杉本達治
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落選した西川知事と同じ自治省の出身で[2]副知事を歴任するなどかつての部下でもあった[2]

なお、2019年4月の知事選挙をめぐっては福井県議会自由民主党所属議員(県会自民党)のうち、党本部の方針で福井県連が杉本を支持したことに反発して西川支持派の議員が別会派を結成するなど分裂選挙となった[3]が当選した[4]

2022年12月2日、福井県議会の代表質問に、2期目に向け立候補を表明[4]

2023年4月9日投開票の県知事選挙で再選[5]
統一教会との関係

2019年10月6日、
愛知県常滑市愛知県国際展示場で開催された統一教会の「孝情文化祝福フェスティバル 名古屋4万名大会」に杉本は私費で祝電を送った[6][7]

2022年7月20日の定例会見で、祝電を送ったのは「世界平和」などの趣旨に賛同したためとし、「宗教性というか、団体を応援するようなことはありません」と説明した[7]。イベントの半年前には杉本が初当選した知事選があったが、同連合による支援の有無については「今すぐ思い出せるようなものはない」と話した[7]


統一教会は同性結婚制度の導入やパートナーシップ宣誓制度などのLGBTの権利拡大に反対してきた活発な勢力であるが[8][9]、杉本自身は2022年6月の県議会本会議で、福井県内での「パートナーシップ制度」の導入について、今春、当事者と話し合いの場を持ったとして「何とかしないといけないと感じた」「制度導入で社会の理解が深まる」との見方を示しながら、LGBT当事者や支援団体などの話を聞いた上で、調査・研究していくとの方針を示した[10][11]
世界平和統一家庭連合と政界との関係」も参照
発言

関西電力の森望社長との県庁での会談で、
ロシアによるウクライナ侵攻に関連し、杉本は「特にウクライナ情勢があってから、原子力に対する国民理解は一定程度進んできていると感じる。とてもいい機会だと、ある意味で考えている」と発言した[12][13]

経歴

1986年4月:自治省(現総務省)に入省[2]

1986年7月:長野県地方課[14]

1987年12月:自治省大臣官房総務課 [14]

2000年総務大臣(旧自治大臣秘書官

2004年:福井県総務部長

2007年:内閣参事官

2010年:総務省市町村税課長、地方債課長

2013年:福井県副知事[3]

2016年6月:副知事を退任[3]、総務省消防庁国民保護・防災部長

2018年:総務省公務員部長

2019年:福井県知事

脚注^ “福井知事選、杉本氏が初当選 現職破る”. 日本経済新聞. (2019年4月7日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43324500U9A400C1L92000/ 2019年10月14日閲覧。 
^ a b c d “福井県知事選、杉本達治氏が初当選”. 中日新聞. (2019年4月7日). https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/all/CK2019040702100038.html 2019年10月14日閲覧。 
^ a b c “自民分裂で混迷…福井知事選、現職と元副知事の骨肉”. 産経ニュース. (2019年1月16日). https://www.sankei.com/article/20190116-MPJLM47DDBIYFAR5H7RD6KZWHI/ 2019年10月14日閲覧。 
^ a b “福井県知事選、現職の杉本達治氏が出馬表明”. 日経新聞. (2022年12月2日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC021WX0S2A201C2000000/ 2022年12月3日閲覧。 
^ “福井県知事選挙 現職の杉本達治氏 2回目の当選”. NHKニュース. (2023年4月10日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230409/k10014033511000.html 2023年4月12日閲覧。 
^ “【独自】統一教会・名古屋4万人イベントの内部写真《来日した韓鶴子総裁と、礼賛した有名政治家たち》(現代ビジネス編集部) @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2022年7月18日閲覧。
^ a b c “旧統一教会の関連イベントに祝電 福井県知事「うっすら覚えている」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年7月26日閲覧。


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