また、1996年演劇制作者集団「ドラマバンク」を旗揚げ[2]、代表幹事を務めた。第1回公演は「日本つれづれ節」[2]。独り芝居「横浜ローザ」は、「ドラマバンク」の代表的演目で、現在も公演され、高い評価を得ている。
日本大学映画学科の監督コース講師も務めた[2]。
多彩な趣味を楽しんだ人物でもある。ピアノの弾き語りは相当な腕前で、ギターも弾くなど、音楽を愛した。歌声にも味があり、十八番は石原裕次郎だったという(「勇者たち」など)。自他共に認める、写真機収集家でもあった。また、NHK連続テレビ小説『風見鶏』を執筆したことから、ドラマの舞台だった神戸市の名誉市民となっている。
主なテレビ作品
天と地と(1969年、NHK大河ドラマ)
春の坂道(1971年、NHK大河ドラマ)
みちくさ (1974年のテレビドラマ)
妻たちの二・二六事件(1976年、NHK、全5回)
風見鶏(1977年10月 - 1978年4月、NHK連続テレビ小説)
夏の光に・・・(1980年、-モンテカルロ国際テレビ祭金賞 最優秀脚本賞)- NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
いのち燃ゆ(1981年4月 ‐ 10月、NHK)
遠雷と怒涛と(1982年、NHK土曜ドラマ、全3回)
よーいドン(1982年10月 - 1983年4月、NHK連続テレビ小説)
宮本武蔵(1984年4月 - 1985年3月、NHK新大型時代劇)
谷崎・その愛(1985年、NHK)
武蔵坊弁慶(1986年、NHK新大型時代劇)
樅ノ木は残った(1990年、日本テレビ里見浩太朗時代劇スペシャル)
年末時代劇スペシャル(日本テレビ)
忠臣蔵(1985年) - テレビ大賞特別賞
白虎隊(1986年) - テレビ大賞優秀作品賞
田原坂(1987年)
五稜郭(1988年)
勝海舟(1990年)
源義経(1991年)
風林火山(1992年)
鶴姫伝奇 -興亡瀬戸内水軍-(1993年)
山田風太郎 からくり事件帖-警視庁草紙より-(2001年、NHK) - 全9話で斎藤樹実子との共同脚本。
主な舞台作品
孤愁の岸 遥かなり山河(帝国劇場)
青年、星降る里、松のや露八(宝塚劇場)
宮本武蔵、弧松は語らず(歌舞伎座)
忠臣蔵 大石内蔵助、平家物語絵巻・恋の滝口、桃太郎侍(明治座)
幡随院長兵衛、松平長七郎 黄金夢ぎやまん燈籠、忠臣蔵備忘録(新橋演舞場)
主な映画作品
悲しきヒットマン(東映、脚色)
彫る 棟方志功の世界 - ベルリン国際映画祭短編グランプリ
刊行された執筆作品
よーいドン - 日本放送出版協会
忠臣蔵・白虎隊(日本テレビ)- 放送脚本シリーズで他に、田原坂、五稜郭、勝海舟、源義経の計5冊が刊行
白虎隊(小島剛夕劇画、日本テレビ)- 小池書院で再刊
小説 田原坂(角川文庫)- 各・電子書籍で再刊
五稜郭(角川文庫)- 小説
テレビ出演作品
白虎隊(日本テレビ・ユニオン映画) - 西郷隆盛 役