新潟県は2009年度(平成21年度)から展望室の維持管理費を削減する代替策として、展望室に施設命名権を導入し、その権限を指定管理者に委ねる形で管理者側の減収分を補充する方針を示した。これを受けてホテル朱鷺メッセは同年9月に売却先の公募を実施し、その結果県内を中心に数社から応募があった。選考の結果10月9日、主力製品の「ばかうけ」を冠した名称案を示した栗山米菓が売却先に決定した。ホテル朱鷺メッセは選定理由を「ばかうけは既に知名度があり、親しみやすい」としている。契約条件は年間120万円、期間は2009年12月1日から2012年3月31日までの3箇年契約で、呼称は「Befcoばかうけ展望室」に決定した[5]。
その後、前述の3箇年契約が満了した2012年春以降についても両社は施設命名権契約を更新し、引き続きこの呼称を使用しているが、契約更新に関する詳細は公表されていない。
なお朱鷺メッセに内包される県有施設に関する規定は、県の「新潟コンベンションセンター等条例」に定められているが、展望室の名称は単に「展望室」とされている[6]。但し広報上ではどの施設に所在するかを明示するため、便宜上「展望室(朱鷺メッセ)」と表記する場合がある[7]。 新潟ラーメン村 ときめきラーメン万代島は、朱鷺メッセのコンベンションセンター側ロータリーと臨港道路を挟んだ向かい側に所在する、新潟県内のラーメン店が集積した屋台村形式の複合施設である。新潟万代島総合企画がテナントを募って運営にあたっている。 2004年4月29日[8]、万代島D駐車場に隣接する芝生広場を活用して、ラーメン店7店舗、アイスクリーム店1店舗の計8店舗でオープン。各店舗それぞれ特徴のあるメニューを提供しているが、店舗は年々減少し、2023年4月現在の出店数はラーメン店2店舗(中華 丸美(まるみ)、青島ラーメン司菜)となっている。 2020年には施設の一角に「ウォーク&ジョグポート万代島」がオープンした[9]。
ときめきラーメン万代島
ときめきラーメン万代島(2005年1月)
ウォーク&ジョグポート万代島(2021年9月)
周辺信濃川河口と万代島地区詳細は「万代島」を参照
柳都大橋
万代島地区再開発事業と一体的に整備された道路橋梁。2002年5月19日開通。
ピアBandai
西港区周辺の活性化の一環で、旧新潟魚市場跡地南側に2009年9月、「にぎわいマルシェ・ジャポン万代島」としてオープン。二次事業で設備・施設が拡充され、食料品専門店複合型の観光拠点施設として2010年10月22日、現名称でオープンした。
万代島多目的広場(屋内広場「大かま」・屋外広場)
佐渡汽船ターミナル
交通アクセス
公共交通
JR新潟駅から北へ約1.5 km
万代口バスターミナルから新潟交通佐渡汽船線「朱鷺メッセ・佐渡汽船・ピアBandai」行を利用し「朱鷺メッセ」下車
乗車時間約15分。「朱鷺メッセ」停留所は臨港道路万代島埠頭線沿い・コンベンションセンター側ロータリー横。
佐渡汽船の季節ダイヤに合わせてダイヤが設定されるため、一般の乗換案内や路線一覧には掲載されない。時刻表は ⇒朱鷺メッセ・佐渡汽船線(新潟交通)を参照。
※イベント開催時等は臨時増発する場合あり。また多客時には別途、新潟駅南口バスターミナル発着の臨時シャトルバスを運行する場合あり。