末日聖徒イエス・キリスト教会
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このため、多くのインディアン部族が末日聖徒イエス・キリスト教会を「子供泥棒」 (Child Stealers) と呼んでおり、アメリカインディアン運動 (AIM) は教会に対して損害賠償訴訟を起こしている[29]。」

また、末日聖徒イエス・キリスト教会は、地元のネイティブアメリカン部族と提携し、あとからやってくる白人の幌馬車隊を襲撃してユタへの侵入を妨害したとされている[30]
組織
中央

大管長 - 生ける預言者であり直接神と会って話もできる地上で唯一の人間とされている。十二使徒定員会
(英語版)の先任者(先任使徒)が聖任される。
詳細は「末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長一覧(英語版) 」を参照

大管長会顧問(2名) - 大管長を補佐。大管長の就任時に、十二使徒定員会会員より指名される。

十二使徒定員会 - 預言者。終身制。教会の基本的な方針は、大管長会、十二使徒定員会の計15名により決定される。

七十人第一定員会 - 定年制70歳。大管長会、十二使徒定員会の方針を遂行。

七十人第二定員会 - 任期制。

管理ビショップリック

伝道部 - 教区(ステーク)とは別に、伝道の地域として伝道部が設けられている。3年任期専任の伝道部会長、地域の教会員から任命される伝道部会長会顧問をトップとして、宣教師(主に男性の場合2年、女性の場合1年半の任期)の管理、監督を行う。

地域

地域会長会 - 中央幹部七十人、または地域幹部七十人により構成。

ステーク(地方部)- ステーク会長(地方部長)および2名の顧問(副地方部長)により構成された地元の指導者により管理運営される。

ワード(支部)- ビショップ(支部会長)および2名の顧問(副支部長)により構成された地元の指導者により管理運営される。
日本東京神殿
事務管理

地域管理本部 (PBO) - 国またはエリア毎に設置。会員記録、教会所有不動産、礼拝施設、財政などの事務管理等を行う。日本は、
東京都港区南麻布に置かれている。

2006年9月5日の地域会長会の書簡により大管長会および十二使徒定員会の正式な承認の元、役職の名称が一部変更になった。

副会長、副監督、副支部長のそれぞれの名称を「顧問」とすることが承認され、また、監督の名称を「ビショップ」、伝道部長を「伝道部会長」と名称変更がされた。第1副監督としたものを第1顧問、第2副監督としたものを第2顧問と呼んでいる。
活動

末日聖徒の多くの家庭は、幼少期から神と人に仕えるだけの宣教活動へ貯金している。世界には約400か所の伝道部があり、日本には東京(東京都区部関東地方新潟県)、東京南(東京都多摩地域神奈川県山梨県)、福岡(九州地方)、札幌(北海道地方)、仙台東北地方)、名古屋中部地方)、神戸近畿地方四国地方中国地方)の7つがある。専任宣教師となるためには、若い男性であれば18歳以上で2年間、女性では19歳以上で1年半とされており、原則として実費である。多くの宣教師は、大学を休学したり、高校卒業後に資金をためるためにアルバイトや仕事をするものが多い。宣教師は自分で任地を指定できないが、日本には英語圏からの宣教師が多いことから、奉仕活動として、無料英会話教室が実施されている。
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主に: 例と出典 (2016年12月)

教義的には人は亡くなると、霊と朽ちるべき体に別れ、霊だけが生きて霊界へ行き、残された遺体は意味をなさなくなる。従って葬儀については規定はなく故人の自由である。キリスト教式、式、神道式など合法的であればどれで行っても、特に罪に定められるということはなく、磔刑後のキリストは当時のイスラエル式で葬儀されたと信じている。しかしながら、習慣的には(十字架を使わない)キリスト教式が一般的である。
装束
白いガーメントと呼ばれる専用の衣装があり、自宅で亡くなった場合は着用させ、病院で亡くなった場合は病院指定の装束をさせ、入棺時にガーメントを上に添えるのが一般的である。
斎場
特に規定はなく、一般の斎場、自宅、教会堂(無償)のどれでも良い。(ただし、通夜のできる教会堂は少なく、葬式のみ開放されている)
通夜
西洋的には通夜という概念はない。ただし日本の場合は親族が集まって来るので、喪主は故人と夜を過ごし、通夜をして故人を偲ぶことが多い。ビショップ、支部長は友人として訪問し、特別な儀式などは行われない。
葬式
ビショップまたは支部長により讃美歌、聖書朗読、祈祷、故人略歴(喪主)、弔辞、説教、献花が行われる。教会外の参列者は祈りの時は黙祷し、賛美歌は黙読でも構わないが、できるなら歌う方が良い。焼香の代わりに白い花(ユリなど)で献花が行われる、(米国では献花式などで棺を開く習慣はなく礼拝堂の中で棺を開くことはない。日本の習慣として出棺時に最期のお別れとして棺の中に花を手向ける流れとなっている。米国式では葬式前に棺に花を入れてある。日本式か米国式かは喪主が決める。)
火葬
日本の場合土葬はしない。火葬前に、祈りが行われる。

49日の概念はなく、一段落したら遺骨を墓に納める。墓は規定はなく、多くは実家の墓などに共に入れてもらう。ビショップ、支部長もしくは神権者の祈りを伴う。
その他
香典は献花料が一番ふさわしいが御霊前でもかまわない。祭壇には花だけが飾られるので供物は持っていかないほうがよい。参列者が故人を拝むことはあまり良くないとされ、遺族を困らせることになるので注意が必要である。
災害支援団体(モルモンヘルピングハンズについて)

末日聖徒イエス・キリスト教会は、教会員の寄付(断食献金)の一部を人道的援助の運用にあてている。


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