2012年に第6回声優アワードにて助演男優賞を受賞する[12]。
フジテレビの深夜アニメ放送枠「ノイタミナ」作品の主演を数多く務める[13]。『東のエデン』の滝沢朗役、『坂道のアポロン』の西見薫役、『ROBOTICS;NOTES』の八汐海翔役、『銀の匙 Silver Spoon』の八軒勇吾役などがある。多く起用される理由についてノイタミナのプロデューサー森彬俊は、個人的な意見とした上で、木村の声の魅力に「共感性」があるとしている[13]。どんなキャラクターでも木村が演じることによって「視聴者から見て手の届かないキャラクターにならずに、どこか共感できる人物になっている」という[13]。 母親は、アナウンサー志望だったこともあり、フリーで司会をするほど人前で話すことが好きで、その影響もあってか劇団への入団を勧められた[6]。また小学校高学年まで母親の妹の叔母2人が同居しており、女性の多い家庭で育つ[6][14]。女性3人も寄るとことわざにある通り「それはもうかしましい」環境であったと言い[6]、会話がオーバーアクションで彼女たちとコミュニケーションをとるには自らもリアクションを取るようになり、それが「自然にお芝居に繋がってきているのかもしれない」という[14]。 父親は、劇団ひまわり入団について反対も賛成もしなかったが、中学生の時に役者をやめたいと伝えると「10年やってきたことは全部なくなっちゃうけどいい?」と言われて、本気で辞めたいとは考えてなかったことに気づき、冷静になれるアドバイスをもらったことに感謝しているという[14]。 テレビアニメ『神様ドォルズ』では、主人公とヒロインのオーディションしかなかったが、原作漫画を読んでどうしても阿幾役がやりたいと、セリフをテープに吹き込んで送って阿幾役を得た[15]。映画『センコロール』では主人公のオーディションに呼ばれていたが、台本を読んでシュウ役がやりたくなり、現場でシュウ役のオーディションについて直談判した[15]。演じる役に対して貪欲だという[15]。 声優の石川界人は、すごいと思う役者の1人に木村を挙げ、「人を引き付ける力がすごい」「面倒見の良さも尋常じゃない」と人柄を評している[16]。 太字はメインキャラクター。
人物
家庭環境
性格
出演
テレビアニメ
1997年
逮捕しちゃうぞ(俊二)
2000年
メダロット(ベルモット)
2002年
満月をさがして(桜井英知)
2005年
シュガシュガルーン(ウー)
プレイボール(松下)
2007年
おおきく振りかぶって(2007年 - 2010年、西広辰太郎) - 2シリーズ[一覧 1]
結界師(影宮閃)
2008年
シゴフミ(千川大輝)
夏目友人帳(2008年 - 2017年、西村悟[17]) - 6シリーズ[一覧 2]
ネオ アンジェリーク Abyss(ロシュ) - 2シリーズ[一覧 3]
2009年
東のエデン(滝沢朗)
2010年
Angel Beats!(日向秀樹)
STAR DRIVER 輝きのタクト(2010年 - 2011年、リョウ・ギンタ / キャメルスター)
HEROMAN(サイモン・カナイ)
遊☆戯☆王5D's(ブレイブ)
2011年
UN-GO(三原保太郎)
神様ドォルズ(枸雅阿幾)
君と僕。(2011年 - 2012年、浅羽祐希) - 2シリーズ[一覧 4]
クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!(スワロー)
GOSICK -ゴシック-(アルベール)
C(角田)
花咲くいろは(日渡洋輔)
僕は友達が少ない(2011年 - 2013年、羽瀬川小鷹[18]) - 2シリーズ[一覧 5]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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