木村良平
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2009年出演の『東のエデン』の滝沢朗でテレビアニメの初主演を務め[5]、知名度を上げる[10]。滝沢朗役を演じたことで、「等身大のキャラクターを演じる素地ができた」としている[10]
評価

2012年に第6回声優アワードにて助演男優賞を受賞する[12]

フジテレビの深夜アニメ放送枠「ノイタミナ」作品の主演を数多く務める[13]。『東のエデン』の滝沢朗役、『坂道のアポロン』の西見薫役、『ROBOTICS;NOTES』の八汐海翔役、『銀の匙 Silver Spoon』の八軒勇吾役などがある。多く起用される理由についてノイタミナのプロデューサー森彬俊は、個人的な意見とした上で、木村の声の魅力に「共感性」があるとしている[13]。どんなキャラクターでも木村が演じることによって「視聴者から見て手の届かないキャラクターにならずに、どこか共感できる人物になっている」という[13]
人物
家庭環境

母親は、アナウンサー志望だったこともあり、フリーで司会をするほど人前で話すことが好きで、その影響もあってか劇団への入団を勧められた[6]。また小学校高学年まで母親の妹の叔母2人が同居しており、女性の多い家庭で育つ[6][14]。女性3人も寄るとことわざにある通り「それはもうかしましい」環境であったと言い[6]、会話がオーバーアクションで彼女たちとコミュニケーションをとるには自らもリアクションを取るようになり、それが「自然にお芝居に繋がってきているのかもしれない」という[14]

父親は、劇団ひまわり入団について反対も賛成もしなかったが、中学生の時に役者をやめたいと伝えると「10年やってきたことは全部なくなっちゃうけどいい?」と言われて、本気で辞めたいとは考えてなかったことに気づき、冷静になれるアドバイスをもらったことに感謝しているという[14]
性格

テレビアニメ『神様ドォルズ』では、主人公とヒロインのオーディションしかなかったが、原作漫画を読んでどうしても阿幾役がやりたいと、セリフをテープに吹き込んで送って阿幾役を得た[15]。映画『センコロール』では主人公のオーディションに呼ばれていたが、台本を読んでシュウ役がやりたくなり、現場でシュウ役のオーディションについて直談判した[15]。演じる役に対して貪欲だという[15]

声優の石川界人は、すごいと思う役者の1人に木村を挙げ、「人を引き付ける力がすごい」「面倒見の良さも尋常じゃない」と人柄を評している[16]
出演

太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
1997年


逮捕しちゃうぞ(俊二)

2000年


メダロット(ベルモット)

2002年


満月をさがして(桜井英知)

2005年


シュガシュガルーン(ウー)

プレイボール(松下)

2007年


おおきく振りかぶって(2007年 - 2010年、西広辰太郎) - 2シリーズ[一覧 1]

結界師(影宮閃)

2008年


シゴフミ(千川大輝)

夏目友人帳(2008年 - 2017年、西村悟[17]) - 6シリーズ[一覧 2]

ネオ アンジェリーク Abyss(ロシュ) - 2シリーズ[一覧 3]

2009年


東のエデン(滝沢朗)

2010年


Angel Beats!(日向秀樹)

STAR DRIVER 輝きのタクト(2010年 - 2011年、リョウ・ギンタ / キャメルスター)

HEROMAN(サイモン・カナイ)

遊☆戯☆王5D's(ブレイブ)

2011年


UN-GO(三原保太郎)

神様ドォルズ(枸雅阿幾)

君と僕。(2011年 - 2012年、浅羽祐希) - 2シリーズ[一覧 4]

クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!(スワロー)

GOSICK -ゴシック-(アルベール)

C(角田)

花咲くいろは(日渡洋輔)

僕は友達が少ない(2011年 - 2013年、羽瀬川小鷹[18]) - 2シリーズ[一覧 5]


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