木村政彦
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

^ 牛島は木村に馬乗りになり「もっと強くなれ」と泣きながら鉄拳を振り下ろし、木村が亀になると絞め技で落としたという。
^ 当時、高専柔道の寝技のレベルは非常に高かったとされる。後の木村の寝技の強さは、この高専柔道で磨かれた。
^ 個人戦では、決勝戦で松本安市と九州同士の顔合わせとなり、松本の流血により痛み分け(無勝負)となった。
^ 大会は太平洋戦争の影響で戦中と戦後の数年間中止されている
^ この1949年の全日本選手権では他の選手たちは猛稽古を重ねて打倒木村を目指していたが、木村の方は家族を食わせるために闇屋などをやり、練習不足中での優勝だった。
^ 上半身裸の写真にも逞しい肉体が確認できる。
^ のちにこのようなトレーニング方法はオーバーワークとして否定されている。
^ ベンチプレスは250 kgに達し、スナッチでもオリンピックの重量挙げ代表より重い重量を扱えたとさえされる。
^ その強烈さに、食らえば相手が畳に後頭部を打って必ず失神したという。
^ リングサイドで木村を見守る牛島の姿も確認されている。
^ 晩年、木村はNHK福岡の取材に応じて「最初の試合は引き分けで、次回からは順番で勝敗を決めるという話だった。」と証言している。
^ この試合が行われた1950年代当時の日本では、暴対法のような暴力団に毅然とした態度で臨むような法整備も不十分であった。また太平洋戦争終結からまだ10年しか経過していないため、戦後の混乱に乗じた暴力団が表社会で堂々と影響力を行使できた世相でもあった。
^ 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』は、朝日新聞や日本経済新聞、読売新聞、週刊文春や週刊新潮などが書評で取り上げた。
^ ただし、拓大学務課や学友会によれば大山が拓大に在籍していた形跡はないという(大山倍達正伝 新潮社 2006年 p.116)
^ ただし、この発言が梶原の創作か大山の発言かは不明。

出典[脚注の使い方]^ a b c d e f g h i j k l 増田俊也木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか新潮社
^ 皇紀2600年記念奉祝天覧武道大会における木村政彦七段について
^KARATE』1987年12月号塩田剛三との対談
^ 増田俊也木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか新潮社、日本(原著2011年9月30日)。 
^ 近藤隆夫『グレイシー一族の真実 すべては敬愛する工リオのために』文庫版あとがき
^ “ ⇒グレイシー博物館”. グレイシー柔術アカデミー. 2015年8月5日閲覧。
^ a b c “Masahiko Kimura”. Wrestlingdata.com. 2023年8月15日閲覧。
^ a b c d e 『THE WRESTLER BEST 1000』P320(1996年、日本スポーツ出版社
^ 報知新聞12月23日付、スポニチ12月23日付には力道山が突如木村の胴へ右足裏での飛び蹴りを浴びせた旨が記されている。
^ 猪瀬直樹『禁忌の領域・ニュースの考古学2』(文藝春秋)
^ a b 増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」『ゴング格闘技』 2008年11月号
^ 梶原一騎空手バカ一代』7巻、講談社

参考文献

木村政彦『わが柔道』
ベースボール・マガジン社、1985年1月。ISBN 4583024576

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社) - 木村政彦の伝記。2012年4月、第43回大宅壮一賞を受賞

関連項目

柔道家一覧

国際プロレス団

外部リンク

君は木村政彦を知っているか
- 60分を超える長編テレビドキュメント(2000年放送)。木村の栄光の前半生と力道山戦後の人生を追った作品。牛島辰熊、大山倍達、力道山、ヒクソン、エリオ、ホイス、船木誠勝らが出てくる。証言者として遠藤幸吉や真樹日佐夫らも登場。



木村政彦 - JudoInside.com のプロフィール(英語)










日本柔道選士権大会 専門壮年前期優勝者


第1回 古沢勘兵衛

第2回 牛島辰熊

第3回 牛島辰熊

第4回 田中末吉

第5回 飯山栄作

第6回 優勝預り

第7回 木村政彦

第8回 木村政彦

第9回 木村政彦

第10回 広瀬巌

 第9・10回は年齢別制廃止










全日本柔道選手権大会優勝者
1940年代

1948 松本安市

1949 木村政彦, 石川隆彦

1950年代

1950 石川隆彦

1951 醍醐敏郎

1952 吉松義彦

1953 吉松義彦

1954 醍醐敏郎

1955 吉松義彦

1956 (中止)

1957 夏井昇吉

1958 曽根康治

1959 猪熊功

1960年代

1960 神永昭夫

1961 神永昭夫

1962 竹内善徳

1963 猪熊功

1964 神永昭夫

1965 坂口征二

1966 松永満雄


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:61 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef