朱鷺メッセ
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万代島地区の北東側約3kmの地点には新潟空港が所在するが、同空港に設定された制限表面[2]は当該地域に達しておらず[3]、高さ140.5mの万代島ビルは航空法による建造物の高さ制限を受けていない。

また、国際天文学連合の「小惑星・彗星・流星2012」が2012年5月に行われている。
施設
新潟コンベンションセンター

新潟コンベンションセンター
Niigata Convention Center
施設入口(2021年9月)
施設情報
愛称朱鷺メッセ
TOKI MESSE
用途各種展示、集会、屋内スポーツ、会議
収容人数最大10,000人(国際展示場・展示ホール)
設計者槇総合計画事務所
施工福田東急・丸運特定共同企業体(国際展示場)、鹿島大成本間特定共同企業体(国際会議場)、大林・加賀田・第一特定共同企業体(アトリウム)
建築主新潟県
事業主体新潟県
管理運営新潟万代島総合企画(指定管理者
延床面積31,000 m2
7,800m2(国際展示場・展示ホール)
階数地上4階
着工2000年10月
竣工2002年12月
所在地950-0078
新潟県新潟市中央区万代島6番1号
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国際展示場・国際会議場と、万代島ビルとを繋ぐアトリウムによって構成される、地上4階建のコンベンション施設。施設は新潟県が所有し、新潟県・新潟市・新潟万代島ビルディング・ホテル朱鷺メッセと県内主要企業などが出資する第三セクターの新潟万代島総合企画が指定管理者として運営管理を行っている。

国際展示場の展示ホールは新潟県内のアリーナ型施設としては最も面積が広く、各種イベントやコンサートの会場としても活用されている。また、2004年から日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の新潟アルビレックスBBの試合も行われるようになり、2007年末にはbjリーグのオールスターゲームが開催された。

全13室の会議場・会議室から成る国際会議場のうち、メインホールと国際会議室には同時通訳ブースが常設されており、各種国際会議の開催にも対応している。

国際展示場

展示ホール(ウェーブマーケット)

一体利用:7,800m2(最大約10,000人収容)

分割利用:A=5,100m2(最大約6,000人収容)、B=2,700m2(最大約2,000人収容)、可動間仕切りにより分割可能


床面には電気、通信、ガス、給排水のピットが組み込まれており、各種ブースの設営が容易に行える。


国際会議場

メインホール(スノーホール)

面積:1,133m2(最大約1,000人収容)

同時通訳ブース設置


国際会議室(マリンホール)

面積:649m2(最大約540人収容)

同時通訳ブース設置


中会議室(3室)

小会議室(8室)


アトリウム

万代島ビル

万代島ビル
Niigata Bandaijima Building

施設情報
所在地新潟県新潟市中央区万代島5番1号
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度55分34.19秒 東経139度3分36.01秒 / 北緯37.9261639度 東経139.0600028度 / 37.9261639; 139.0600028座標: 北緯37度55分34.19秒 東経139度3分36.01秒 / 北緯37.9261639度 東経139.0600028度 / 37.9261639; 139.0600028
状態完成
建設期間2000年10月 - 2003年3月
用途事務所、ホテル、美術館、展望室
地上高
屋上140.5 m
各種諸元
階数地上31階・塔屋2階・地下1階
延床面積51,000
関連企業
設計KAJIMA DESIGN
施工万代島再開発事業民間施設新築工事共同企業体(鹿島・大成・福田・五洋・本間・東亜
所有者新潟県
新潟商工会議所
ホテル朱鷺メッセ
新潟万代島ビルディング
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オフィス、領事館、ホテル、美術館などが入居する民間の超高層ビル。地上31階建、高さ140.5mで甲信越地方では一番高いビル。

複合用途の区分所有建物で、新潟万代島ビルディング(以下「万代島ビル社」)と、ホテルフロア「ホテル日航新潟」を運営するホテル朱鷺メッセ(オープン前の商号は「新潟国際コンベンションホテル」)が共同建築主として建設し、建造物全体は万代島ビル社が所有且つ運営管理を行っている。一部フロアは万代島ビル社が整備・分譲した上で所有権が移動しており、31階の展望室、5階の美術館と、オフィスフロアのうち中小企業向けの起業化支援などを行う県の外郭法人「にいがた産業創造機構」が入居する11階は新潟県が、ホテル日航新潟はホテル朱鷺メッセが、新潟商工会議所が入居する7階は同会議所がそれぞれ所有権を有し、以上3法人と万代島ビル社の計4法人によって組織される「万代島ビル管理組合」が万代島ビル社に建造物管理を委託する運営方式が取られている。

31階の展望室は地上125mに位置しており、新潟市中心部や信濃川、柳都大橋萬代橋、新潟西港などを眼下に望み、遠くは佐渡島粟島弥彦山なども眺望できる。また夜間には日本海に浮かぶ漁火も眺望できるなど新潟市近郊の明暗に富んだ夜景を楽しめることから、2004年8月には新日本三大夜景・夜景100選に、2011年8月には日本夜景遺産に、それぞれ選定されている。

なお新潟市は2011年(平成23年)9月5日、ホテル朱鷺メッセと「津波時における津波避難ビルとしての使用に関する協定」を締結し、大津波警報津波警報の発令時における避難施設に指定した。これは同年3月11日東日本大震災を受けた施策の一環で、万代島地区は津波による浸水被害が想定される区域に該当する。朱鷺メッセの避難場所は2階のエスプラナードと、万代島ビルのうちホテル日航新潟の3・4階が指定されており、1560人の避難者の受け入れを想定している[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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