『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、高崎映画祭で最優秀主演女優賞を受賞する[3]。2010年の日本アカデミー賞の司会を関根勤と共に務めた。
2010年、CNNの「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人」の一人に選ばれた[14]。
2017年10月5日放送開始の『ブラックリベンジ』は民放の連続ドラマでの初主演[15]。 父は液化天然ガスの備蓄設備の建設の仕事をしていた会社員で、20代にして建国間もないシンガポール駐在の初代所長として赴任していた[16]。父は49歳にして逝去[17]。 夫は砲丸投げ経験者で、木村の出演するCMの担当社員だったことで知り合う[18]。 特技はバレエ[1]、日本舞踊(師範)[1]。野菜ソムリエの資格ももつ[19]。 1999年のドラマ『リング?最終章?』と『らせん』での山村貞子役で注目され、以降『救命病棟24時』の山城紗江子役や『白い巨塔』での林田加奈子役、『カレ、夫、男友達』『ゼロの焦点』などに出演[20]。演じた役柄から「薄幸女性がよく似合う」「日本一不幸役が板につく女優[9]」などと称され、他の同世代女優とは異なる唯一無二のポジションを確立する[20]。しかし木村本人はこれについて、「毎回苦しい」という思いも打ち明けている[21]。 30歳の時[22]、連続ドラマが何本も重なる多忙な中、4日間の断食プログラムに参加[23]。終了後、病院から「硬いものと油もの(ピーナッツ)等は当面控えてください。」と言われたのにもかかわらず[22]、回復食としてピーナッツを選び、お腹が破裂しそうなほど膨らんでしまう[23]。救急車で救命に運ばれたが、たまたま対応した医師が『救命病棟24時』の監修者本人で、「山城紗江子(ドラマの役名)」の名で言われて[22]ドラマのスタッフの耳に伝わり、恥ずかしい思いをしたというエピソードがある[23]。 太字は主演。
人物
出演
テレビドラマ
NHK
大河ドラマ(NHK)
北条時宗(2001年) - 享子(北条実時の正室)役
新選組!(2004年) - お富(ヒュースケンの恋人)役
功名が辻(2006年) - とも(千代の母)役
平清盛(2012年) - 仏御前 役
どうする家康(2023年) - 鍋 役[24]
連続テレビ小説(NHK)
純情きらり(2006年) - 若山百合子 役
とと姉ちゃん(2016年) - 小橋君子 役[25]
怪奇大作戦 セカンドファイル 第3話(2007年4月16日、NHK-BShi) - 黒崎楓 役
上海タイフーン(2008年9月 - 10月、NHK) - 野村美鈴 役
チェイス?国税査察官?(2010年4月 - 5月、NHK) - 春馬雪恵 役
カレ、夫、男友達(2011年11月 - 12月、NHK) - 犬山麻子 役
ストロベリーナイト 第7・8話「悪しき実」(2012年2月21日・28日) - 春川美津代 役
恋愛検定 第4話(2012年6月24日、NHK BSプレミアム) - 沢田ゆかり 役
償い(2012年11月 - 12月、NHK BSプレミアム) - 長沢美和子 役