朝鮮労働党委員長
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2016年5月6日に開催された朝鮮労働党第7次大会でそれまでの第一書記に代わり、創設された[1][2]2021年1月10日に廃止され、総書記職が復活した。
概要

2016年5月6日平壌で開催された朝鮮労働党第7次大会で党規約を改訂し、「党を領導する最高指導者の職名を朝鮮労働党委員長とし、第一書記の役割を継承する」[3]ことを決定した。
歴史

1966年の朝鮮労働党第2回代表者会まで朝鮮労働党の最高指導者は中央委員会委員長と規定され、金日成が就いていた。しかし、日成により職責が改組されると中央委員会総書記が代わって新設された。そして、日成から金正日へ最高指導者の権力の移譲が行われたのである。

その後、金正日の死後から金正恩へ最高指導者の権力の移譲が行われると、正恩は同党第一書記へ就任した[4][5]

2016年5月に開催された朝鮮労働党第7次大会で党規約の改定と党機構の改編が行われた。党第一書記の職責は廃止され、新たに党の最高指導者の職責として委員長が設置された。朝鮮労働党第7次大会の最終日である5月9日、正恩は同党委員長に就任した[6]。ただし「委員長」とあるものの、日成と同じ「中央委員会委員長」ではないほか、同党の「中央軍事委員会委員長」や、国家の最高職責である「国務委員長」(いずれも正恩が就任)とは異なる点に注意を要する。
歴代最高指導者

nw導者就任日退任日
中央委員会委員長(1946?1966)
1
金?奉
(1889?1958?)1946年8月28日1949年6月30日
2金日成
(1912?1994)1949年6月30日1966年10月11日
中央委員会総書記(1966?2011)
1金日成
(1912?1994)1966年10月11日1994年7月8日
-空席1994年7月8日1997年10月8日
2金正日
(1941?2011)1997年10月8日2011年12月17日
-空席2011年12月17日2012年4月11日
第一書記(2012?2016)
1金正恩
(1984?)2012年4月11日2016年5月9日
朝鮮労働党委員長(2016?2021)
1金正恩
(1984?)2016年5月9日2021年1月10日
党総書記(2021?)
1金正恩
(1984?)2021年1月10日現職

脚注[脚注の使い方]^朝???党中央政治局决定召?党第七次代表大会 2015-10-30??新?
^朝???党将于明年?行第七次全国代表大会 2015-10-30 新?网
^北朝鮮、労働党第7回大会が閉幕…金正恩氏が閉会の辞 デイリーNK 2016-05-10
^朝鮮労働党第4回代表者会議が行われる ネナラ‐2012年4月12日付
^金正恩氏、第1書記に金正日氏は永遠の総書記 時事通信‐2012年4月11日付
^ 金正恩氏が党委員長に就任 核武力強化の決定書採択し閉幕 政治局常務委員に崔氏ら選出 産経新聞

関連項目

朝鮮民主主義人民共和国関係記事の一覧

朝鮮民主主義人民共和国の政治

朝鮮労働党中央委員会総書記

朝鮮民主主義人民共和国国務委員会

朝鮮労働党中央委員会

朝鮮労働党中央軍事委員会

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会

朝鮮労働党










金正恩
朝鮮民主主義人民共和国の最高指導者
役職

朝鮮労働党第一書記(2012 - 2016)


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