木の実ナナ
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1977年頃、西田敏行武田鉄矢と共に、バラエティー番組『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』に出演し、コントを披露する。また、1982年の五木ひろしとのデュエット曲「居酒屋」は大ヒットを記録した。

2015年、舞台『南阿佐ヶ谷の母』の沖縄公演終了後の10月24日に左大腿骨を骨折する。11月3日からの紀伊國屋ホールの公演では、演出を変更して車いすで出演した[9][10]
人物

墨田区立寺島中学校卒業、
城西高等学校中退。

出身地付近は鳩の街と呼ばれた歓楽街だった。幼少期は、彫りの深い独特の顔立ちから混血児に間違えられ、いじめられた経験がある。

読売新聞1978年9月3日付のインタビューでは「好きな男性のタイプは高倉健さん(木の実は年上でも年下でも相手をさんづけで呼ぶ[3])。あと最近出演した『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』の山田洋次監督さんも理想の人物。もし山田さんが離婚したら、『結婚して!』と胸にすがりつくかも」と物騒なことを言っていた[3]。将来の目標は「杉村春子さん、水谷八重子さん、尾上松緑さん、長谷川一夫さん、越路吹雪さんを、ミキサーに入れて出てきたのが私でありたいの。杉村さんは普段はとてもやさしくて、文学座のボスという感じがしないの。でも、私がその年になったら、今の杉村さんより芸で上でなければいけないと考えるの。すると勉強が足りない……。そう考えると夢があって楽しいわ」などと話していた[3]

万引きGメン・二階堂雪』で共演していたあき竹城とは仲が良い(2人で旅行に行くほどで、脚本家に「もっとあきちゃんとの場を増やして」とお願いしたこともある)。また、角替和枝とも親交があった。

1992年頃、更年期うつ病を発症した。現在は医師の治療と周囲のサポートにより、回復している。2000年にはシオノギ製薬の新聞広告で「私は、バリバリの「鬱」です」というキャッチコピーを擁した広告に登場したことがある[11]

趣味はスキューバダイビング

芸能界有数のディズニーグッズマニアであり、楽屋や部屋はディズニーグッズで埋め尽くされている。2002年2月12日に『笑っていいとも!』のコーナー「テレフォンショッキング」に出演した際、花束と一緒に1つミッキーのぬいぐるみが置かれていたが、その時「あ?! 可愛い?!!」と大興奮し、司会のタモリを驚かせたことがある。

実妹も1970年代に木の実まこ[注釈 2]という芸名で歌手デビューし、1枚のシングルレコードを残している。1980年代になってライオンの生理用品のCMで共演している。

TBSラジオのヘビーリスナーである。

混浴露天風呂連続殺人」シリーズで共演した古谷一行が2022年8月23日に亡くなり、訃報が同年9月2日に発表されたときは、ショックを受け泣き崩れたという。後に、NEWSポストセブンで最後の手紙としてしたためた。

あぶない刑事」シリーズでは松村優子役でレギュラー出演し、1986年放送開始のテレビ1作目から2016年公開の映画「さらば、あぶない刑事」まで出演していたが、2024年5月に公開される映画「帰ってきた、あぶない刑事」には出演せず、本人曰く「前作で卒業という形になってます。いい形でおわれました。」と語っている。

受賞

1974年、
ゴールデン・アロー賞演劇新人賞「ショーガール」[12]

1974年、芸術選奨文部大臣新人賞「ショーガール」[12]

1975年、菊田一夫演劇賞新人賞[12]

1976年、紀伊国屋演劇賞(第11回)「雨」[12]

1984年、松尾芸能賞(演劇優秀賞)[12]

1988年、ゴールデン・アロー賞演劇賞・大賞「ショーガール」※細川俊之と連名[12]

1992年、放送文化基金賞演技賞(第18回)「女相撲」[13]

2001年、読売演劇大賞(選考委員特別賞,第8回)「ロス・タラントス」[12]

2001年、ベストジュエリードレッサー賞[13]

2003年、浅草芸能大賞(奨励賞,第19回)[12]

出演
テレビドラマ

ザ・ガードマンTBS

第86話「悪者たちは死んだ」(1966年)

第94話「美しいスパイたち」(1967年)


レモンのような女 第3話「燕がえしのサヨコ」(1967年、TBS)

キイハンター (TBS / 東映

第152話「おー新婚!ハレンチ追跡旅行」(1971年)

第228話「女忍者対ギャング変身大作戦!」(1972年) - 茜 役


バーディ大作戦 第1話「連続ピストル強盗団」(1974年、TBS)

北斗の人 第5話「師範代の日々」(1974年、関西テレビ) - お蘭 役

風と雲と虹と(1976年、NHK

大都会 闘いの日々 第25話「アバンチュール」(1976年、日本テレビ / 石原プロ) - アキコ 役

港町純情シネマ(1980年、TBS) - 野村政子 役

連続テレビ小説(NHK)

本日も晴天なり(1981年 - 1982年) - 金太郎(池田鞠子) 役

走らんか!(1995年 - 1996年) - 前田邦子 役

(2008年) - 高木マリ 役


土曜ドラマ(NHK)

君はまだ歌っているか(1981年) - 高木亜沙子 役

五右衛門(1993年)


関ヶ原(1981年、TBS) - 出雲阿国

淋しいのはお前だけじゃない(1982年、TBS) - 由良常子 役

土曜ワイド劇場朝日放送

混浴露天風呂連続殺人」シリーズ(1982年 - 2007年) - 山口かおり 役

天才刑事・野呂盆六4」(2009年7月18日) - 氷見川霙 役

遠山の金さんテレビ朝日 / 東映)

第1シリーズ 第39話「女賞金稼ぎ! 鬼薊のおりん」(1983年) - おりん 役

第1シリーズ 第104話「女賞金稼ぎ! 緋ぼたんおりんII」(1984年) - おりん 役


大奥 第17話「女の情に蛇が棲む」(1983年、関西テレビ) - おせん 役

ザ・サスペンス一億人を敵にした男 復讐するは我にあり」(1984年、TBS)

オレゴンから愛(1984年、フジテレビ) - 宮内恭子 役


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