書を派遣してもらうかどうかは個々の議員の考え方次第ですが、霊感商法や家庭崩壊などの問題があると言われている団体から応援を受けるのはいかがなものかというのが私の判断です」としている[29]

政治資金

義弟の岡田克也議員の実父である実業家の岡田卓也から2015年2月12日に100万円の寄付金を得ている。その寄付金が平成27年度(2015年度)の政治団体や個人からの寄付の約4分の1を占めている[44]
選挙歴

当落選挙施行日選挙区政党得票数得票率
(%)得票順位
/候補者数定数票差
(と次点者)惜敗率
(%)比例区
順位政党当選者数
/政党候補者数
第37回衆議院議員総選挙1983年12月18日旧愛媛2区無所属51,42316.844/63-86.90--
第38回衆議院議員総選挙1986年07月06日旧愛媛2区自由民主党79,17125.072/538,912---
第39回衆議院議員総選挙1990年02月18日旧愛媛2区自由民主党64,08420.293/532,440---
第40回衆議院議員総選挙1993年07月18日旧愛媛2区自由民主党72,92424.432/536,135---
第41回衆議院議員総選挙1996年10月20日愛媛2区自由民主党118,96670.321/3191,906---
第42回衆議院議員総選挙2000年06月25日愛媛2区自由民主党113,61664.101/3170,943---
第43回衆議院議員総選挙2003年11月09日愛媛2区自由民主党99,20858.321/4155,655---
第44回衆議院議員総選挙2005年09月11日愛媛2区自由民主党115,29759.211/3150,423---
第45回衆議院議員総選挙2009年08月30日愛媛2区自由民主党94,84347.991/419,544---
第46回衆議院議員総選挙2012年12月16日愛媛2区自由民主党77,07846.761/4128,316---
第47回衆議院議員総選挙2014年12月14日愛媛2区自由民主党57,16848.031/4126,891---
第48回衆議院議員総選挙2017年10月22日愛媛2区自由民主党62,51648.851/4128,622---
第49回衆議院議員総選挙2021年10月31日愛媛2区自由民主党72,86157.491/3130,341---
当選回数12回 (衆議院議員12)

不祥事
情報流出

2006年(平成18年)3月21日パソコンソフトWinnyコンピュータウイルス感染により、第44回衆議院議員総選挙の際に村上の選挙事務所が使用した後援会幹部の名簿や内部文書など、個人情報を含んだ資料が漏洩していたことが判明した[45]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:99 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef